Win10チューニング,WindowsUpdate

これまで、Windows10に大型アップデートを適用すると各種設定が初期化されてきました。

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2019年5月22日に公開された『v1903 May 2019 Update』ではこの問題は解決しているでしょうか。答えはNoです。いつものごとく自分の環境で軽く調べたところ、下記の初期化を確認しました。

  • 一部のレジストリが初期化されている。
    メニューの表示速度を変更する『HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\MenuShowDelay』の設定を『0』にしていたのがデフォルトの『400』に戻されているのを確認。
  • レジストリに追加した『NtfsDisableLfsUpgrade』が消されているのを確認。
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  • 削除や無効化したタスクスケジューラの中身が再び初期設定の有効になっている。『Application Experience』、『Autochk』、『Customer Experience Improvement Program』、『Diagnosis』、『DiskDiagnostic』などの有効化を確認。
  • 無効化したサービスが再び初期設定の有効になっている。『Workstation』、『Windows Search』などの有効化を確認。

Windows10が発売されてからそろそろ4年になろうとしていますが、未だにこの初期化問題は改善されていません。これからアップデートをされる方で、初期化されたら困る変更箇所は、元に戻せるよう必ずメモしておきましょう。

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Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows10 v1903 May 2019 Updateの提供を開始しました。試してみたい方は下記の直リンクからISOファイルをどうぞ。

Windows10 64bit用 v1903 May 2019 Update
https://software-download.microsoft.com/db/Win10_1903_V1_Japanese_x64.iso?t=4e668b33-b37b-409f-8bf8-9fcc2d52925b&e=1558550949&h=8913197b5cae15217a2124a30830e44f

Windows10 32bit用 v1903 May 2019 Update
https://software-download.microsoft.com/db/Win10_1903_V1_Japanese_x32.iso?t=4e668b33-b37b-409f-8bf8-9fcc2d52925b&e=1558550949&h=f0054e4f37c175e53bee372c0d6a8710

この直リンクは2019年5月23日AM03:49まで有効です。

それ以降はMS公式ページからどうぞ。Windowsからアクセスすると直接ISOのダウンロードはできず、Media Creation Toolのダウンロードを案内されますが、ブラウザのユーザーエージェントをMAC等にすれば直接ISOのダウンロードができます。

MACのユーザーエージェント
Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_12_6) AppleWebKit/604.1.38 (KHTML. like Gecko) Version/11.0 Safari/604.1.38

以下、大型アップデート時の注意点になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年5月15日にWindows10 v1809に配信されたKB4494441に、環境によっては2回インストールされるという既知の不具合が追加されました。

しかしながら、Microsoftによると、更新プログラムの適用には環境によって複数回のダウンロードおよび再起動が必要になることもあり、インストール自体は正常に行われるため、特に何もする必要はないとのこと。悪影響はないようで一安心です。

ユーザーからすれば更新履歴に『(2)』と書かれていれば 「何か問題があったのか」 と気になってしまうところです。Microsoftは更新履歴を正しく反映するよう(詳細は書かれていないものの、おそらく『(2)』と表示されないよう)改善作業を進めているとのことです。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年5月4日に配信されたWindows10 v1809用更新プログラムKB4495667に新たな既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、この更新プログラムを適用後、 ExcelでMS UI GothicまたはMS PGothicフォントを使用しているとレイアウトが崩れる場合があるとのこと。

対処方法としては、別のフォントを使用するか、KB4495667をアンインストールすることでこの不具合を回避できます。アンインストールした場合は再び入ってこないようにKB4495667を非表示にしておきましょう。非表示入りにはMicrosoft公式ツールの『wushowhide.diagcab』でもできますが、サードパーティ製の『Windows Update MiniTool』の方が直感的にわかりやすく高機能で便利です。

Microsoftは修正に取り組んでおり、5月中旬に解決策を提供予定とのことです。

< Update 1:修正 [2019/5/15更新]
2019年5月15日に配信されたKB4494441にて修正されました。KB4494441(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Windows

Adobe Flash Player

Flashのアップデートが来ました。例によりいつもの脆弱性やバグの修正でしょう。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

<Adobe Flash Player 32.0.0.192>
Firefox向け
http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player.exe

Internet Explorer向け
http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ax.exe

Opera / Chromium向け
http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ppapi.exe

<Flashアンインストーラ>
http://fpdownload.adobe.com/pub/flashplayer/current/support/uninstall_flash_player.exe
(通常、上書きインストールで問題ありません。何らかの問題が生じた場合↑これを使ってアンインストール後にインストールすれば上手くいく場合があります。その他、残るゴミの削除など詳しくはこちらをご覧くださいませ)

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【Win】 Internet Explorer環境でFlashを自動実行させず手動実行にする方法

Windows,WindowsUpdate

2019年4月26日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年4月17日(水)が配信予定日ですが、9日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度と遅刻しており、もはや間に合わせる気なんて皆無の様相を見せています。

< Update 1: 既知の不具合追加 > [2019/5/14更新]
Win7 / 8.1両方のロールアッププレビューに新たな既知の不具合が追加されました。この更新プログラムを適用後、ExcelでMS UI GothicまたはMS PGothicフォントを使用しているとレイアウトが崩れる場合があるとのことです。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
Win7/8.1用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』にEcvelでレイアウトが崩れる不具合を加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年3月13日以降にWindowsUpdateに配信されたWindows10用更新プログラムを適用後、Internet Explorerからリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない不具合が発生していました。

2019年5月4日にv1809に配信されたKB4495667で、全てOSバージョンで修正されました。下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Win10
バージョン
不具合発生KB修正KB不具合内容
v1809
(修正済)
KB4501835
(2019年5月1日公開)
KB4493509
(2019年4月10日公開)
KB4490481
(2019年4月3日公開)
KB4489899
(2019年3月13日公開)
KB4495667
(2019年5月4日公開)

【不具合概要】
これらの更新プログラムをインストール後、Internet Explorerからリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない場合があります。


【回避策】
リンクを右クリックをして新しいウィンドウ、またはタブで開くことでこの不具合を回避(アプリケーションを起動)できます。

または、Internet Explorerでローカルイントラネットおよび信頼済みサイトに対して保護モードを有効にします。

1. [ツール] → [インターネット オプション] → [セキュリティ]の順に選択します。
2. [セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください]設定内で[ローカル イントラネット]を選択し、[保護モードを有効にする]を選択します。
3. [信頼済みサイト]を選択し、[保護モードを有効にする]を選択します。
4. [OK]を選択してブラウザを再起動します。
v1803
(修正済)
KB4493464
(2019年4月10日公開)
KB4489894
(2019年3月20日公開)
KB4489868
(2019年3月13日公開)
KB4493437
(2019年4月26日公開)
v1709
(修正済)
KB4493441
(2019年4月10日公開)
KB4489890
(2019年3月20日公開)
KB4489886
(2019年3月13日公開)
KB4493440
(2019年4月26日公開)
v1703
(修正済)
KB4493474
(2019年4月10日公開)
KB4489888
(2019年3月20日公開)
KB4489871
(2019年3月13日公開)
KB4493436
(2019年4月26日公開)
v1607
(修正済)
KB4493470
(2019年4月10日公開)
KB4489889
(2019年3月20日公開)
KB4489882
(2019年3月13日公開)
KB4493473
(2019年4月26日公開)
v1507
(修正済)
KB4489872
(2019年3月13日公開)
KB4493475
(2019年4月10日公開)

更新履歴
① 2019年4月10日、4月3日、3月20日分の更新プログラムを加筆。MicrosoftのKBページ内容変更につきタイトルおよび本文を変更・修正。v1507以外は未だ修正されず。
② 2019年4月26日分の更新プログラムを加筆。
③ v1809用2019年5月1日分の更新プログラムKB4501835を加筆。
④ v1809用2019年5月4日分の更新プログラムKB4495667を加筆。それに伴い本文を修正。

Windows,WindowsUpdate

2019年4月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

今月のWin7/8.1用『セキュリティのみ』はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。

< Update 2: 一部環境でOSが起動しなくなる [2019/4/11更新]
Sophos社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境にWin7 / 8.1用『ロールアップ』または『セキュリティのみ』を適用すると、OSが起動しなくなるという不具合報告が出ています。Sophos社のアンチウイルスソフトをお使いの方はお気をつけください。また、Avast社からもOS起動時にフリーズするようになると発表されました。

詳細および対処方法は各KBの項目をご覧くださいませ。

以下、2019年4月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
Win7/8.1用『ロールアップ』および『セキュリティのみ』にOSが起動しなくなる不具合を加筆。
② Avast社からも↑と同様の発表あり。その旨を加筆。
③ Win8.1用『ロールアップ』および『セキュリティのみ』に、クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合にエラーが発生する不具合を加筆。 / Avast社の告知内容変更に伴い同社ソフトの不具合をWin8.1『ロールアップ』『セキュリティのみ』にも加筆。Win7『IEパッチ』から削除。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

Avira社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境に2019年4月10日配信のWindows Updateを適用すると、PCが数分間フリーズするといった報告が出ています。Avira社によると、以下のソフトウェアをインストールしている環境が影響を受けるとのことです。

  • Avira Free Security Suite
  • Avira Prime
  • Avira Free Antivirus
  • Avira Antivirus Pro

全ての環境で発症するとは限りませんが、もし、この症状が出た場合、以下のいずれかの方法で対処が可能です。

    1. Aviraをアンインストールする
    2. 2019年4月10日配信KBをアンインストールする

    OS2019年4月10日配信KB
    Windows7KB4493448(セキュのみ)、KB4493472(ロールアップ)
    Windows8.1KB4493467(セキュのみ)、KB4493446(ロールアップ)
    Windows10KB4493509(v1809)、KB4493464(v1803)、KB4493441(v1709)、KB4493474(v1703)、KB4493470(v1607)、KB4493475(v1507)

    (※ただし、2019年4月10日配信の更新プログラムはセキュリティパッチのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です)

より詳細な情報および続報はAvira社のページにてご確認ください。

この他にもWindows7 / 8.1ではSophos社のアンチウイルスソフトがインストールされていると、OSが起動しなくなるといった致命的な不具合報告も出ています。

どうも2019年4月度のWindowsUpdateは一部のアンチウイルスソフトと相性が悪いようです。同様の症状が出た場合、アンチウイルスソフトとの相性を疑ってみてください。

更新履歴
① Avira社の公式発表に伴い、内容の修正・加筆。
② Avira社のページのリンク先間違いを修正。

Windows,WindowsUpdate

Windows7のサポート終了を通知し、Windows10への移行を促すKB4493132について、Microsoftが新たに情報を公開しました。

法人のお客様向けの注意事項
この更新プログラムは管理対象の組織のデバイスには適用されません。 具体的には、この更新プログラムは、ProfessionalおよびEnterpriseエディションのWindows7とWindows Server製品を実行しているデバイス上にはインストールされません。組織には通常、IT技術者が管理しているシステム構成とWindows10展開があることを認識しています。2020年1月より前に、組織がWindows10に移行することが重要です。– こちらで詳細を確認できます。

MicrosoftによるとKB4493132はProfessionalとEnterpriseには配信されてこないそうです。

Windows

Flashのアップデートが来ました。例によりいつもの脆弱性やバグの修正でしょう。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

<Adobe Flash Player 32.0.0.171>

Firefox向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player.exe

Internet Explorer向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ax.exe

Opera / Chromium向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ppapi.exe

<Flashアンインストーラ>

http://fpdownload.adobe.com/pub/flashplayer/current/support/uninstall_flash_player.exe
(通常、上書きインストールで問題ありません。何らかの問題が生じた場合↑これを使ってアンインストール後にインストールすれば上手くいく場合があります。その他、残るゴミの削除など詳しくはこちらをご覧くださいませ)

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