【Windows11】 WindowsUpdate 2026年1月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5074109 新しいスタートメニューに[Update 1]

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日本時間で2026年1月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 25H2 / Windows11 24H2用KB5074109の不具合情報およびその回避策・解決策です。

更新履歴 [記事初公開日: 2026/1/14]
① 『備考』項目を加筆。新しいスタートメニューが多くの環境にロールアウトされた模様。 [2026/1/14] [New]

Windows11 25H2 / Windows11 24H2用セキュリティ更新プログラム: KB5074109

基本情報

KB5074109はWindows11 バージョン25H2およびWindows11 バージョン24H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。このセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)をインストールすることで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • KB5074109をインストールすると、モデムドライバのagrsm64.sys (x64)、agrsm.sys (x86)、smserl64.sys (x64)、smserial.sys (x86)が削除されます。これらのドライバに依存するモデムハードウェアは、Windows11で動作しなくなります
  • ネットワークに関する以下の既知の不具合を修正しました
    • 日本時間で2025年10月29日にWindows Updateに配信されたプレビューリリース(プレビュー更新プログラム)KB5067036以降をインストールすると、WSL環境において、VPN経由でエンタープライズリソースに正常に接続できなくなったり、VPNに依存するサービスが正常に動作しなくなったりする不具合を修正。この不具合は、WSLの『ネットワーク モード』を『Mirrored』に設定していると発生していました
    • 日本時間で2025年12月2日公開のプレビューリリース(プレビュー更新プログラム)KB5070311以降をインストールしたAzure Virtual Desktop (AVD)環境において、RemoteAppに接続できない・失敗する・セッションを開始できない場合がある不具合を修正
  • NPU (Neural Processing Unit)を搭載したPC環境において、アイドル状態でもずっと電源がオンのままになる可能性がある不具合を修正。結果、この不具合によりバッテリー消費に影響を与える可能性がありました
  • 今回の更新プログラム以降、Windowsの品質更新プログラムには、新しいセキュアブート証明書を自動的に受信できるデバイスを特定するため、信頼性の高いデバイスターゲティングデータの一部が含まれます。PCは、十分な更新成功シグナルを示した後にのみ、新しい新しい証明書を受け取るようになるため、安全かつ段階的な展開が行われます
  • この更新プログラムをインストール後、Windows展開サービス(Windows Deployment Services / WDS)において、既定の動作が変更となり、Hands-Free Deployment機能(ハンズフリーデプロイ / ハンズフリー展開)のサポートを停止します。この詳細については『Windows Deployment Services (WDS) Hands‑Free Deployment Hardening Guidance.』(英語ページ。日本語ページもありますが機械翻訳です)
  • WindowsのコアコンポーネントであるWinSqlite3.dllをアップデートしました。アップデート前は、一部のセキュリティアプリがこのコンポーネントを脆弱であると検出する可能性がありました
    • なお、WinSqlite3.dllと、アプリケーション固有のフォルダに存在するSqlite3.dllは別のコンポーネントです。後者はWindowsのコンポーネントではありません。もし、セキュリティアプリがSqlite3.dllを脆弱であると検出する場合は、Sqlite3.dllを使用しているアプリの開発者に連絡してアップデートを依頼してください。Microsoft StoreのアプリがSqlite3.dllを使用している場合は、Microsoft Storeからアプリの最新バージョンのインストールをお試しください

備考 [2026/1/14] [New]

今回のアップデート後、新しいスタートメニューが表示されるようになりました。

刷新されたWindows11のスタートメニュー: カテゴリ表示
刷新されたWindows11のスタートメニュー
カテゴリ表示

この新しいスタートメニューは2025年10月29日にWindows Updateに配信されたプレビューリリースKB5067036(以降)にて、段階的にロールアウトされていましたが、まだロールアウトされていなかった筆者のWindows11環境で確認したところ、現時点では2台中1台が、KB5074109のインストール後に新しいスタートメニューとなりました。

調べたところ、ネット上では今回のアップデートで新しいスタートメニューになったという報告が多く出ています。まだなっていないという報告も出ていますが、これまでよりは多くの環境にロールアウトされている模様です。

不具合情報

KB5074109には以下の既知の不具合とユーザー報告の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

ロック画面の『サインインオプション』に、パスワードアイコンが表示されない場合があります。

この不具合は、日本時間で2025年8月30日にWindows Updateに配信されたプレビューリリースKB5064081以降をインストールした環境で発生が確認されています。

Microsoftによると、この不具合はWindows11 HomeやProエディションを使用した一般ユーザー・個人PC環境で発生する可能性は非常に低いとされています。主に企業や組織などのIT部門等で管理された環境で発生しているとのことです。

詳細は以下の記事参照。
ロック画面にパスワードアイコンが表示されない不具合。Windows11 25H2 / 24H2にて発生。KB5068861などの更新プログラムに起因

この不具合はKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正されます。一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても自動的に修正されます。

企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。

グループポリシーの展開と構成方法については『How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback』のページをご覧ください。(※英語です。日本語ページもありますが機械翻訳です)

ユーザー報告
不具合概要回避策

刷新された新しいスタートメニューで以下2つの不具合が発生しています。

不具合1: スタートメニューを下の方にスクロールしてアプリを選択すると、スタートメニューが勝手に一番上に戻って、マウスカーソルがある別のアプリが選択されてしまいます。

不具合2: インストールしたアプリがスタートメニューに登録されない、アンインストールしたアプリがスタートメニューから消えない場合があります。この不具合はスタートメニューにフォルダを作成するアプリでのみ発生します。

詳細は以下の記事参照。
新しいスタートメニューに不具合。勝手に上に移動したり、インストールしたアプリが表示されないなど。KB5067036を適用したWindows11 25H2 / 24H2で発生

不具合1は、PCを起動して1回目にスタートメニューを開いた際にのみ発生します。PC起動後、一度スタートメニューを開いて閉じてください。これでこの不具合を回避できます。

不具合2はPCを再起動するか、タスクマネージャーから『エクスプローラー』(explorer.exe)を『再起動』すればスタートメニューにインストールしたアプリが表示され、アンインストールしたアプリが消えます。

ダークモード環境のファイルエクスプローラーにおいて、最初に開く画面を、デフォルトの『ホーム』ではなく『PC』にしていると、表示に問題が発生します。(『フォルダーオプション』 → 『全般』 → 『エクスプローラーで開く』を『PC』に設定)

最初に開く画面を『PC』に設定
最初に開く画面を『PC』に設定

具体的には、ファイルエクスプローラーの初回起動時やタブを開いた際に、白い画面(何も無い白い空白)が一瞬表示されます。

目によろしくなく、人によってはかなり気になる不具合と言えるでしょう。

この不具合は、ファイルエクスプローラーにタブ機能が実装されたあたりからずっと発生しているといわれています。

詳細は以下の記事参照。
ファイルエクスプローラー白画面の不具合、いまだ発生!完全に直ってない。Win11にて継続中。発生条件は

本不具合が気になる場合、一時的な対処方法として、ファイルエクスプローラーが最初に開く画面をデフォルトの『ホーム』に設定することで、白画面が発生しなくなくなります。

または、ダークモードではなく、ライトモードに変更することでもこの現象を回避できます。