【Windows10】 WindowsUpdate 2026年1月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5073724 [Update 12]

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日本時間で2026年1月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5073724の不具合情報およびその回避策・解決策です。

更新履歴 [記事初公開日: 2026/1/14]
① 既知の不具合に『Windows 365およびAVDにリモートデスクトップ接続ができない不具合』を加筆。 [2026/1/15]
② 既知の不具合『Windows 365およびAVDにリモートデスクトップ接続ができない不具合』の回避策を改訂。修正更新プログラムがリリースされました。 [2026/1/18]
③ ユーザー報告に『ゲームを起動したら画面が真っ黒(ブラックスクリーン)になってPCがフリーズする不具合』を加筆。 [2026/1/19]
④ 既知の不具合に『Outlook (classic)が起動しない、フリーズする不具合』を加筆。 [2026/1/21]
⑤ ユーザー報告に『マルチモニター環境での不具合』を加筆。 [2026/1/21]
⑥ 既知の不具合に『アプリがフリーズする不具合』を加筆。 [2026/1/21]
⑦ ユーザー報告に『SteamやDiscordを起動するとPCがフリーズする不具合』を加筆。 [2026/1/22]
⑧ ④と⑥の内容をまとめて既知の不具合に『Outlook (classic)やその他アプリがフリーズする不具合』を加筆。また、この不具合を修正する更新プログラムが緊急リリースされました。『Windows 365およびAVDにリモートデスクトップ接続ができない不具合』の回避策を改訂。 [2026/1/21]
⑨ ユーザー報告に『PCが約5分でフリーズする不具合』を加筆。 [2026/1/27]
⑩ 既知の不具合に『シャットダウンできない不具合』を加筆。 [2026/2/2]
⑪ 既知の不具合『シャットダウンできない不具合』に影響を受けないCPU、影響を受けるCPUを加筆。 [2026/2/4]
⑫ ユーザー報告に『Maxwell GeForceとの競合の不具合』を加筆(⑦の内容を改訂)。 [2026/2/17] [New]

Windows10 22H2用セキュリティ更新プログラム: KB5073724

基本情報

KB5073724はWindows10 バージョン22H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。このセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)をインストールすることで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • KB5073724をインストールすると、モデムドライバのagrsm64.sys (x64)、agrsm.sys (x86)、smserl64.sys (x64)、smserial.sys (x86)が削除されます。これらのドライバに依存するモデムハードウェアは、Windows10で動作しなくなります
  • 今回の更新プログラム以降、Windowsの品質更新プログラムには、新しいセキュアブート証明書を自動的に受信できるデバイスを特定するため、信頼性の高いデバイスターゲティングデータの一部が含まれます。PCは、十分な更新成功シグナルを示した後にのみ、新しい新しい証明書を受け取るようになるため、安全かつ段階的な展開が行われます
  • WindowsのコアコンポーネントであるWinSqlite3.dllをアップデートしました。アップデート前は、一部のセキュリティアプリがこのコンポーネントを脆弱であると検出する可能性がありました
    • なお、WinSqlite3.dllと、アプリケーション固有のフォルダに存在するSqlite3.dllは別のコンポーネントです。後者はWindowsのコンポーネントではありません。もし、セキュリティアプリがSqlite3.dllを脆弱であると検出する場合は、Sqlite3.dllを使用しているアプリの開発者に連絡してアップデートを依頼してください。Microsoft StoreのアプリがSqlite3.dllを使用している場合は、Microsoft Storeからアプリの最新バージョンのインストールをお試しください

備考: ESU期間

Windows10は日本時間で2025年10月15日をもってサポート終了となりました。現在は延長サポート(ESU)期間となります。サポート終了から個人ユーザーは最大1年、企業・組織は最大3年、延長サポートを受けることができます。個人ユーザー向けのESU登録方法については以下の記事をご覧ください。

当サイトにおいては、個人ユーザー向けESU最終日の2026年10月14日まで、Windows10のWindows Update不具合情報を提供してまいります。

不具合情報

KB5073724には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合

不具合概要回避策

日本時間で2026年1月14日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、WindowsクライアントPC上からWindows App (Windowsアプリ)を使用してWindows 365およびAzure Virtual Desktop (AVD)にリモートデスクトップ接続ができなくなります。

この不具合は、Windows11 25H2 / 24H2 / 23H2、Windows10 22H2、Windows10 Enterprise LTSC 2021、Windows10 Enterprise LTSC 2019、Windows Server 2025 / 2022 / 2019にて発生します。

詳細は以下の記事参照。
ロック画面にパスワードアイコンが表示されない不具合。Windows11 25H2 / 24H2にて発生。KB5068861などの更新プログラムに起因

Microsoftは日本時間で2026年1月18日にこの不具合を修正した更新プログラムを緊急リリースしました。

その後、さらに『Outlook (classic)やその他アプリがフリーズする不具合』を修正する更新プログラムKB5078129を2026年1月25日に緊急リリースしました。

2026年1月25日の更新プログラムは累積更新プログラムとなっており、2026年1月18日の修正内容も含まれています。

まだ2026年1月18日の更新プログラムをインストールしていない場合、2026年1月25日の更新プログラムKB5078129をインストールすれば、別途2026年1月18日の更新プログラムをインストールする必要はありません。

日本時間で2025年1月14日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム(または2026年1月18日の緊急リリース)をインストールした環境において、『Outlook (classic)』や、その他アプリがフリーズするという不具合が発生しています。

『Outlook (classic)』やその他アプリがOneDriveやDropboxといったクラウドストレージ上のファイルを開いたり、ファイルを保存したりする際、そのクラウドストレージを利用するアプリが応答しなくなったり、エラーが発生したりする場合があります。

Outlookに関しては、PSTファイルをOneDrive上に保存していると、

  • 『Outlook (classic)』がハングアップ・フリーズして「応答なし」と表示される
  • タスクマネージャーでプロセスを終了するか、PCを再起動しないと、『Outlook (classic)』を再度開けない(起動しない)
  • 送信済みのメールが『送信済みアイテム』フォルダーに表示されない
  • 『Outlook (classic)』が同じメールを再びダウンロードする

などの症状が発生します。

詳細は以下の記事参照。
Outlook (classic)やアプリがフリーズする不具合を修正。MSが修正更新プログラムKB5078127等を緊急リリース。Windows11 KB5074109等の問題が解決

Microsoftは、日本時間で2026年1月25日AM07:00にこの不具合を修正する更新プログラムKB5078129を緊急リリースしました。

KB5078129はWindows Updateには降ってこず、Microsoft Updateカタログからのみ手動でダウンロード・インストールができます。

本不具合にお困りの方は、ダウンロード・インストールしてください。特に困っていない場合は、無理にインストールする必要はありません。(次回のWindows Updateにこの修正が含まれます)

なお、この不具合はWindows10だけでなくWindows11やWindows Serverでも発生しています。詳細は左記リンク先記事をご覧ください。

日本時間で2025年1月14日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム以降をインストールすると、Virtual Secure Mode (VSM / 仮想セキュアモード)が有効になっている、Secure Launch対応の一部PC環境でシャットダウンできなくなります。

シャットダウンまたは休止状態を選択しても、正常にシャットダウンや休止状態にならず、PCが再起動されます。

この不具合はAMDおよびARM64プロセッサー環境には影響しないとされています。(つまるところInte CPU環境のみが影響を受ける模様です)

Microsoftは本不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

詳細は以下の記事参照。
シャットダウンできない不具合。Windows10で発生。KB5073724等に起因。Windows11 23H2も完全に直っておらず

Microsoftから本不具合が発生した際の対処方法や回避策等は案内されていません。

再起動後、BIOS / UEFIに入るかどうかの画面(POST画面 / メーカーロゴ画面)が表示されたあたりで、強制的に電源を落とすしかない感じでしょうか……。(『休止状態』の使用は控えることをおすすめします)

ユーザー報告
不具合概要回避策

一部のWindows10環境において、SteamからPCゲームを起動すると、画面が真っ黒(ブラックスクリーン)になってPCがフリーズするとの不具合報告が出ています。

なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。

詳細は以下の記事参照。
ゲーム画面が真っ黒になる不具合。KB5073724インストール後、一部のWindows10にて発生

KB5073724をアンインストールすることで、PCゲームが正常に起動・動作するようになったと報告されています。

本不具合にお困りの方は、一時的な回避策としてKB5073724のアンインストールをお試しください。

アンインストール手順の詳細は左記リンク先の記事をご覧ください。

一部のマルチモニター環境において、以下のような不具合が発生するようになったとの報告が出ています。

  • デスクトップが動作しなくなる
  • explorer.exeが起動しない(手動で起動してもすぐに落ちる)
  • 壁紙、アイコン、タスクバーなど何も表示されない

この不具合はシングルモニター環境では発生しません。

詳細は以下の記事参照。
マルチモニター環境のWindows10が正常動作しない不具合。KB5073724等のインストール後に発生。原因はOS改造アプリ。解決策あり

この不具合の原因は、OS改造アプリの『StartIsBack++』です。『StartIsBack++』のバージョン2.9.20以下がインストールされているマルチモニター環境で発生します。

また、この不具合は日本時間で2025年12月10日公開のKB5071546以降をインストールした環境で発生します。

この不具合は『StartIsBack++』側で修正されています。『StartIsBack++』をバージョン2.9.21 (以降)へとアップデートすることで本不具合は発生しなくなります。

『StartIsBack++』を使用していて本不具合が発生する場合は、『StartIsBack++』をアップデートしてください。

[2026/2/17][New]

Maxwell世代のNVIDIA GeForceを搭載した一部PC環境において、以下のような不具合が発生するとの報告が出ています。

  • Discordを起動するとPCが不安定になり、ゲームなどGPUを使用するアプリがフリーズする
  • Discordを起動しただけでPCがフリーズする
  • Steamを起動しただけでPCがフリーズする
  • Zwiftなど、特定のゲームが動作しない、ゲームがフリーズする
  • ゲームを起動するとPCがフリーズする
  • ゲーム機エミュレーターを起動し、ゲームを起動するとPCがフリーズする

この不具合は、日本時間で2026年1月14日公開のセキュリティ更新プログラム以降をインストールした環境で発生が確認されています。

なお、この不具合はあくまでも一部PC環境でのみ発生しており、すべての環境で発生するものではありません。

詳細は以下の記事参照。
Maxwell GeForceとWindows Updateが競合か。ゲームやPCがフリーズ。一部Windows11やWindows10 PCにて発生。KB5077181やKB5074109、KB5075912などをインストール後に

現時点でこの不具合の対処方法・回避策は限られています。

この不具合が発生する環境において、GPU性能を優先したい場合、現状、2026年1月14日のセキュリティ更新プログラムまでアンインストールするしかありません。ただしアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

セキュリティを優先したい場合、お使いのPCにiGPUが搭載されていれば、iGPUへの切り替えをご検討ください。ただしゲーム性能は劇的に落ちます。

Maxwellより上の世代のグラボがあればそれに換装して改善するかお試しください。

日本時間で2025年1月14日以降に配信された更新プログラムをインストールした一部の古いPC環境において、PC起動後、約5分でPCがフリーズするという不具合が発生しています。

この不具合は例えばIntel第4世代Haswell、第5世代Broadwellなどの古いPC環境で、尚且つセキュアブート(Secure Boot)を有効にしていると発生する場合があります。

詳細は以下の記事参照。
PCが約5分でフリーズする不具合。一部の古いPCで発生。Win10 KB5073724やWin11 KB5074109などを機に。回避策あり

この不具合のもっとも簡単な回避策はセキュアブートを無効にすることです。セキュアブートを無効にすれば本不具合は発生しなくなります。

その他の対処方法や不具合の原因等の詳細は左記リンク先記事をご覧ください。