Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows10の次期大型アップデートの名称を『May 2019 Update』に決定したことを発表しました。『May 2019 Update』は2019年5月下旬より提供が予定されています。

以下、大型アップデート時の注意点になります。

大型アップデートの初公開時には過去例外なく何かしらの不具合が付いて回っています。大事なことなので繰り返しますが過去例外なくです。不具合に悩まされたくない場合は、すぐに適用せずに遅らせることを推奨します。参考までに、v1809 October 2018 Updateのときはこんな有様でした。

また、これまで、Windows10に大型アップデートを適用すると各種設定が初期化されてきました。

今回も例に漏れず何かしらの設定が初期化されるでしょう。Microsoftがこの問題を解決しないかぎり、年2回の大型アップデートが予定されているWindows10は、約半年毎に再設定が必要になってきます。初期化されたら困る変更箇所は、元に戻せるよう必ずメモしておきましょう。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日3月27日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、4月4日に再々度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

と、ここまで先週の記事とほぼ同じ内容。まさかの3週連続配信です/(^o^)\ なんという週刊KB4493132……。ほんとGWX同様にしつこい配信になりそうですね……。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年4月3日にリリースされたWindows10 v1809用更新プログラムKB4490481にて、複数のオーディオデバイスを搭載している環境で、オーディオデバイス用アプリケーションが動作しなくなる不具合が修正されました。

KB4490481(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

備考:
2019年4月3日時点ではリリースされはしたものの、WindowsUpdateには降ってこない様子です。試してみたい方はMicrosoft Updateカタログよりどうぞ。

なお、2019年3月13日配信のKB4489899より発生している、Internet Explorerからリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない不具合は未だ修正されず、依然として継続しているため注意が必要です。この不具合の回避策は非常に簡単で、リンクを右クリックして新しいウィンドウ、または新しいタブで開くことアプリケーションを起動できます。

対処方法を知っていればどうということはありませんが、知らなかったらハマるかもしれませんので頭の片隅に留めておいた方が良いかもしれません。

更新履歴
① 備考を加筆。

Windows,ウイルス

先日、明らかになった『ASUS Live Update』のマルウェア混入について、ASUSは声明を発表しました。ASUSによると、この問題はノートPC製品のみが影響を受けており、その他のデバイスは影響を受けないとのこと。

また、影響を受けているかどうかをチェックするための診断ツールも公開しました。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

もし、影響があると判明した場合は、マルウェアを完全に削除するためにOSを工場出荷時の初期状態に戻すようASUSは案内しています。それでも問題が解決しない場合は、ASUSカスタマーサービスに連絡してほしいとのことです。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、3月27日に再度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

とはいえ、こんなハイペースで再配信してくるあたり、GWX同様にしつこく度々再配信されそうな予感がします。不幸中の幸いなのは、今のところ有害なものではなさそうということでしょうか。

(ただ、今後のバージョンアップで有害なものに変わらないとも限りませんが……)

CPU,Windows

当初、『Cinebench R20』はMicrosoftストアでしか公開されておらず、有志によりスタンドアローン版が作成・公開されましたが、MAXONはこれが気に食わなかったようで作者に公開停止要求および聞き入れられない場合は法的措置に出る旨を通知しました。これにより、残念ながらスタンドアローン版『Cinebench R20』は入手できなくなりました。

しかし、今回、MAXONは自らスタンドアローン版『Cinebench R20』を公開しました。今回の対応はMicrosoftストアを経由したくない人にとっては朗報と言えるでしょう。スタンドアローン版を使いたい方は以下のページより『Download directly from Maxon』からダウンロードをどうぞ!

と、言いたいのですが、2019年3月27日時点ではダウンロードリンクが間違っており、Windows用のリンク先はMac用の『.dmg』ファイルになっています。直リンクからだと『.zip』ファイルが落とせるので以下よりどうぞ。

Windows,ウイルス

2019年3月25日、Kasperskyは、ASUS製PC向けユーティリティツール『ASUS Live Update』にマルウェアが混入していたことを発表しました。

Kasperskyによると、ASUSのサーバーにあるオリジナルの『ASUS Live Update』が、何者かによってバックドアが組み込まれたものとすり替えられていたとのこと。また、どちらも同じファイルサイズだったことから長い間発見されず、Kasperskyユーザーだけでも57,000人がバックドア入り『ASUS Live Update』をインストールしており、全世界では100万人にも上ると伝えられています。

不幸中の幸いなのが、マルウェアがターゲットとしているマシンは特定のMACアドレスを持った600台だけとのこと。ただ、具体的にどのマシンが影響を受けるかなどは発表されていないため不安は募ります。また、影響を受けないとしても、マルウェア入りのものを放っておくのはあまり気持ちの良いものではありません。

ASUS自ら、より詳細な経緯と今後の対応の発表が待たれます。

追記
ASUSが声明を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日、Windows7 / 8.1用のWindowsUpdateに『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

また、今回、Windows7にだけ配信されているKB4493132には注意が必要です。この更新プログラムを適用するとWindows10への移行を促す通知が表示されるようになります。そういった通知を表示させたくない方はインストールしないようお気をつけくださいませ。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
① .NET
の非セキュリティアップデートを加筆。
② .NETの非セキュリティアップデートを記事から一時削除。MSカタログには公開されているものの、2019年3月20日時点ではWindowsUpdateに降ってこない?
③ KB4493132に備考を加筆。今のところ32bit版には降ってこない様子です。
④ KB4493182の備考を削除。32bit版にも降ってくるようになった模様。
⑤ KB4493132に備考を再度加筆。Professionalに降ってこないとの報告あり。
⑥ KB4493132に備考を加筆。Enterpriseにも降ってこないとの報告あり。

 

Windows,WindowsUpdate

Windows7のサポート終了を通知し、Windows10への移行を促すKB4493132を適用するとどうなるのか。海外メディアのBleeping Computerが調査を行ったところ、KB4493132をインストールすると『C:\Windows\System32\sipnotify.exe』というファイルが作成されて、上記のような通知ウィンドウが表示されるようになるとのことです。

また、ウィンドウ右下『microsoft.com/windows7』のリンク先は、Windows10への移行を促すページになっています。

このウィンドウが表示されるタイミングはタスクスケジューラにスケジュールが登録されており、

Windows,WindowsUpdate

2019年3月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

2019年7月16日(現地時間)より、Windows7のWindowsUpdateでSHA-2のサポートが必須になるのは既報のとおりですが、今回、そのSHA-2をサポートするための更新プログラムKB4474419および、SHA-2関連の不具合修正プログラムKB4490628が配信されてきています。詳細は記事本文(一番下の方)をご覧くださいませ。

< Update 1 [2019/3/13更新]
今回のWindowsUpdate、Windows7ユーザーの方は注意が必要かもしれません。理由は以下の記事をご覧くださいませ。

【アプデ/7】 Microsoft、2019年4月よりWindows10への移行を促す通知を表示させることを発表

< Update 2: IE等からアプリケーションが起動しない不具合 [2019/3/15更新]
Win7/8.1用『ロールアップ』KB4489878/KB4489881およびMSカタログ産IEパッチKB4489873に既知の不具合が追加されました。これらの更新プログラムをインストール後、Internet Explorer等からリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない場合があります。

とはいえ、対処方法は簡単で、Microsoftによると、リンクを右クリックして新しいウィンドウまたはタブで開くことでこの不具合を回避できる(アプリケーションが起動する)とのことです。対処方法を知っていればどうということはありませんが、知らなかったらハマるかもしれませんので頭の片隅に留めておいた方が良いかもしれません。

以下、2019年3月13日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Windows10への移行を促す通知についてのリンクを加筆。
Win7/8.1用『ロールアップ』KB4489878/KB4489881およびMSカタログ産IEパッチKB4489873に既知の不具合を加筆。Internet Explorer等からアプリケーションが起動しない場合あり。
③ Win8.1用『セキュリティのみ』KB4489883、『ロールアップ』KB4489881に、グループポリシー、WDSサーバに関する既知の不具合を加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年3月13日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 v1809用KB4489899にて、2019年3月1日配信のKB4482887で発生していたゲームパフォーマンスが低下する不具合が修正されました。KB4489899(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

しかし、Microsoftによると、KB4489899を適用後、複数のオーディオデバイスを搭載している環境で、オーディオデバイス用アプリケーションが動作しなくなる場合があるとのこと。判明している範囲で動作しなくなる可能性のあるアプリケーションは以下になります。

  • Windows Media Player
  • Realtek HD Audio Manager
  • Sound Blaster Control Panel

Microsoftは一般的な解決策として、[設定] → [システム] → [サウンド] → [アプリの音量とデバイスの設定]で、アプリケーションごとのオーディオ設定を『既定』に変更するか、または各アプリケーションごとの設定で使用するオーディオデバイスを『デフォルトのオーディオデバイス』に変更するよう案内しています。

また、Microsoftによると、この不具合は2019年3月1日配信のKB4482887から発生していたとのこと。以前はKB4482887のページにこの不具合は掲載されていませんでしたが、ページの最終更新日が2019年3月13日になっており、この不具合が追加されていました。

過去にKB4482887を入れてこの不具合が発生した方は、今回のKB4489899でも同様の不具合が発生するものと思われます。DTMerの方や複数のオーディオデバイスを搭載されている方はお気をつけくださいませ。

2019/4/3追記
オーディオアプリが動作しなくなる不具合は2019年4月3日配信のKB4490481にて修正されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

更新履歴
① 上記不具合は以前はKB4482887のページには掲載されていませんでしたが、MicrosoftによりKB4482887でも発生する旨が加筆されました。それに伴い、記事内容を修正いたしました。

DirectX12,Windows

MicrosoftはWindows7でDirectX 12が使用可能となったことを発表しました。最初の対応タイトルとなるのはWorld of Warcraft 8.1.5で、今後もいくつかの『DirectX 12 for Windows7』タイトルが登場予定とのことです。

Microsoftによると『DirectX 12 for Windows7』によってフレームレートの向上が謳われています。しかし、より高速にDirectX 12の最高パフォーマンスを発揮できるのはWindows 10であることも主張しています。今回の唐突な対応は、おそらく、Windows7からWindows10への移行を促すための宣伝も含めた対応かと思われます。

以下、ちょっと不確かな部分ですが、どうも『DirectX 12 for Windows7』は全てのDirectX 12アプリケーションが動くといったわけではなく、アプリケーション側が『DirectX 12 for Windows7』に対応している必要があるようなニュアンスに受け取れます。(だとすれば、Windows7ユーザーにDirectX 12の良さを知ってもらうための『体験版』といったような感じでしょうか)

ハッキリとはわかりませんが、いずれにしても、いくつかのゲームでパフォーマンスアップの可能性があるなら非常に歓迎される対応と言えるでしょう。