【Windows10】 WindowsUpdate 2025年7月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5062554
日本時間で2025年7月9日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5062554の不具合情報およびその回避策・解決策です。
更新履歴 初版。 |
Windows10 22H2用セキュリティ更新プログラム: KB5062554
基本情報
KB5062554はWindows10 バージョン22H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。
▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合
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追加情報
KB5062554は累積更新プログラムとなっており、日本時間で2025年6月11日以降に配信されたセキュリティ更新プログラムやプレビューリリースの内容も含まれています。2025年6月11日以降に配信された更新プログラムをインストールすると一部メーカー(Gigabyte、富士通、マウスコンピューターなど)の特定PCにおいて、PC / Windowsが起動しなくなるという不具合が発生しています。
もし、該当PCを使用していて、2025年6月11日以降の更新プログラムをインストールしておらず、何も対策をしていないと、KB5062554のインストール後にPCが起動しなくなる恐れがあります。
本件の詳細については以下の記事をご覧ください。また、該当機種をお使いの方は、メーカーWebサイトを見たり、対処方法が不明な場合はメーカーに対応をお問い合わせください。
当サイトにおいて、2025年6月11日からこの『追加情報』項目で本不具合に関する注意喚起を行ってまいりましたが、各メーカー、おおむね対策が進みましたため、今回をもって注意喚起は最後にしたいと思います。(次回以降のWindows Update記事にこの注意喚起は掲載いたしません)
不具合情報
KB5062554には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | |
Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど、Chromiumベースのブラウザにおいて、96 DPI (100%スケーリング)で表示すると、日本語・中国語・韓国語(CJK)のテキストがぼやけたり不鮮明に表示される場合があります。 この不具合は2025年3月のプレビューリリース以降で実装されたNoto CJKフォントに起因しています。
| 一時的な対処方法として、Microsoftはモニターのスケーリングを125%か150%に設定するとこで、テキストが鮮明に表示されるようになると述べています。 ただ、モニターのスケーリングを125%や150%にすると、さまざまなアプリが大きく表示されるため、あまりおすすめはできません。 筆者としましては、ブラウザの文字が見づらい場合はブラウザ側のフォントを変更することをおすすめいたします。 詳細手順は左記のリンク先記事をご覧ください。 また、Microsoftは、この不具合の調査結果と解決策をGoogleと共有し、対処を進めているとのことです。 |