ハードウェア全般

2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れがあるとして、同社はバッテリーの劣化状況を診断し、最適な充電量に制御して発火の危険性を回避する『バッテリー診断・制御プログラム』を2018年6月12日公開しました。

対象機種は下記になります。

ハードウェア全般

東芝は同社のノートパソコン用ACアダプタに発煙・発火の恐れがあるとして、交換・回収を行うことを発表しました。対象となるACアダプタは下記になります。

ACアダプタ
部品番号
G71C0009S210G71C0009T110G71C0009T210G71C0009T116
営業型番
(オプション)
PAACA028-
回収対象
ACアダプタ
製造期間
2011年2月、3月、6月2009年12月
2010年3月~7月
2011年1月~4月2011年7月

東芝製ノートパソコンをお使いの方は一度ご確認くださいませ。詳細および回収・交換の申し込みは下記のリンク先へどうぞ。

ハードウェア全般

『レトロコンボHDMI』『16ビットコンパクトMD』

コロンバスサークルより、ファミコン&スーパーファミコン互換機『レトロコンボHDMI』と、メガドライブ互換機『16ビットコンパクトMD』が発売されました。

レトロコンボHDMIはその名のとおりHDMIに対応し、ファミコンとスーパーファミコンのソフトが楽しめる互換機となっています。また、本体に88種類のオリジナルゲームを搭載しているため、カセットがなくても遊ぶことができます。

16ビットコンパクトMDはメガドライブのソフトが楽しめる互換機となっており、スイッチ変換で海外版(ジェネシス)にも対応します。こちらはHDMIには対応しておらずAV接続のみとなります。

それぞれ、遊ぶために必要なものが一式揃っているので、ゲームソフトがあればすぐにでもお楽しみいただけます。

セット内容
レトロコンボHDMI16ビットコンパクトMD
・レトロコンボHDMI本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1
・HDMI端子ケーブル x1
・本体内蔵ゲーム88種類
・16ビットコンパクトMD本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1

 

ただし、互換機のため、全てのゲームで完全な動作保証はされておらず、一部のゲームではオリジナル音声と異なったり動作が不安定になる場合があるとのことです。

希望小売価格はレトロコンボHDMIが税込14,904円、16ビットコンパクトMDが税込3,996円。

HDD

ミシガン大学と浙江大学のセキュリティ研究グループは、スピーカーからの音でHDDをクラッシュさせる音響攻撃に成功したことを発表しました。

プレゼンテーションを行ったConnor Bolton氏によると、スピーカーから特定の音を鳴らし、HDDのプラッタと磁気ヘッドを振動させることで、論理的にも物理的にもHDDに損傷を与えるとのことです。これにより、WindowsはBSoDになってシステムが停止します。

この攻撃はデスクトップやノートPCだけでなく、監視カメラなどもターゲットになりうることが懸念されています。

GeForce,ハードウェア全般

ASRockはMicro STXの小型ベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』シリーズを発表しました。チップセットはZ370を採用し、GPUはMXMフォームファクタのGTX 1080またはGTX 1060を搭載しています。

GTX 1080 / 1060を搭載しながらもそのサイズは他社製品と比べて小型となっています。

メモリはDDR4-2666 SO-DIMMに対応し最大32GB、ストレージ周りはSATA3.0 x2、M.2スロット x3。CPUに関してはTDP65Wまでとされているためチョイスには注意が必要です。

なるべく小型でパワフルなゲーミングマシンを作りたいという人には良い選択肢になりそうですね! なお、各ラインナップの発売時期と価格はまだ明らかになっていません。

HDD,SSD

ストレージの売却や譲渡などで第三者の手に渡る際、情報漏えいを防ぐためにデータは完全に消去しておきたいものです。しかし、通常のフォーマットだけだと、復元ソフトなどを使用して簡単にファイルのサルベージができるのでおすすめしません。

そこで、簡単に完全に消去する方法をご紹介。コマンドプロンプトを起動して、

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC Breaks Ground on Fab 18 in Southern Taiwan Science Park)

TSMCは5nmプロセスの生産を担う新工場、Fab 18のフェーズ1の起工式を行ったことを発表しました。

TSMCによると、2019年Q1にフェーズ1の建屋を完成させて設備の搬入を始め、2020年初めに生産開始。また、フェーズ2は2018年Q3に起工し2020年中に生産開始、フェーズ3は2019年Q1に起工し2021年に生産開始の予定。3フェーズ全ての建屋が稼動すると、年間100万枚以上の12インチウェハが生産可能になるとのことです。

ハードウェア全般


(画像クリックでAmazonへ)

SanDisk Extreme Pro microSDXC 128GB SDSQXCG-128G-GN6MA』を購入したので軽くレビューを。Extreme ProブランドのmicroSDカードはどれくらい速いのか。

比較対象は、手元にある他のカードで一番容量の多い『Toshiba Exceria M301 32GB THN-M301R0320C4』になります。

それではサクッとどうぞ!

CPU,ウイルス

Intel Active Management Technology (以下、Intel AMT)のパスワードを設定して、機能を無効にする方法をご紹介。

Intel AMTをバックドアとして悪用する方法なんてものがF-Secureにより報じられましたが、多くの人は 「自分には関係なさそうだな」 なんて思ったのではないでしょうか。

いえいえ、これが案外お使いのPCにも関係あるかもしれません。例えば中古ノートPC。購入したものが法人向けモデルだった場合、この機能があったりします。うちの中古ノートPCにもありました\(^o^)/

パッと見てわかりやすい部分だと、

PCにこういった『vPro』と書かれたシールが貼られていたらIntel AMTが搭載されています。ちなみに、個人向けモデルにはまずありません。

ということで、サクッとIntel AMTのパスワードを設定して機能を無効化しちゃいましょう。以下、自分のノートPCでの設定のため、他のものとは異なる部分があるかもしれませんが、概ね似たようなものだと思います。

CPU,ウイルス


(Source:A Security Issue in Intel’s Active Management Technology (AMT))

Intelの企業・ビジネス向けノートPCなどに採用されているのリモート機能、Intel Active Management Technology (以下、Intel AMT)をバックドアとして悪用することができるとF-Secureが報じました。悪用するための条件は、同じネットワークセグメントにいることと、わずかな時間、物理的にターゲットのマシンにアクセスできることです。

Intel AMTをバックドアとして悪用するためにはターゲットのマシンを起動、もしくは再起動をして、[CTRL] + [P]を押してIntel Management Engine BIOS Extension (MEBx)のメニューに入ります。そこでパスワードの入力が必要になりますが、攻撃者はパスワードを知らないため、通常ならこれ以上のことはできません。しかし、F-Secureによると、多くのユーザはデフォルトのパスワード『admin』から変更していない可能性が高いそうです。

攻撃者は『admin』を使用してログインし、新しいパスワードを設定してリモートアクセスの有効化を行い、『User Opt-in』を『NONE』に変更すれば、同じネットワークセグメントにいる限り、ターゲットのマシンにリモートアクセスが可能になります。これら一連の行動は1分以内に完了するとのことです。

つまるところ、パスワードをしっかりと設定し、必要でなければIntel AMT無効にしていれば、このような被害に遭うことはありません。お心当たりのある方は、設定を見直してみてはいかがでしょうか。

詳細な設定・無効化方法は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,ウイルス


(Source:The Register / ComputerBase / TPU / Phoronix 12 / Reddit)

過去10年間に製造されたIntelのCPUに、カーネルメモリの内容を読み取られる脆弱性があることが判明しました。

この脆弱性を悪用すると、データセンターやクラウドコンピューティングなどで使用されている仮想マシン上にいるユーザは、同じ物理マシン上の他の仮想マシンのデータへのアクセスが可能となり、パスワードやIDなどの情報を読み取るといったことが可能になると言われています。

ウイルス,ハードウェア全般

OMEN、ENVY、EliteBookなどのHP製ノートPC数百台に、キーロガーとして悪用できるデバッグコードが含まれていることが判明しました。このコードはSynaptics TouchpadドライバのSynTP.sysに仕込まれており、デフォルトでは無効になっているものの、下記のレジストリ値を設定すれば有効にできるとのことです。

    HKLM\Software\Synaptics\%ProductName% HKLM\Software\Synaptics\%ProductName%\Default

HPは影響を受けるノートPCのリストと、ドライバのアップデートを公開しました。HP製ノートPCをお使いの方は、下記のリンク先で確認しておいた方が良いでしょう。

HPはつい先日もテレメトリサービスを配信して、大幅なパフォーマンスの低下を引き起こしたり、同意なくインストールされたなどとしてユーザから非難を浴びています。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:TECH POWER UP / TrendForce)

<ザックリ意訳>
TrendForceによると2018年のDRAM供給量は19.6%増加することが予想されている。しかし、需要は20.6%増加することが見込まれているため、供給不足の傾向は持続するだろう。これは価格設定が現在のレベルのまま安定するか、あるいは増加する傾向にあることを意味している。


上記内容がTECH POWER UPとTrendForceにて報じられました。2018年になってもメモリ価格が安くなることはなさそうな気配です/(^o^)\

GPU,ハードウェア全般

ケーブル側でアンチエイリアスを掛けられるHDMIケーブル『mCable Gaming Edition』が登場しました。何を言っているのかわからないと思いますが、自分も初見では 「??」 でした。

どういうことかと申しますと、HDMIケーブルの中に映像にアンチエイリアシングを行うチップが組み込まれており、

文字通りにケーブル側でアンチエイリアス処理を行うという代物です。なにこれすごい。

対応する最大フレームレートは120fps(1920x1080)までで、使用には電力が必要になるため

USBケーブルを接続する必要があります。お値段119ドルからで下記サイトで発売中です。

 mCable Gaming Edition
 http://www.marseilleinc.com/mcable-gaming-edition/

SSD,ハードウェア全般


(画像クリックでAmazonへ)

Amazonで千円以下で買えるInateckのSATA-USB 3.0 変換アダプタケーブルを購入したので軽くレビューを。

上記の外観どおり、小型でお手軽なところが非常にGoodです。では、肝心の速度はどんなもんでしょうか。SATA3接続とUSB接続ではどれくらいの差があるのか、サクッと結果をどうぞ! ベンチマークには東芝のMLC SSD『CSSD-S6T128NHG5Q』を使用しています。

ハードウェア全般


(Source:https://gaming.kinesis-ergo.com/fsedge/)

Kinesisはマクロキーを搭載したスプリットキーボード『Freestyle Edge』を発表しました。この手のキーボードでマクロキー付きというのは珍しいですね! 設置例やマクロの使い方を紹介した動画も公開されています。

お値段はキーボード本体が219ドル、他にアクセサリが2点あって、

キーボードを斜めにするためのLift Kitが24.95ドル、

専用のパームパッドが12ドルとなっています。

現在、先行予約を受け付けており発送は2017年11月下旬とのこと。なお、日本への発送が可能かはわかりません。興味ございましたら下記の公式サイトへどうぞ!

 Freestyle Edge Split Gaming Keyboard - Kinesis Gaming
 https://gaming.kinesis-ergo.com/fsedge/

メモリ

EE Timesによると、Micronは2017年7月1日に台湾にある製造工場『Fab 2』の稼動を停止しました。窒素ガス分離装置の事故により、ウェハや装置を汚染していたことが原因とのこと。

EE TimesがMicronに問い合わせたところ 「2017年7月1日の事故後すぐに復旧したため、当社のDRAM事業に大きな影響はありません。窒素が漏れることもなく、社員や環境にも影響はありません」 との回答を得ました。

しかし、DRAMやNANDを専門に扱うDRAMeXchangeによると、完全な復旧には時間が掛かり、DRAM世界生産量は5.5%減少が予想され、それに伴ってDRAM価格の上昇を懸念しています。

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC set to move 7nm to volume production in 2018)

<ザックリ意訳>
TSMCは2018年に7nmプロセスの大量生産を予定しており、2019年にはEUVを利用した7nmプロセスの改良版が量産可能になることを発表した。また、2019年にはモバイルやHPC製品をターゲットにした5nmプロセスのリスク生産も予定していると共同CEOのC.C. Wei氏は述べた。


上記内容がDigiTimesで報じられました。早いものでもう7nmの影が見えてまいりました。

TSMCは2016年1月から 「2017年に7nmの試作、2018年に7nmの生産、2020年には5nmも可能だろう」 と言っていましたが、今回の発表をみるに今のところ順調な感じでしょうか。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:TrendForce Estimates Average Contract Price...)

<ザックリ意訳>
TrendForceの一部門であるDRAMeXchangeは、4GB DDR4モジュールの平均契約価格が第1四半期(1~3月)と比較して12.5%上昇し、$24から$27に上昇すると予測している。

MicronとSamsungが20nm以下での生産への移行に障害が発生したため、供給状況は第2四半期(4~6月)も厳しいままであり、PC DRAMの価格は今後3ヶ月間にわたって上昇し続けるだろう。


上記内容がTrendForceのプレスリリースで報じられました。なんでも、Micronは17nm、Samsungは18nmで製造しているものの歩留まりが悪く、不良率が高いそうです。

メモリ


(Source:JEDEC DDR5 & NVDIMM-P Standards Under Development)

<ザックリ意訳>
我々(JEDEC)はDDR5(Double Data Rate 5)のデザインスタンダードが急速に進んでいることを発表します。DDR5の策定は2018年を予定しています。

DDR5はDDR4よりも帯域幅と密度が2倍になり、チャネル効率が向上し、より優れた電力効率で改善された性能を提供します。


上記内容がJEDECから発表されました。さらなる詳細は2017年6月19日(現地時間)にカリフォルニア州で開催されるJEDECのServer Forumイベントと、2017年後半にJEDECのサイト上で公開予定とのこと。