【Windows10】 WindowsUpdate 2025年10月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5066791 サポート終了。継続使用する場合はESUの登録を

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日本時間で2025年10月15日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5066791の不具合情報およびその回避策・解決策です。

更新履歴
初版。

Windows10 22H2用セキュリティ更新プログラム: KB5066791

基本情報

KB5066791はWindows10 バージョン22H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • 入力関連に以下のアップデートを行いました
    • 中国語IMEの不具合を修正。GB18030規格に準拠していませんでした。この不具合により、一部の中国語が正常に表示されませんでした
    • テキストフィールドの長さが上限に達すると、サロゲートペアが空白のボックス表示になる不具合を修正
  • Windows Remote Management (WinRM)に以下のアップデートを行いました
    • PowerShellのリモート操作とWinRMに影響する不具合を修正。この不具合によりコマンドが600秒後にタイムアウトしていました
  • ライセンス関連に以下のアップデートを行いました
    • Azure環境の検証を強化するために、更新された証明書チェーンを組み込んだServicing Stack Update (SSU)が含まれています
  • FAXモデムドライバに以下のアップデートを行いました
    • KB5066791をインストールすると、『ltmdm64.sys』ドライバが削除されます。このドライバに依存するFAXモデムハードウェアはWindows上で動作しなくなります
  • KB5066791には2025年9月26日に配信されたプレビューリリースKB5066198の内容が含まれています

備考: サポート終了。継続使用する場合はESUの登録を

Windows10は日本時間で2025年10月15日、つまり、今回のWindows Updateをもってサポート終了となりました。今後、何もしなければWindows10のセキュリティ更新プログラムは降ってきません。そのまま使い続けるとシステムが脆弱な状態になります。

引き続きWindows10を使いたい場合は、延長サポートのESUのご利用をご検討ください。個人は最大1年、企業・組織は最大3年、引き続きセキュリティ更新プログラムを受け取ることができます。

当サイトでは個人向けESU最終日となる2026年10月14日(日本時間)まで、引き続きWindows10用Windows Updateの不具合情報を提供してまいります。

個人向けESUの登録方法は以下の記事をご覧ください。簡単に登録できます。

不具合情報

2025年10月15日時点でKB5066791に不具合は確認されていません。