中古のCore i9-13900Kを買った結果が悲惨すぎる
Core i9-13900Kを中古で購入したユーザーから悲しみの報告が出ています。
Intel第13世代・第14世代CPUには何も対策をしなければ、CPUが劣化していき動作が不安定になる不具合があります。劣化したCPUは元に戻ることはなく、返品・交換するしかありません。この不具合については多くの人がご存知でしょう。
2025年5月にはこの不具合の発生を未然に防ぐためのマイクロコード0x12Fがリリースされました。
そんなIntel第13世代となるCore i9-13900Kを、YouTubeチャンネルのIceberg Techが中古で購入しました。購入価格は240ポンド、日本円にして約48,000円です。
Iceberg Techは動作検証のためにCPU-Zベンチマークで『Stress CPU』を実行しました。しかし、すぐにブラックスクリーンエラー(Black Screen of Death / BSoD)が発生しました。
Iceberg Techはもちろんオーバークロックをしていません。BIOS / UEFIでIntelが推奨するデフォルトの定格設定『Intel Default Settings』を使用しました。にもかかわらずブラックスクリーンエラーが発生しました。
色んな電圧を試したり、Windows11を再インストールしたものの、症状が完全に直ることはありませんでした。さらに、GPUドライバのインストールにも失敗することがありました。
つまるところ、Iceberg Techが購入した中古のCore i9-13900Kはすでに劣化済みのCPUだったということです。
Iceberg Techは動画視聴者に対して「Core i9-13900Kは中古で買うべきではないCPUのひとつです。(第13世代や第14世代Core CPUを)中古で買うことは絶対におすすめしません。運が良ければちゃんと動作するでしょうが、運が悪ければ定格設定でも安定して動作しないかもしれません。私は後者を引きました」と述べています。