Windows,WindowsUpdate

ITsWindowsUpdateTime

5/13に公開されたWindows Updateの不具合ぷちまとめです。多くの人は問題なくインストールが出来ているようですが、これら以外にも環境によってエラーが出たりアプデが進まなかったりとあるようです。

・KB3046002のインストールに失敗する問題
このパッチはタブレット等でペン入力をしている人向けのパッチになります。ペン入力が無効の場合は失敗するようです、無理矢理入れる必要はありません。
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-045

・KB3045171で古いアプリケーションの表示がおかしくなる問題
一部の古いアプリで文字表示がおかしくなるかもしれません。なんか表示がおかしくなったと思ったら、このパッチを一度アンインストールしてお試しあれ。現状、解決策はインストールしないか、古いアプリを諦めるしかありません。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/MS15-044

・DELL製PCにアップデートを適用後、起動しなくなる問題
DELL側の問題のようです、詳しくはDELLへお問い合わせください。

・その他、原因不明の問題
KB3055642 のインストールにエラーコード800B0100で失敗する
KB3013531がコード80070643で失敗します

原因不明の問題への解決策として、個別に手動インストールが提案されていますが、まとめてインストールしか出来なくなるWin10Homeだとどうなるんでしょうか。

CPU,オーバークロック

上記画像のようにBroadwell 5775Cで空冷5GHzを達成できたようです。紹介しているKit GuruとWCCF TECHをざっくり翻訳。

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Kit Guru
Broadwellのロック解除版はかなり高いクロックレートで実行することができます。
WCCF TECH
Broadwellのオーバークロックは比較的容易に可能であることを示している。
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と、2つのメディアは紹介しています。セットアップは↓のご様子。

ところで4790K発売前の騒ぎを覚えているでしょうか、それともそのときはOCなんて興味無しでしたでしょうか。今から約1年前、Devil's Canyonの発売を前にして、下記のような情報が公開されました。

4Gamer
(2014/06/04)
Core i7-4790K搭載のデモ機では4コアすべてが4.8GHzで安定動作していた
PC WATCH (2014/06/04)
4790K HT有り4コアについては、空冷/液冷でMSIが5,498.72MHzを達成

瞬間的、もしくは低負荷時に高クロックを達成出来ても、ゲームをやる上でもっとも重要な「高負荷中にどれだけ安定して維持出来るか」という部分を何故か気にしない一部の人達が騒いでおりました。

わかっている方には耳にタコでしょうが、OCはCPUのアタリハズレ、マザーボードの耐性等、様々なものが影響してきます。片や4.3GHzが限界、片や4.8GHzでゲームプレイにも支障なし、こういったことがザラなのがOCの世界。

つまり何が言いたいかというと、メディアの記事を鵜呑みにして期待しない方がいい、と管理人は思います。

6/20追記
海外のOCレビュー翻訳を書きました。

ソース
Kit Guru
Intel Core i7-5775C ‘Broadwell’ overclocked to 5GHz with air cooling
WCCF TECH
Broadwell Overclocked To 5 GHz on Air

Windows,WindowsUpdate

ITsWindowsUpdateTime

先日、MSから配信された5月度のアップデートを適用すると、DELLのPCで起動不可になる可能性があるようです。対象となるPCの型番は不明です、OSはWindows7 64Bit/Windows8.1 64Bitで発生する模様。詳細は下記DELLページへどうぞ。

ソース
DELL
2015年 5月度の Windows Update 後、OSが起動不可になる現象について

Windows

win10

具体的な中身までは公開されていません。エディション名と概要のみになります。ざっくり翻訳な意訳。

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・Windows 10 Home
 いわゆる一般向け
 Windows Updateの取捨選択を出来なくさせたモデル

・Windows 10 Pro
 こちらはHomeと違い今まで通りWindows Updateの取捨選択が出来る

・Windows 10 Enterprise
 企業向け

・Windows 10 Education
 教育機関向け

・Windows 10 Mobile
 Windows Phone用

・Windows 10 Mobile Enterprise
 企業向けWindows Phone用

・その他のエディション
 Raspberry Pi向け等、特注品
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ゲーマーだとHomeにするか、Proにするか、はたまた見送るかってところでしょうか。気になる部分は以前に書いた記事「Windows10一般ユーザはMicrosoftの実験台?」の影響がどう出るか。

ソース
Introducing Windows 10 Editions

雑記

are

↓のページからどうぞ、ある程度の負荷がありますのでご注意。

http://haxiomic.github.io/GPU-Fluid-Experiments/html5/?q=UltraHigh

これは楽しい、いじって眺めてたら10分くらい経っていました、いけないいけない。VJの素材に使えそう、ライブで使うのもおもしろそう。

あと、なんか、これ、卑猥に感じました。いやいや、ほら、だってこれ、ねぇ?この技術は間違いなく次世代エロゲに流用される。されない。

メモリ


(ソース:Highest Frequency Ripjaws 4 Series DDR4 3666MHz Memory kit)

G.SKILLから現行最高速3666MHzのDDR4メモリ(4GBx4 16GB)がアナウンスされました。

ゲームにおけるOCメモリの効果についてはこの辺とかこの辺に以前にも書きましたが、おさらいすると前提条件としてCPUボトルネックの状態であること、効果としてはCPUクロック>メモリクロックが多いパターンなので、CPUをOCした上で最後の最後にブーストするべき部分がメモリといった流れです。

メモリコントローラはCPUに積まれているので、メモリクロックを3666MHzまで持ち上げた場合、肝心のCPUクロックが上がりにくくなる可能性が出てきます。

5960Xで4GHz以上を保ったまま、メモリクロックも3666MHzにすることって出来るものなのでしょうか。液体窒素冷却以外で。もちろんCPUのアタリハズレにもよるのでしょうが、メモリクロックが3666MHzの状態でどこまでCPUのOCを出来るのか、この辺の検証結果も載せてもらえたら消費者的にはありがたいのですが、どうでしょうかG.SKILLさん。


(ソース:DDR4 128GB (16GBx8) Memory Kit at 2800MHz)

続いて4/23のアナウンスですが、16GBx8 128GB 2800MHzのDDR4メモリも発売予定。
こちらはゲーマー向きというよりも、大量のキャッシュを読み書きしまくるクリエイティブな人には嬉しい製品じゃないでしょうか。
SSDと違ってどれだけ読み書きしても寿命を迎えないという安心感があります。

参考までに16GBx8の128GB分のDDR4メモリをAmazon.comで調べてみたら、サーバ向けECCメモリで約1400ドルでした。
256GBのSSDを毎年使い捨てても10年持つような気がしますが、それは考えてはいけません。

ゲームをRAMDISKにぶち込む最速ローディングガチ勢向けともなっております。
効果が薄いなんて考えてはいけません。

ちょっとネガティブな内容になってすみません、ここまで書いておいてなんですがこういったニッチな製品を出してくれるG.SKILLさんは管理人の好きなメーカの一つです。
管理人のOCメモリもG.SKILL製品を愛用しております、とフォロー。

GPU,ゲーミングノートPC

最初からゲーミングノートを買うか、MSI GS30とかALIENWARE 13/15/17を買っておけば良いという話ではありますが、ゲームをするつもりなんてなく普通のノートPCを買ったものの、後になってからゲームをしたくなったなんてことがあるかもしれません。

ハイエンドGPUは必要としないけどCPU内臓GPUでは性能が足りない、そんな普通のノートPC勢の救世主になるかもしれない製品がこちら。

ノートPCにMini PCI Expressスロットがあれば接続可能でございます。(ExpressCard版もあります)

何が良いって約53ドルとお手ごろ価格。記事下部に販売サイトのリンクを貼ってますが、ざっと見たところ日本にも発送可能っぽいです。この手の製品は相性問題で動かなくても泣かないっていうのが原則ですが、このお値段なら万一動かなくてもダメージは少なそうですね。

別途GPUやらモニタやらが必要ですが、そこは、なんかこう、がんばってください。

ソース&販売サイト
EXP GDC Beast Laptop External Independent Video Card Dock

BTO

PCケースのサイドパネルをそのままヒートシンクにして、CPUだけでなくGPUも一緒にファンレスで冷却するというHaswell-EのBTOが海外で発売されました。

最小構成の5820K/RAM 16GB(8GBx2)/SSD128GB/GeForce210で1990ユーロ、ジャパン円で約26万円5960X/RAM 32GB(8GBx4)/SSD256GB/GTX980にしたら約倍の3885ユーロ、ジャパン円で約52万円とエクストリームなお値段。

完全無音PCでゲームを楽しみたい人、さらにそのPCでオーディオも楽しみたい人には素敵な一台二役となるかもしれません。

ただ、お値段を除いた唯一の問題点を挙げるなら寿命、たぶん短いんじゃないでしょうか。少なくともファン有マシンよりは。ケースファンも無い完全ファンレス仕様のため、CPUとGPUのダイの冷却は出来ていますが、それ以外の部分に不安が残ります。

もう少し汎用性を持たせた冷却キットの単品販売の方が需要があるような気もいたします。

ソース&販売サイト
Lautloses High-End/Power PC-System

CPU,オーバークロック

axtu

限界突破ボタン、男のロマンですよね。車にニトロスイッチとか。

G-TuneのMASTERPIECE i1460シリーズがPC本体にOCスイッチを搭載しています。
オーバークロックスイッチをアクセス性に優れたフロントに配置

こういうのワクワクします。このOCスイッチですが、お手持ちのPCで、尚且つキーボードに実装してみましょう。

それでは、お手持ちのASRockマザーボードに付属しているDVDから、マザーボードいじくりツールのAXTUをインストールしてください。

はい、管理人氏、ASRockのマザーしか持っていないので他社製品はわかりまてん。ごめんなさい。他社のマザーでもWindows上から電圧やらクロックやらをいじくれるツールが付属しているんじゃないでしょうか。

この記事はASRockマザー使いでOCスイッチをキーボードに実装したい人向けとなっております。どんだけ状況が限定されているのかと。

で、AXTUをインストールされましたでしょうか、あとはOrverclockingの項目から適当にOC設定して、HOT KEYにキーボードを割り当てれば完了です。これでキーボードにOCスイッチが実装されたぞ!完!

と、ここで終了したらただのマニュアルなので、もう少し突っ込んでいきます。

普段使わないキーでも、1キーだけだと誤って押してしまったり、お猫様に押されてしまったりでいつの間にかクロックが変わっていた、なんてことがあるかもしれません。あるのかなぁ。いや、ある。SHIFT + ナニカみたいに2キーでの組み合わせだと安心です。

次にこのAXTU最大の罠があります、抱き合わせで入ってくるXFast RAM、こいつです。ただのRAMディスク作成ソフトなのですが、くっそ低機能なのでアンインストールしましょう。(XFast RAMだけ個別でアンインストールが出来ます)

こいつが入っていると、再起動するたびにTempフォルダがデフォルトのフォルダになります。細かく説明すると、Tempフォルダはデフォルトのフォルダで使うか、XFast RAM上に置くかの2択になります。

↓の質問者のような感じになります。
Windows7で環境変数が再起動の度に戻る

たぶん、この質問者、XFast RAMが原因なんじゃなかろうかと思います。管理人もTempフォルダは移動しているので、この質問者と同じ悩みを抱えておりました。原因の特定まで半年以上掛かりました…

原因を特定したときの管理人の気持ち。

※管理人が使っているVerは古いです。最新版はXFast RAM問題も解決しているかも。
※Z97からはA-TuningのOC Tweakerタブになります。
インテル純正OCソフトなんてのも存在します。HOT KEYを設定できるかは不明。

GPU,静音

さすが海外、やることが大雑把だぜ!

これ、スポンジの耐久性、どうなんでしょう。
ネジ止めしていないように見えるのですが、長期使用しているとそのうちスポンジが破けて、ファンがスリケンと化してPC内で暴れそう…コワイ…

GPU,RADEON

FreeSync
FreeSync向けのドライバが公開されました。
基本的に15.4と同じでFreeSyncに最適化しただけのようで、それ以外の目立ったバグフィックスは無い模様。
ダウンロードは下記リンクからどうぞ。

ソース
guru3d
AMD Catalyst 15.4.1 Freesync Driver Download

Windows

Windows10に関して、Kit Guruさんがズバリ言ってくれていたのでざっくり翻訳な意訳。
間違いがあったらごめりんこ。

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Microsoft
Windows10が最後のWindowsだよ。
WindowsはMSが提供するサービスとしてやってくよ。
Windows11とか考えてないよ。
長期間Windows10でやってくよ。
モジュラー方式でどんどんアップグレードしていくよ。

Kit Guruコメント
アップグレードしたくない人はどうなんの?
見た目を変更したい場合はどうすんの?
アップグレードに付いていけない古いマシンユーザはどうなんの?
アップデートがサードパーティアプリと互換性が無かった場合どうすんの?
他にも言いたいことは山ほどあるけど、お前まったく回答してねぇよな。

読者コメント
つまり月額課金式Windowsになるのか?
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Kit Guruさんのお気持ちごもっともです。
以前の記事でもお伝えした通り、現時点でのMSからの公式発表は裏を返せば不安要素を非常に多く感じます。

ソース
Kit Guru
Microsoft: Windows 10 is the last version of Windows