Win10チューニング,WindowsUpdate

Avira社のアンチウイルスソフトをインストールしている環境に2019年4月10日配信のWindows Updateを適用すると、PCが数分間フリーズするといった報告が出ています。Avira社によると、以下のソフトウェアをインストールしている環境が影響を受けるとのことです。

  • Avira Free Security Suite
  • Avira Prime
  • Avira Free Antivirus
  • Avira Antivirus Pro

全ての環境で発症するとは限りませんが、もし、この症状が出た場合、以下のいずれかの方法で対処が可能です。

    1. Aviraをアンインストールする
    2. 2019年4月10日配信KBをアンインストールする

    OS2019年4月10日配信KB
    Windows7KB4493448(セキュのみ)、KB4493472(ロールアップ)
    Windows8.1KB4493467(セキュのみ)、KB4493446(ロールアップ)
    Windows10KB4493509(v1809)、KB4493464(v1803)、KB4493441(v1709)、KB4493474(v1703)、KB4493470(v1607)、KB4493475(v1507)

    (※ただし、2019年4月10日配信の更新プログラムはセキュリティパッチのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です)

より詳細な情報および続報はAvira社のページにてご確認ください。

この他にもWindows7 / 8.1ではSophos社のアンチウイルスソフトがインストールされていると、OSが起動しなくなるといった致命的な不具合報告も出ています。

どうも2019年4月度のWindowsUpdateは一部のアンチウイルスソフトと相性が悪いようです。同様の症状が出た場合、アンチウイルスソフトとの相性を疑ってみてください。

更新履歴
① Avira社の公式発表に伴い、内容の修正・加筆。
② Avira社のページのリンク先間違いを修正。

GeForce

GeForce GTX 1060 6GB以上のグラフィックスカードでDirectXレイトレーシング(DXR)がサポートされたGeForce 425.31ドライバが公開されました。DXR対応カードリストは以下になります。

リリースノートによると以下の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・TITAN X環境でステレオが有効になっているとGTAV起動時にメモリ不足のメッセージが表示される問題

・Fabfilterプラグインを使用するとアプリケーションがクラッシュする問題

・NVIDIAコントロールパネルのテクスチャフィルタリングの設定がハイクオリティになっているとサイコブレイク2(The Evil Within 2)でアーティファクトが発生する問題

・The Witcher 3をプレイしているとランダムにBad SpoolerエラーでBSoDが発生する問題

・SLI環境でAdobe製アプリケーションでアーティファクトが表示される問題

・419.35ドライバをインストールしたASUS ROG Strix GL702VSノートブック環境で、ゲームの表示がおかしくなる問題 (425.11 Hotfixで修正分)

・RTX 20シリーズ環境でArk Survival Evolvedがランダムにクラッシュする問題 (425.11 Hotfixで修正分)

・Ghost Recon Wildlandsでインベントリメニューにアクセスするとゲームがクラッシュする問題 (425.11 Hotfixで修正分)


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

425.31 WHQL Windows7 / 8.1 64bit版
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/145881/jp

425.31 WHQL Windows10専用 64bit版
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/145917/jp

2019/4/13追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

Windows,WindowsUpdate

Windows7のサポート終了を通知し、Windows10への移行を促すKB4493132について、Microsoftが新たに情報を公開しました。

法人のお客様向けの注意事項
この更新プログラムは管理対象の組織のデバイスには適用されません。 具体的には、この更新プログラムは、ProfessionalおよびEnterpriseエディションのWindows7とWindows Server製品を実行しているデバイス上にはインストールされません。組織には通常、IT技術者が管理しているシステム構成とWindows10展開があることを認識しています。2020年1月より前に、組織がWindows10に移行することが重要です。– こちらで詳細を確認できます。

MicrosoftによるとKB4493132はProfessionalとEnterpriseには配信されてこないそうです。

CPU,ハードウェア全般

TSMC5nmプロセスノードでのリスク生産を開始したことを発表しました。TSMCによると、ARM Cortex-A72の5nm版と7nm版を比較したところ、1.8倍のトランジスタ密度になり、15%もの処理速度の向上を実現したとのこと。

Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはWindows10の次期大型アップデートの名称を『May 2019 Update』に決定したことを発表しました。『May 2019 Update』は2019年5月下旬より提供が予定されています。

以下、大型アップデート時の注意点になります。

大型アップデートの初公開時には過去例外なく何かしらの不具合が付いて回っています。大事なことなので繰り返しますが過去例外なくです。不具合に悩まされたくない場合は、すぐに適用せずに遅らせることを推奨します。参考までに、v1809 October 2018 Updateのときはこんな有様でした。

また、これまで、Windows10に大型アップデートを適用すると各種設定が初期化されてきました。

今回も例に漏れず何かしらの設定が初期化されるでしょう。Microsoftがこの問題を解決しないかぎり、年2回の大型アップデートが予定されているWindows10は、約半年毎に再設定が必要になってきます。初期化されたら困る変更箇所は、元に戻せるよう必ずメモしておきましょう。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日3月27日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、4月4日に再々度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

と、ここまで先週の記事とほぼ同じ内容。まさかの3週連続配信です/(^o^)\ なんという週刊KB4493132……。ほんとGWX同様にしつこい配信になりそうですね……。

SSD


(Source:@dospara_parts)

ドスパラオリジナルブランドSSD『Z1』シリーズのMicron偽装問題、覚えていますでしょうか。ご存知ない方は下記の記事をご覧くださいませ。

この件について、ついにドスパラが続報を掲載しました。その内容がこちら。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年4月3日にリリースされたWindows10 v1809用更新プログラムKB4490481にて、複数のオーディオデバイスを搭載している環境で、オーディオデバイス用アプリケーションが動作しなくなる不具合が修正されました。

KB4490481(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

備考:
2019年4月3日時点ではリリースされはしたものの、WindowsUpdateには降ってこない様子です。試してみたい方はMicrosoft Updateカタログよりどうぞ。

なお、2019年3月13日配信のKB4489899より発生している、Internet Explorerからリンクをクリックしてもアプリケーションが起動しない不具合は未だ修正されず、依然として継続しているため注意が必要です。この不具合の回避策は非常に簡単で、リンクを右クリックして新しいウィンドウ、または新しいタブで開くことアプリケーションを起動できます。

対処方法を知っていればどうということはありませんが、知らなかったらハマるかもしれませんので頭の片隅に留めておいた方が良いかもしれません。

更新履歴
① 備考を加筆。

RADEON

Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.4.1ドライバが公開されました。リリースノートによると、以下の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・RADEON VIIおよびRX Vegaシリーズ搭載環境でシステムが不安定になったり、3台以上のディスプレイを接続して同時に有効にすると断続的にシステムがハングする問題
・MSAA有効時、World of Warcraft 8.1.5以降で断続的にクラッシュしたりアプリケーションがハングする問題
・Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics環境でマウスカーソルが消えたりする問題
・RX Vegaシリーズ環境でWattManの自動オーバークロックが正常に機能しない問題
・Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics環境でVari-Brightの変更が失敗する問題
・RX Vegaシリーズ環境でWorld of Tanksの設定を最小にしていると、表示がおかしくなる問題


ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

PCゲーム全般


(Source:Tropico 6 тест GPU/CPU)

Tropico 6』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは以下になります。

上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つにはGTX 980 Ti 6GB(Min 66 fps) / RX Vega 56 8GB(Min 62 fps)以上が必要となってきます。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

PCゲーム全般


(Source:Assassin's Creed III Remastered тест GPU/CPU)

アサシンクリードIII リマスター』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは以下になります。

上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つにはGTX 970 3.5GB(Min 60 fps) / R9 290 4GB(Min 60 fps)以上で可能となっています。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

GeForce

GeForce 425.11 Hotfixドライバが公開されました。このドライバでは以下の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・Ghost Recon Wildlandsでインベントリメニューにアクセスするとゲームがクラッシュする問題

・RTX 20シリーズ環境でArk Survival Evolvedがランダムにクラッシュする問題

・419.35ドライバをインストールしたASUS ROG Strix GL702VSノートブック環境で、ゲームの表示がおかしくなる問題


425.11 HotfixドライバはWindows10用のみとなっています。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

Windows,ウイルス

先日、明らかになった『ASUS Live Update』のマルウェア混入について、ASUSは声明を発表しました。ASUSによると、この問題はノートPC製品のみが影響を受けており、その他のデバイスは影響を受けないとのこと。

また、影響を受けているかどうかをチェックするための診断ツールも公開しました。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ。

もし、影響があると判明した場合は、マルウェアを完全に削除するためにOSを工場出荷時の初期状態に戻すようASUSは案内しています。それでも問題が解決しない場合は、ASUSカスタマーサービスに連絡してほしいとのことです。

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、3月27日に再度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

とはいえ、こんなハイペースで再配信してくるあたり、GWX同様にしつこく度々再配信されそうな予感がします。不幸中の幸いなのは、今のところ有害なものではなさそうということでしょうか。

(ただ、今後のバージョンアップで有害なものに変わらないとも限りませんが……)

GeForce

t

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

更新履歴
初版。

CPU,Windows

当初、『Cinebench R20』はMicrosoftストアでしか公開されておらず、有志によりスタンドアローン版が作成・公開されましたが、MAXONはこれが気に食わなかったようで作者に公開停止要求および聞き入れられない場合は法的措置に出る旨を通知しました。これにより、残念ながらスタンドアローン版『Cinebench R20』は入手できなくなりました。

しかし、今回、MAXONは自らスタンドアローン版『Cinebench R20』を公開しました。今回の対応はMicrosoftストアを経由したくない人にとっては朗報と言えるでしょう。スタンドアローン版を使いたい方は以下のページより『Download directly from Maxon』からダウンロードをどうぞ!

と、言いたいのですが、2019年3月27日時点ではダウンロードリンクが間違っており、Windows用のリンク先はMac用の『.dmg』ファイルになっています。直リンクからだと『.zip』ファイルが落とせるので以下よりどうぞ。

Windows,ウイルス

2019年3月25日、Kasperskyは、ASUS製PC向けユーティリティツール『ASUS Live Update』にマルウェアが混入していたことを発表しました。

Kasperskyによると、ASUSのサーバーにあるオリジナルの『ASUS Live Update』が、何者かによってバックドアが組み込まれたものとすり替えられていたとのこと。また、どちらも同じファイルサイズだったことから長い間発見されず、Kasperskyユーザーだけでも57,000人がバックドア入り『ASUS Live Update』をインストールしており、全世界では100万人にも上ると伝えられています。

不幸中の幸いなのが、マルウェアがターゲットとしているマシンは特定のMACアドレスを持った600台だけとのこと。ただ、具体的にどのマシンが影響を受けるかなどは発表されていないため不安は募ります。また、影響を受けないとしても、マルウェア入りのものを放っておくのはあまり気持ちの良いものではありません。

ASUS自ら、より詳細な経緯と今後の対応の発表が待たれます。

追記
ASUSが声明を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

GeForce

新たに『ASUS VG278QR』、『ASUS VG258』がG-Sync Compatibleモニタに認定されて、『Sekiro: Shadows Die Twice』、『バトルフィールドV: Firestorm』、『Anthem』、『Shadow of the Tomb Raider』に最適化されたGeForce 419.67ドライバが公開されました。

リリースノートによると以下の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・DaVinci Resolveのパフォーマンスが低下する問題
・Ghost Recon:Wildlandsでパフォーマンスが低下してスタッターが発生し、その後、Anselを使用するとクラッシュする問題
・Windows側の設定でHDRが無効になっていて、ファークライニュードーン(DX11)のゲーム内設定でHDRが有効になっている状態でALT + TABキーを押すと、デスクトップの色がおかしくなる問題
・Total War:Warhammer 2でアンチエイリアスを使用するとパフォーマンスが低下する問題
・シングルGPU環境でAdobe製アプリケーションでアーティファクトが表示される問題 (※SLI環境では引き続きこの問題が発生)
・Windows HDR有効時、Apex Legendsでウィンドウモードからフルスクリーンに切り替えると表示がおかしくなる問題
・Shadowplayで録画を行うと画面の一部が途切れる問題
・TuringカードでStar Citizenをプレイすると、表示がちらつき、その後ゲームがクラッシュする問題
・GTX 980使用時、NVAPIの呼び出しに多くのCPUリソースがかかる問題
・TITAN RTXでNVLINKコマンドを実行し、TCCモードを有効にするとカード温度が20度上昇する問題
・RTX 2080搭載ノートPCでResolume Arena 6のゲームパフォーマンスが低下する問題
・RTX 2070環境で2台目のモニタが接続されていると、2台目のモニタが点滅する問題


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

419.67 WHQL Windows7 / 8.1 64bit版
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/145540/jp

419.67 WHQL Windows10専用 64bit版
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/145576/jp

2019/3/27追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

PCゲーム全般

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の60fps制限をアンロックするMODが有志によりNexus Modsにて公開されました。ダウンロードは以下よりどうぞ!

    Nexus Mods
    Sekiro Mod Engine
    (※ダウンロードにはNexus Modsへの登録が必要)

2019年3月25日時点でのMODバージョンは0.1.8で、ゲームバージョン1.02のSteam版のみがサポートされています。もし、ゲームバージョンのアップデートなどで正常に動作しなくなった場合は、上記ページにて新バージョンが公開されていないかご確認くださいませ。

PCゲーム全般


(Source:Sekiro Shadows Die Twice тест GPU/CPU)

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは以下になります。

上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つにはGTX 1060 6GB(Min 60 fps) / RX 580 8GB(Min 60 fps)以上で可能となっています。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。