DDR4メモリ、生産終了を延期か。需要の多さと高騰を受け

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DDR4メモリ、生産終了を延期か

DDR4メモリの生産終了が延期されそうです。海外メディアのTechPowerUpが報じました。

DDR4メモリは2013年のIntel第6世代Core 6000シリーズ『Skylake』プロセッサーから使用され始め、Intel第14世代Core 14000シリーズ『Raptor Lake Refresh』や、いまだ現役のAMD AM4プラットフォームにいたるまで、10年以上にわたって市場に広く浸透してきた。

その結果、DDR4メモリを搭載するデバイスが今でも非常に多く存在し、アップグレード(メモリ増設)を望むユーザーはまだ後を絶えない。

DigiTimesによると、韓国の主要メモリチップメーカーであるSamsungやSK hynixは、DDR4メモリの段階的廃止計画を延期し、スポット価格がDDR5メモリより下回るまで供給を続ける可能性があるという。

― TechPowerUp

大手メモリサプライヤー3社(Micron / Samsung / SK hynix)は、DDR4メモリを2025年内に生産終了することをアナウンスしています。しかし、DDR4メモリの需要は供給を大きく上回っており、2025年第3四半期(7~9月)のPC向けDDR4メモリの契約価格は前期比で40%前後も上昇することが見込まれています。

こういった状況を受けて、SamsungやSK hynixはDDR4メモリの生産終了を延期する可能性が浮上している模様です。

Posted by にっち