【アプデ/7/8.1】 2019年3月20日、Win10への移行を促す通知表示パッチKB4493132、『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4489892 / KB4489893が配信 [Update 6]

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日、Windows7 / 8.1用のWindowsUpdateに『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

また、今回、Windows7にだけ配信されているKB4493132には注意が必要です。この更新プログラムを適用するとWindows10への移行を促す通知が表示されるようになります。そういった通知を表示させたくない方はインストールしないようお気をつけくださいませ。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
① .NET
の非セキュリティアップデートを加筆。
② .NETの非セキュリティアップデートを記事から一時削除。MSカタログには公開されているものの、2019年3月20日時点ではWindowsUpdateに降ってこない?
③ KB4493132に備考を加筆。今のところ32bit版には降ってこない様子です。
④ KB4493182の備考を削除。32bit版にも降ってくるようになった模様。
⑤ KB4493132に備考を再度加筆。Professionalに降ってこないとの報告あり。
⑥ KB4493132に備考を加筆。Enterpriseにも降ってこないとの報告あり。

 

KB4493132 (Windows7系用)
(※:このパッチにWin10関連有)
この更新プログラムをインストールすると、Windows7のサポート終了に関する通知、つまり、Windows10への移行を促す通知が表示されるようになります。

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【アプデ/7】 Microsoft、2019年4月よりWindows10への移行を促す通知を表示させることを発表

そういった通知を表示させたくない方は、インストールしないようお気をつけくださいませ。この更新プログラムは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。どういった通知が表示されるかは、以下の記事をご覧くださいませ。

【アプデ/7】 KB4493132を適用するとどんな通知が表示されるの?非表示にする方法は?

備考:
降ってくる場合とこない場合がある模様。現在、Windows7 Professional / Enterpriseに降ってこないとの報告が出ています。

 

KB4489892 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:このパッチに不具合有)
Windows7に配信。このパッチは非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』と呼ばれるオプションの詰め合わせパッチです。名前からもわかるようこのパッチはプレビュー版です。人柱になりたくない人は非表示入りをおすすめします。このパッチはセキュリティパッチではないため、入れなくてもセキュリティ上の問題はありません。

何事もなければ翌月の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』にこのパッチも抱き合わせされる予定です。

パッチ内容は省略。どういった内容が含まれるかはこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。入れるか入れないかの選択はお任せいたします。

マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリ入りということでこのパッチは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • Internet Explorer 11を使用したリモートデスクトッププロトコル(RDP)の認証に問題が発生する可能性があります。この不具合は同じWindows Server上に2人以上のユーザーが同じユーザーアカウントを使用してログインする場合に発生します。Windows Server側で2人以上のユーザーが同じユーザーアカウントを使用しないように各ユーザーごとのアカウントを作成し、また、1つのユーザーアカウントに対して複数のRDPセッションを無効にすることでこの不具合の回避が可能です。Microsoftは今後のリリースで修正を提供する予定です。
    備考:
    KB4489892のページでは『Internet Explorer 10』と書かれていますが、MSの表記ミスと思われます。この不具合は2019年2月度のKB4486563から発生していますが、2月度では『Internet Explorer 11』と表記されています。なお、Windows7 / 8.1で『Internet Explorer 10』のサポートは既に終了しています。
  • この更新プログラムを適用後、Internet Explorer等からリンクをクリックしても、アプリケーションが起動しない場合があります。その場合、リンクを右クリックをして新しいウィンドウ、またはタブで開くことでこの不具合を回避(アプリケーションを起動)できます。Microsoftは今後のリリースで修正を提供する予定です。

 

KB4489893 (Windows8.1系用)
(※:このパッチにテレメトリ関連有)
Windows8.1に配信。このパッチは非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』と呼ばれるオプションの詰め合わせパッチです。名前からもわかるようこのパッチはプレビュー版です。人柱になりたくない人は非表示入りをおすすめします。このパッチはセキュリティパッチではないため、入れなくてもセキュリティ上の問題はありません。

何事もなければ翌月の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』にこのパッチも抱き合わせされる予定です。

パッチ内容は省略。どういった内容が含まれるかはこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。入れるか入れないかの選択はお任せいたします。

マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリ入りということでこのパッチは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • Internet Explorer 11を使用したリモートデスクトッププロトコル(RDP)の認証に問題が発生する可能性があります。この不具合は同じWindows Server上に2人以上のユーザーが同じユーザーアカウントを使用してログインする場合に発生します。Windows Server側で2人以上のユーザーが同じユーザーアカウントを使用しないように各ユーザーごとのアカウントを作成し、また、1つのユーザーアカウントに対して複数のRDPセッションを無効にすることでこの不具合の回避が可能です。Microsoftは今後のリリースで修正を提供する予定です。
  • この更新プログラムを適用後、Internet Explorer等からリンクをクリックしても、アプリケーションが起動しない場合があります。その場合、リンクを右クリックをして新しいウィンドウ、またはタブで開くことでこの不具合を回避(アプリケーションを起動)できます。Microsoftは今後のリリースで修正を提供する予定です。
  • この更新プログラムを適用後、appendChild()、insertBefore()、moveNode()などのノード操作中に例外がスローされた場合、MSXML6によってアプリケーションの応答が停止します。インターネット設定のグループ ポリシー設定を含むグループポリシーオブジェクト(GPO)を編集すると、グループポリシーエディターも影響を受けることがあります。Microsoftは今後のリリースで修正を提供する予定です。
  • この更新プログラムを適用後、Variable Window Extensionを使用するように設定されたWindows Deployment Services(WDS)サーバからPreboot Execution Environment(PXE)を使用してデバイスを起動すると、イメージのダウンロード中にWDSサーバへの接続が途中で終了するなどの問題が発生する場合があります。Variable Window Extensionを使用しないクライアントまたはデバイスには影響しません。この不具合を緩和するために、WDSサーバのVariable Window Extensionを無効にしてください。より詳細な回避方法はKB4489893のページを参照ください。

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