Windows,WindowsUpdate

2019年1月9日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

今月のWin7用『ロールアップ』も2018年5月度6月度7月度8月度9月度10月度11月度12月度に引き続き、ネットワークドライバが死亡する不具合入りです。不具合放置9ヶ月目に突入です。MSさんやる気なさすぎわろえない。

過去にこのネットワークが死亡する不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。この不具合はWin7の『ロールアップ』でのみ発生します。Win8.1およびWin7用『セキュリティのみ』では発生しません。

Windows,WindowsUpdate

2019年1月18日、Windows7のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480955が配信されました。

本来、2019年1月16日(水)が配信予定日で、Win8.1用は遅れずに配信されましたが、Win7用は2日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も相変わらずやる気のなさを見せています。

そして、Win7用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』には2018年5月度6月度7月度8月度9月度10月度11月度に引き続き、未だにネットワークドライバが死亡する不具合入りです。過去にこの不具合にやられた人はこのパッチでも発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。

< Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ [2019/2/13更新]
Microsoftは2019年2月12日付けで、AMD Bulldozer、Jaguar、Puma環境で仮想マシンの復元に失敗する不具合を追加しました。この不具合は2019年2月中旬のアップデートで修正予定とのことです。

以下、KB4480955のザックリ説明になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年1月16日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、Windows8.1に同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。今回、Windows7用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』はありません。

Windows8.1用『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480969には、2019年1月9日配信のKB4480963で発生していたホットスポットの認証が失敗するバグの修正が含まれています。

< Update 1: 仮想マシンの復元失敗バグ [2019/2/13更新]
Microsoftは2019年2月13日付けで『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4480969に、AMD Bulldozer、Jaguar、Puma環境で仮想マシンの復元に失敗する不具合を追加しました。この不具合は2019年2月中旬のアップデートで修正予定とのことです。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Windows,WindowsUpdate

2018年秋、Microsoftは企業や組織向けに、ボリュームライセンス版Windows7を対象にした有料延長サポート『Windows7 Extended Security Updates』(ESU)を発表しました。

Windows7は2020年1月14日にサポート終了となりますが、ESUの契約を行うことで、2023年1月まで追加の延長サポートが受けられます。

契約価格は既にMicrosoftのパートナー等の間で共有されており、ZDNetはその契約価格をリークしました。そのお値段がこちら。

CPU,Windows

Cinebench R15は4コア全盛期時代に登場したベンチマークソフトのため、近年登場した16コアや32コアCPUでは一瞬のうちに終わってしまいます。そこでCinebench R15のレンダリング解像度を4倍にしたCinebench R15 Extreme Editionが登場しました。

ただし、Maxon公式ではありません。非公式のユーザーMODです。スコアも既存のものとは異なり、大体1/4程度になります。回してみたい方は下記よりダウンロードをどうぞ!

Windows

Microsoftは2019年1月26日付けでWindows Media PlayerおよびWindows Media Centerでのメタデータ配信サービスの中止を発表しました。

Microsoftによると、今後、曲のタイトル、ジャンル、アーティスト、映画監督、俳優、カバーアート、テレビガイドなどの各種情報(メタデータ)を、Windows Media PlayerやWindows Media Centerから新たに取得できなくなるとのことです。影響範囲は以下になります。

Windows MediaOS影響の有無
Windows Media CenterWindows7Yes
Windows8Yes
Windows8.1Yes
Windows Media PlayerWindows7Yes
Windows8No
Windows8.1No
Windows10No

なお、あくまでメタデータの配信サービスが中止となるだけで、プレーヤーの再生機能などには影響はなく、また、既にダウンロード済みのメタデータは引き続き利用できるとのことです。

Windows,WindowsUpdate

2019年1月9日に配信されたOffice 2010用更新プログラムKB4461614を適用すると、環境によってはMicrosoft Excel 2010がクラッシュする不具合が発生しています。ただ、今のところWindowsXP環境での発生報告しか見かけないため、Windows7以降では発生しないかもしれません。

お困りの方はKB4461614をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。ただしKB4461614はセキュリティパッチのためアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

なお、KB4461614はAccess 2010をクラッシュさせる原因にもなっています。こちらはOS問わずです。

また、現在は配信が停止されていますが、2019年1月3日に配信されたKB4461627もExcel 2010をクラッシュさせます。こちらもOS問わずです。

< Update 1-2: KB4462157で修正 / WUでも配信 >

Windows,WindowsUpdate

2019年1月9日に配信されたOffice 2010用更新プログラムKB4461614を適用すると、Microsoft Access 2010がクラッシュする不具合が発生しています。Access 2010でテキストボックスにカレンダーコントロールを使用し、日付以外を入力してフォーカスを外した場合などにこの現象が発生します。

お困りの方はKB4461614をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。ただしKB4461614はセキュリティパッチのためアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

備考:
KB4461614は環境によってはExcel 2010をクラッシュさせる原因にもなっています。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

< Update 1: KB4462157で修正 / WUでも配信 >

Windows

Flashのアップデートが来ました。例によりいつもの脆弱性やバグの修正でしょう。ダウンロードは下記よりどうぞ。

<Adobe Flash Player 32.0.0.114>

Firefox向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player.exe

Internet Explorer向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ax.exe

Opera / Chromium向け

http://fpdownload.macromedia.com/pub/flashplayer/latest/help/install_flash_player_ppapi.exe

<Flashアンインストーラ>

http://fpdownload.adobe.com/pub/flashplayer/current/support/uninstall_flash_player.exe
(通常、上書きインストールで問題ありません。何らかの問題が生じた場合↑これを使ってアンインストール後にインストールすれば上手くいく場合があります。その他、残るゴミの削除など詳しくはこちらをご覧くださいませ)

関連記事
【Win】 Internet Explorer環境でFlashを自動実行させず手動実行にする方法

Windows,WindowsUpdate

2019年1月3日に配信されたMicrosoft Excel 2010用更新プログラムKB4461627を適用後、Excel 2010でファイルが開けなくなったり、ファイルを開いた瞬間クラッシュしたり、Excel 2010自体が起動しなくなるなど、動作異常を起こす不具合が発生しています。

これらの不具合にお困りの方は、KB4461627をアンインストールすることで不具合は解消します。アンインストールして非表示リストに突っ込んでおきましょう。

KB4461627は新元号に対応するためのパッチですが、セキュリティアップデートではないためインストールしなくてもセキュリティ上の問題はありません。上記不具合持ちのため、Microsoftが修正するまでインストールはしない方が良いでしょう。

1月4日以降の仕事始めで阿鼻叫喚になることが予想されます。Excel 2010をお使いの方はお気をつけくださいませ。

< Update 1: 配信停止 >
Microsoftは2019年1月5日付けでKB4461627のページを更新し、KB4461627の配信・公開を取り下げたことを発表しました。以降、KB4461627は配信されてこなくなります。

配信されてこなくなるだけで、既に入っている場合は手動でアンインストールする必要があることに変わりはありません。不具合に遭われた方はKB4461627をアンインストールしましょう。

備考:
2019年1月9日配信のKB4461614も、環境によってはExcel 2010をクラッシュさせる原因にもなっています。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【アプデ】 2019年1月度、WindowsUpdateの不具合まとめ

Windows,ブラウザ

Chromeを使用していると環境によっては3~4秒のフリーズが発生し、2~3秒動いたのちにまた3~4秒のフリーズを繰り返すという不具合が発生しています。Redditに投稿されたユーザー報告によると、以下のアプリケーションと相性問題を引き起こしているようです。

  • Avira
    Aviraに含まれる『Safe Shopping Session Service.exe』が動いているとこの不具合が発生します。『Safe Shopping Session Service.exe』を強制終了させればChromeが正常に動くようになりますが、しばらくするとまた『Safe Shopping Session Service.exe』が勝手に起動します。AviraをアンインストールすることでChromeが正常に動作するようになります。なお、原因となる『Safe Shopping Session Service.exe』だけを削除した場合、Aviraが使用できなくなります。
  • Adobe Acrobat Reader DC
    Adobe Acrobat Reader DCがインストールされているとこの不具合が発生します。Adobe Acrobat Reader DCをアンインストールすることでChromeが正常に動作するようになります。

Chromeのフリーズにお困りの方はこれらがインストールされていないかご確認くださいませ。この不具合がAviraやAdobe Acrobat Reader DC側にあるのか、それともChrome側にあるのかは不明です。また、これら以外にもこの不具合のトリガーになるアプリケーションがあるかもしれません。

PCゲーム全般,Windows

2019年1月1日、ValveはWindowsXPおよびVistaでのSteamのサポートを終了しました。終了予定については以前より告知しており、今後、XPとVistaでの各種動作は保証されなくなります。Steamの最新機能等は埋め込まれたChromeに依存しているため、古いWindowsでは機能しないとのことです。

ValveはXPやVistaを使用しているユーザーに対して、Steamの最新機能やゲームにアクセスできるようにするために、Windowsのアップグレードをすすめています。