GeForce RTX 5060 Ti、16GBと8GBどちらが売れてる?差がえぐいことに
GeForce RTX 5060 Tiは、VRAM容量が16GBと8GBの2種類のモデルがあります。では、16GBモデルと8GBモデル、どちらがより多く売れているのでしょうか。海外メディアのTechPowerUpが報じました。
ドイツの大手PCショップであるMindfactoryでは、製品がどれだけ売れたかという情報を公開している。Mindfactoryのデータにより、GeForce RTX 5060 Tiの16GBモデルと8GBモデルの売れ行きの差が判明した。 なんと、GeForce RTX 5060 Ti 16GBモデルは、8GBモデルよりも16倍以上(1600%以上)売れていた。本記事執筆時点では8GBモデルの販売台数は105台に留まっているのに対し、16GBモデルは1,675台も売れていた。 これはMSI、Gigabyte、INNO3D、Palit、ZOTAC、ASUSなど、すべてのAICパートナーのGeForce RTX 5060 Ti製品を含めた数字だ。 これはPCゲーマーが安価な8GBモデルよりも、数十ユーロを追加で支払ってでも16GBモデルを選択し、将来性を重視してシステムを構築していることを示している。 昨今、パストレーシングなどのVRAMを多く消費する機能が増えており、VRAMが多いほどに最新ゲームが快適に動作することがある。 ― TechPowerUp |
VRAMが多いにこしたことはありませんので、PCゲーマーが16GBモデルを選択するのも納得がいきます。とはいえ、ここまでの差があるのは正直驚きました。
たしかに、最新ゲームを高画質でプレイするには8GBでは不十分なことがあります。だからといって、筆者個人としては8GBモデル自体を否定するつもりはありません。例えば、特定のゲームのみをやりこんでいて、使用するVRAM容量がわかっている(8GBで十分)なら、8GBモデルを選択するのはありでしょう。言い換えるなら、8GBモデルは、「自分の使用用途では8GBあれば十分」というのがわかっている人向けのモデルという認識です。
逆に、色々な新しいゲームをプレイしたり、できるだけ高画質で快適にプレイしたい人は迷わずに16GBモデルを購入するべきでしょう。