CPU,RADEON


(Source:AMD to hold a Computex 2017 ... / AMD to hold a press conference ...)

AMDは、プレス関係者に送信したメールの中で、COMPUTEX 2017開催期間中の2017年5月31AM10:00~11:00(現地時間)にプレスカンファレンスを行うことを発表しました。現在のところその内容については明らかにされていません。

他にもAMD公式発表の場は2017年5月16日(現地時間)に開催される『Financial Analyst Day』がありますが、どちらが本命となるのでしょうね。

CPU,RADEON


(Source:AMD Mandolin Raven)

2018年に登場といわれているZenベースのAPU『Raven Ridge』のES版と思われる『2M3001C3T4MF2_33/30_N』がSandraベンチマークに掲載されました。

Sandraの情報を見たところ、このES版のCPU部分はベースクロック3.0GHzで動作し、GPU部分は

CPU,マザーボード


(Source:Intel to unveil Basin Falls, launch Coffee Lake ahead of schedule)

<ザックリ意訳>
IntelはSkylake-X / Kaby Lake-X / X299を2017年5月30日~6月3日に開催されるCOMPUTEX2017で発表し、2017年6月末には公式にリリースされる。

Skylake-Xはまずは6 / 8 / 10コアの3つの140Wプロセッサを投入し、2017年8月にはトップエンドとなる12コアのリリースを予定している。

メインストリームとなる最大6コアのCoffee Lakeは、2017年8月にZ370チップセットとKシリーズのCore i7 / i5 / i3プロセッサのリリースを予定している。H370 / B360 / H310チップセット及びその他のCPUは2017年末か2018年初めごろにリリース予定となる。

一方、AMDは第3四半期(7~9月)にX399プラットフォームと、トップエンドの16コアRYZENプロセッサの発表を予定している。


上記内容がDigiTimesにて報じられました。DigiTimesのIntel情報は、BenchLifeと同レベルに正確なことが多いため割と信憑性は高いと思います。

2016年11月時点での情報ではCoffee Lake-Sの登場は2018年2月と言われていましたが、Intelさん、かなり駆け足気味に攻めてきましたね。それぞれの性能はどうなのか、そしてRYZENのお値段にIntelはどう対抗してくるのか、続報が待たれます。

2017/4/22追記
2017年6月26日に6 / 8 / 10コアモデルが発売する模様。

2017/8/22追記
Coffee Lakeは2017年秋になる模様。

Windows,WindowsUpdate


(Source:For you testers: Here's how to spoof a Kaby Lake processor inside a VirtualBox Win7 VM)

<ザックリ意訳>
2017年4月度の月例パッチKB4015549、もしくはKB4015546などを適用すると、Kaby Lake / Bristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPUを搭載したPCでは、↑上記スクリーンショットようにWindows Updateができなくなります。

しかし、スクリーンショットのエクスプローラに表示されている『wuaueng.dll』の日付に注目してください。このファイルを古いものに変更すると、

Linux


(Source:Ubuntu 17.04 supports widest range of container capabilities)

Ubuntuの最新版、17.04 Zesty Zapusが日本時間で2017年4月14日にリリースされました。Linux kernelは4.10が採用されています。

Linux kernel 4.10というと、RYZENに関するコードが加えられているバージョンだとか。具体的に何かしらのパフォーマンスアップが望めるかはわかりませんが、試してみたい方は↓のダウンロードページ、もしくは直リンクからダウンロードをどうぞ!

 Get Ubuntu ダウンロードページ
 ubuntu-17.04-desktop-amd64.iso (Ubuntu 17.04 ISO直リンク)

注意点として、17.04はLTS(長期サポート)ではないため、2018年1月でサポートが終了します。長期サポートが必要な場合は2021年4月までサポートが続く16.04をご利用くださいませ。

16.04にLinux kernel 4.10を当てたい方は英文ですが↓を参考にどうぞ。

 How to Install Linux Kernel 4.10 on Ubuntu 16.10 and Ubuntu 16.04 LTS

CPU

【RYZENシリーズ 国内プライスリスト】

 C/TL3TDPBaseTurboXFR国内価格
(税込)
Ryzen 7
1800X
8/1616MB95W3.6GHz4.0GHz4.1GHz64,584円
Ryzen 7
1700X
8/1616MB95W3.4GHz3.8GHz3.9GHz50,544円
Ryzen 7
1700
8/1616MB65W3.0GHz3.7GHz3.75GHz41,904円
Ryzen 5
1600X
6/1216MB95W3.6GHz4.0GHz4.1GHz33,264円
Ryzen 5
1600
6/1216MB65W3.2GHz3.6GHz3.7GHz30,024円
Ryzen 5
1500X
4/816MB65W3.5GHz3.7GHz3.9GHz25,704円
Ryzen 5
1400
4/88MB65W3.2GHz3.4GHz3.45GHz22,680円
Ryzen 5
1300 ?
4/88MB65WTBATBATBATBA
Ryzen 3
1200X ?
4/48MB65WTBATBATBATBA
Ryzen 3
1100 ?
4/48MB65WTBATBATBATBA

(全て初値)

2017年4月11日(米国日時)に発売されるRYZEN 5シリーズの↑国内価格が判明しました。最安値モデルは税込22,680円からとなる模様。

< Update 1 >
日本AMDは日本国内での発売日を下記のように変更しました。

 RYZEN 5 1600X / 1600
 ⇒2017年4月11日PM22:00
 RYZEN5 1500X / 1400
 ⇒2017年4月15日AM11:00

RYZEN 5シリーズの下位2モデルのみ、4月15日発売となりました。

関連記事
【ゲーム】 Windows10 + RYZENでのゲームパフォーマンス向上テクニック

CPU,PCゲーム全般


(Source:AMD Ryzen Community Update #3)

AMDはRYZENに最適化されたWindows10の電源プランを配信しました。上記グラフの灰色が『高パフォーマンス』で、オレンジ色が今回配信された電源プラン『AMD Ryzen Balanced』になります。

上記のようにゲームパフォーマンスにはほとんど影響のないまま、『高パフォーマンス』よりも高い省電力性が維持できることを主張しています。試してみたい方は↓からダウンロードしてどうぞ。

 The AMD Ryzen Balanced power plan

インストール方法は簡単で、ファイルを解凍して『Ryzen_Balanced_Plan.ppkg』をダブルクリックするだけとなります。すると、電源プランに

AMD Ryzen Balanced』が追加されます。

ゲームパフォーマンスになるべく影響を及ぼさずに省電力性も確保したい人は、試してみる価値があると言えるでしょう。

CPU


(Source:Review: AMD Ryzen 5 1600)

6C12Tで定格3.2GHzのRYZEN 5 1600の各種ベンチマークが公開されました。RYZEN 5シリーズは2017年4月11日に国内発売となり、1600の初値は税込30,024円と比較的お手ごろ価格になっています。

それではサクッと結果をどうぞ! 検証環境は

 MB: MSI X370 XPower Gaming Titanium
 RAM: G.Skill TridentZ DDR4 3600 MHz @ 2400 MHz
 GPU: MSI GeForce GTX 1070 Gaming Z

になります。

CPU


(Source:AMD Ryzen 5 1400 4 Core, 8 Thread CPU Stock and Overclocked Benchmarks Leaked)

RYZEN 5 1400(4C8T $169)のOC時のCinebenchスコアがリークされました。定格は3.2GHzですが、検証に使われた個体では最大3.8GHzまでOCに成功し、Cinebenchを完走しました。3.5~3.8GHzのスコアは下記になります。

CPU,PCゲーム全般

RYZEN 5 1400(4C8T) MSRP $169 vs i5-7400(4C4T) MSRP $182という、ミドルレンジ帯でお値段の近いCPUでの↑ゲームパフォーマンス対決動画が公開されました。

結果から言えば1400は定格のままだとボロ負けでした。しかしながら、RYZENシリーズの強みは全CPUでOCが可能なところ。3.8GHzまでOCした場合、8タイトル中4タイトルが1400@3.8GHzの勝ちという結果に。

Intelはその地力を見せつけ、RYZENはOCによるブーストとIntelより安い価格設定を売りにし、この動画を見たかぎりではミドルレンジ帯での対決は甲乙の付け難い接戦を繰り広げています。

 【動画タイムテーブル】
 00:00 スペック紹介 (1400 3.2GHz & OC3.8GHz / DDR4 8GB 2667MHz / RX 480)
 01:18 Battlefield 1 DX12 7400の勝ち
 04:03 Fallout 4 7400の勝ち
 04:51 GTA 5 7400の勝ち
 06:49 Hitman DX12 1400OCの勝ち
 07:39 Just Cause 3 ランダム性が強いが静かになってからのFPSを見るに7400の勝ちと言える
 08:06 Assassin's Creed Unity 1400OCの勝ち
 08:57 The Witcher 3 出だしは7400が勝っているがすぐに逆転し1400OCの勝ちと言える
 10:02 Rise Of The Tomb Raider DX12 1400OCの勝ち

まとめると

i5-7400
 ⇒ 何もせずに強い。ただしこれ以上何も(OC)できない。
RYZEN 5 1400
 ⇒ 7400に勝つにはOCが前提になる。RYZEN最適化パッチによってはさらに化ける可能性も。

こんな感じでしょうか。

CPU,メモリ


(Source:AMD Ryzen Memory Analysis: 20 Apps & 17 Games, up to 4K)

RYZEN環境でメモリクロックによってゲームパフォーマンスにどれほどの差が出るのか、計17タイトルのベンチマークが公開されました。

環境はGA-AX370-Gaming 5、1800X定格、GTX 1080になります。サクッと結果をどうぞ!

CPU,マザーボード

AMDはRYZENのFMA3コードによるシステムフリーズ問題などを解決したBIOSアップデートについて告知をしました。以下、リリース本文になります。


我々(AMD)はまもなくマザーボードパートナーにBIOSアップデートを配布します。ベンダーによって異なりますが、4月上旬には一般公開される予定です。新しいBIOSは4つの改善があります。

1.DRAMレイテンシを約6ns短縮しました。これにより遅延に敏感なアプリケーションのパフォーマンスが向上する可能性があります。
2.FMA3コードが原因でシステムがハングアップする問題を解決しました。
3.S3スリープから復帰したあとに異常なCPU frequencyが報告される『オーバークロックスリープバグ』を解決しました。
4.Ryzen MasterはHigh-Precision Event Timer (HPET)を必要としなくなりました。

我々はBIOSのアップデートを続ける予定です。2017年5月にはDDR4メモリのオーバークロックに焦点をあてたアップデートのリリースを予定しています。


5月にはついにメモリ速度にテコ入れがされるようで、高クロックなOCメモリを使いたい人には楽しみなアップデートになりそうですね。