CPU,PCゲーム全般


(Source:Ashes of the Singularity Gets Ryzen Performance Update)

RYZENでのゲームパフォーマンスは悪く、AMDもこの問題を認識していてゲーム側に最適化パッチをあてることで対処することを発表しました。

で、その第一弾としてAshes of the SingularityRYZEN最適化パッチがあたりました。旧Verと比較して一体どれだけ伸びたのか、サクッと結果をどうぞ! 使用されたGPUはGTX 1080で、グラフの青色が旧Ver、オレンジ色が新Verでのスコアになります。

CPU


(Source:AMD 16-core Ryzen a Multi-Chip Module of two "Summit Ridge" Dies )

<ザックリ意訳>
AMDは16コア及び12コアのRYZENを2017年5月30日~6月3日に開催されるCOMPUTEX2017で展示する予定だ。その後、早い段階でローンチされることになる。


上記内容がGPU-Zでお馴染みのTECH POWER UPで報じられました。本当だとすれば思っていた以上に早かった感!

対抗となるIntelのSkylake-Xは2017年8月末のGamescom2017で登場すると言われていますが、それよりも早くもってきたところにAMDのアグレッシブな姿勢が窺えます。

2017/4/10追記
Skylake-XもCOMPUTEX2017で登場の線が出てきました。

CPU,PCゲーム全般


(Source:Ryzen CCX Performance: 2+2 vs. 4+0)

RYZEN 7シリーズの8コアダイは↑のように4+4コアになっています。RYZEN 5シリーズの6C12Tモデルだと左右1コアずつが無効にされた3+3コアで、4C8Tモデルだと2+2コア、あるいはL3が8MBなので4+0コアになる可能性もあるのではないかと言われています。どちらになるのかハッキリとした確証はまだありません。

では、2+2コア4+0コアではどれくらいゲームパフォーマンスに影響が出るのか、そんなマニアックな検証が出てまいりました。サクッと結果をどうぞ!

CPU


(Source:AMD Eng Sample: 2D2701A9UC9F4_32/27_N (2N 6M 24T 2.7GHz, 12x 512kB L2, 8x 8MB L3))

HEDT RYZENの噂が出てからまだ全然時間が経っていませんが、12C24T RYZENES版がさっそくSandraベンチマークに姿を現しました。早い! このリザルトからチップセットまでは読み取れませんが、おそらくX399なるものと思われます。

関連記事
【CPU】 AMD、HEDT市場にも殴りこみか?16C32TのRYZENが計画されている?

CPU,マザーボード

・AMD X390 / X399プラットフォーム


(Source:X399 and X390 leak?)

つい数日前にAMDがHEDT市場向けに16C32TのRYZENを計画しているという噂が出ましたが、対応するX390 / X399プラットフォームの↑ダイアグラムがリークされました。このダイアグラムによると、X390がIntelでいうところの-E系、X399はNaplesなどのサーバ向けとなるようです。

また、TECH POWER UPの報告によれば、16C32T RYZENES版3.1GHz(Turbo 3.6GHz)で動作しているとのこと。当初は2.4~2.8GHzの間になると言われていて、クロックの低さからXeon寄りの印象でしたが、3GHzを超えてくるなら真っ向からIntelの-E系とのぶつかり合いが期待できそうです。

<現在確認されている16C32Tで3.1GHzのES版RYZEN>
 ・2D3101A8UGAF4_36/31_N
  Base:3100MHz / Turbo:3600MHz / 16C32T
 ・1D3101A8UGAF3_36/31_N
  Base:3100MHz / Turbo:3600MHz / 16C32T

< Update 1: ダイアグラムはフェイクの可能性大 >

CPU


(Source:AMD Confirms It's Issuing a Fix To Stop New Ryzen Processors From Crashing Desktops)

<ザックリ意訳>
RYZENシリーズで特定のワークロードを実行すると、FMA3コードが原因でシステムがハングアップすることがある。AMDは 「この問題の原因を特定しました。修正したBIOSアップデートを提供します」 と述べた。


上記内容が海外メディアで報じられました。この問題の実例を発見した海外フォーラムの住人によると

<ザックリ意訳>
RYZENシリーズでHaswell向けのベンチマークソフトを実行すると、エラーによるプログラムのクラッシュではなく、システムごとフリーズします。

『Haswell向け』とは書かれていますが、そこは問題ではありません。通常なら、CPUが命令をサポートしていれば問題なく実行できて、命令をサポートしていなければプログラムがクラッシュするだけです。いかなる場合でもシステムごと巻き込んでフリーズさせるべきではありません。

と語っています。

AMDもこの問題を認識していて、BIOSにマイクロコードの適用で対処するとのこと。そう遠くないうちに各マザーボードメーカーからBIOSのアップデートがあるでしょう。

CPU,PCゲーム全般


(Source:AMD Ryzen 7 1800X review: what's the real story with gaming?)

RYZENでのWindows7 vs Windows10のゲームベンチマーク対決が公開されました。結果が↑こちら、5つのゲームタイトルでの勝敗はWindows7の2勝、Windows10の3勝となった模様。

RYZENはWindows7の方が高パフォーマンスという話が出ていましたが、これは正しくもあり間違いでもあって、正確にはWindows7と10でどちらが高パフォーマンスになるかはソフトウェアによる、といったところのようです。

(ただ、このベンチマークはAvgFPSのみで、ストレスの原因になるMinFPSが書かれていないため、そこはどうなのか気になるところです)

また、ソース元では各種OCを前提にしたIntelとのベンチマーク対決も公開されています。興味ございましたら続きをどうぞ!

CPU


(Source:Rumor 2: AMD Ryzen 16-cores/32-threads)

AMDはHEDT向けに16T32CのRYZEN及びX399(?)と呼ばれるプラットフォームを計画しているという噂が出ています。クロックは2.4~2.8GHzの間になり、メモリはDDR4のクアッドチャネルになるとのこと。

しかし、クロックの低さからIntelでいうところの-E系というよりも、どちらかというとXeon寄りの印象を受けます。用途はRYZEN 7シリーズや-E系以上に限られてくるでしょうが、RYZEN 7シリーズのお値段を考えると、使いこなせる人にはとても魅力的な価格帯での登場が期待されます。

とはいえ、まだ確定情報ではないため、噂ということでひとつ。

2017/3/25追記
3.1GHzのES版16C32T RYZENがある模様。

Windows,WindowsUpdate

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Kaby Lake及びBristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPU搭載マシンでWindows7 / 8.1をお使いの人向けに、Microsoftは下記のページを公開しています。

マザーボード


(Source:ASUS製マザーボード「ROG CROSSHAIR VI HERO」ユーザー様に重要なお知らせ)

自動自爆バグで一躍話題になったASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』について、2017年3月16日にASUSは正式に注意喚起を発表しました。

正直、このままBIOS公開だけで何も発表なしだったら割と見る目が変わっていましたが、発表まで遅かったものの対応としては及第点といえるでしょう。

ただ、謝罪の一言もないのは 「外資だなぁー」 といった印象。

関連記事
【マザボ】 ASUSのサイトでも『ROG CROSSHAIR VI HERO』の自動自爆回避BIOS 0902が公開
【マザボ】 悲報 ASUSのAM4マザーボード『ROG CROSSHAIR VI HERO』、BIOSのバグで勝手にBIOSアップデートが始まりそのまま死亡する | と、解決方法

CPU,PCゲーム全般


(Source:Tips for Building a Better AMD Ryzen System)

Windows10 + RYZENでのゲームパフォーマンス向上テクニックがAMDのブログに投稿されました。検証環境はRYZEN 7 1800X / DDR4 16GB (8GB x 2) / RX 480 / CROSSHAIR VI HERO (BIOS 5704)とのこと。

注目点は左から3つ目。電源オプションを『高パフォーマンス』に変更するだけと、誰でも簡単にできるチューニングとなっています。まだの方は試してみる価値はあるでしょう。

4つ目以降はメモリクロックをOCしたり、コアクロックをOCしたりと割とゴリ押し気味。他には、コア数が多いとパフォーマンスが出ないゲームもあります。詳細は↓をご参照くださいませ。

 【ゲーム】 多コアCPUユーザがPCゲームで遭遇するかもしれない問題

注意点があるとすれば、上記の図はあくまで『F1 2016』での効果のため、他のゲームだとどれほどの効果が表れるかはわかりません。『F1 2016』より効果があるかもしれませんし、ないかもしれません。

あと、RYZENが正式にサポートしているメモリクロックは

↑ですが、AMDが社内でテストしたところ、Samsung製の『B-die』というメモリチップを使ったDDR4メモリでは2933~3500MT/sで動作したとのこと。この速度を達成できるポテンシャルを持っているメモリは

 ・Geil EVO X - GEX416GB3200C16DC [16-16-16-36 @ 1.35v]
 ・G.Skill Trident Z - F4-3200C16D-16GTZR [16-18-18-36 @ 1.35v]
 ・Corsair CMK16GX4M2B3200C16 VERSION 5.39 [16-18-18-36 @ 1.35v]

上記の3製品だとAMDは案内しています。これから組もうと思っている人は参考になりそうですね。

CPU


(Source:AMD "Pinnacle Ridge" ... / AMD Ryzen 5 will be available for sale...)

ZenベースのAPUとなる『Raven Ridge』ですが、PolarisではなくVegaベースとなることが判明しました。まだVegaの性能は未知数ですが、1SP辺りの性能はPolarisより向上していることが期待されます。

追記
AMDが正式にRaven Ridgeを発表しました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 AMD、『Raven Ridge』こと『Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics』を正式に発表

お次に、6C12T / 4C8TのRYZEN 5シリーズですが、早いもので4月11日(米国日時)に発売とのこと。以下、公開されたRYZEN 5のスライドショーと2017年3月版RYZENプライスリストになります。