CPU,マザーボード


(Source:ASUS, Gigabyte, MSI and ASRock to detail X399 motherboards on July 25th)

海外メディアのVideoCardzによると、2017年7月26日AM00:00(日本時間)にAMD Meet the Expertsというパートナー向けのライブセッションが開かれて、そこでASUS、Gigabyte、MSI、ASRockのX399マザーボードの詳細情報が明らかになるとのこと。

どこまで突っ込んだ情報が出てくるかはわかりませんが、どれくらいの価格帯になるのか気になるところですね!

CPU


(Source:ARCTIC)

ARCTICは簡易水冷のLiquid Freezer 120 / 240 / 360がTHREADRIPPERのTR4ソケットに対応していることを発表しました。

Liquid Freezerシリーズって2015年に販売が開始されたものですが、ブラケットは別途配布されるのか、それとも既存のもので取り付けができるのかまだ判明していません。
(2017/7/23追記:マザーに水冷用ブラケットが付属してくるようです)

CPU


(Source:http://www.gdm.or.jp/voices/2017/0716/214535)

エルミタージュ秋葉原によるとTHREADRIPPERは2017年8月10日発売で水冷クーラー付属とのこと。さすがに16C32Tの3.4GHzともなれば、簡易水冷クラスが必要になってくる感じでしょうか。なお、THREADRIPPERはTDP180Wだそうです。ザックリと1800X(95W)の倍ですね。

にしても、これって1950Xは水冷クーラー込みで$999ってことですよね。だとすると、ほんと価格破壊が半端ないですね。

2017/7/23追記
残念ながら水冷クーラー付属はエルミタージュ秋葉原の誤報のようです。また、発売日は8月10日の22時だそうですが、深夜販売があるかどうかは不明とのこと。詳細はこちらへどうぞ。

CPU

AMDはTHREADRIPPERについて動画で詳細を発表しました。価格についてはVideoCardzの情報どおりに

 THREADRIPPER 1950X 16C32T 3.4GHz $999
 THREADRIPPER 1920X 12C24T 3.5GHz $799

で間違いありませんでした。ぱない!

また、動画ではi9-7900Xと比較したCinebench R15のスコアも公開しており、

CPU

海外メディアのVideoCardzはTHREADRIPPERの価格情報を入手し公開しました。


(Source:AMD Ryzen Threadripper 1950X to cost 999 USD)

 THREADRIPPER 1950X 16C32T 3.4GHz $999
 THREADRIPPER 1920X 12C24T 3.5GHz $799

安すぎィぃぃぃぃぃぃィィ!!!!

これ、本当だとしたら半端ないですね。AMDからの公式発表が待たれます。

2017/7/14追記

AMDが公式発表をしました。間違いなく1950Xは$999でした。ぱない! 詳細は↓へどうぞ。
【CPU】 THREADRIPPER 1950Xは$999で確定、Cinebench R15は3000cb超え

マザーボード,メモリ


(Source:Patriot Announces Memory Compatibility with AMD Ryzen and AM4 Platforms)

Patriot MemoryはRYZEN / AM4プラットフォーム向けのDDR4メモリ互換リストを公開しました。リストには4~64GB、DDR4-2133~3400のDDR4メモリが掲載されており、Patriot Memoryによると 「リストのメモリは最大速度で動作します」 とのこと。

互換リストのダウンロードは下記のリンクからどうぞ。

 Patriot Memory
 RYZEN / AM4プラットフォーム向けDDR4メモリ互換リスト

CPU,メモリ


(Source:http://hwbot.org/submission/3588222)

オーストラリアのオーバークロッカーnewlife氏は、RYZEN環境でDDR4メモリを4079.2MHz(2039.6MHz x2)にまでオーバークロックすることに成功しました。しかし、CPUクロックは

800MHzまで下げられており、このメモリクロックに達することがいかに厳しいかを物語っています。

RYZENの発売当初はメモリ周りが最適化されておらず、メモリクロックが伸びませんでした。実用性はともかく、ここまで伸びるようになったのは、6月に配信されたBIOSアップデート『AGESA v1.0.0.6』の効果が大きく出ているようです。

なお、2chによると、CPUをダウンクロックしたりせずに安定動作するメモリクロックはDDR4-3466~3600あたりが限界のようです。

CPU


(Source:PassMark CPU Benchmarks - AMD vs Intel Market Share)

PassMark Softwareの調査によると、AMDのマーケットシェアが2017年Q2(4~6月)で+10.4%も急激に上がっていることが判明しました。

注意点として、このグラフの調査方法は、PassMarkを使用したマシンに基づいているため、実際の市場とは異なります。

それでも、この記録的な伸びからは、RYZEN効果がいかに驚異的なものであったかを示しており、競合他社にとっては気になる数値となりそうです。

CPU


(Source:USB.org AMD Naples SP3 SOC / EPYC 7601 / USB.org AMD Summit Ridge AM4 SOC)

前回、 「AMDはエラッタを修正したB2ステッピングのZenを計画しており、B2ステッピングではPCIeコントローラなどのハードウェアバグが修正される」 という噂が出てきましたが、EPYCはB2ステッピングであることが判明しました。

CPU,Linux

Linuxカーネルなどの大規模プロジェクトをビルド中、RYZEN環境でのみ発生する不具合がLinux界隈で話題になっています。ザックリと箇条書きでまとめますと、

 ・gccを使ってLinuxカーネルなどの大規模プロジェクトをビルド中にSEGV(セグメンテーション違反)で死亡する
 ・死亡原因はおそらく本来実行すべき命令から64バイトずれて実行されているから
 ・必ず死亡するわけではなく10回中3回だったり、202回中6回だったり
 ・確定はしていないもののRYZENのエラッタが原因の可能性が高い
 ・最悪、データ破壊の可能性がある
 ・AMDに直接言えばCPUの交換対応をしてくれる場合がある
 ・ただし交換で直るかはまだわからない

ってところのようです。もっと詳しく知りたい方は、この問題について隅々まで書かれている下記のお方のページへどうぞ!

 Ryzenにまつわる2つの問題 - 覚書
 http://satoru-takeuchi.hatenablog.com/entry/2017/04/24/135914

なお、自分には専門的な内容のほとんどが理解できませんでした(震え声) 

この問題が他にどういったシーンで影響するのか懸念されます。AMDには一刻も早くこの問題を調査・公表してほしいですね。

< Update 1 >
WindowsでもVS2017での大規模プロジェクトのビルドで失敗しやすいという報告がツイッターで出てきました。VS2017でUnreal Engineをビルドすると、数回に1回から、10回に1回程度の割合で失敗するとか。詳しくは下記のお方のツイッターへどうぞ。

 https://twitter.com/homuh0mu/status/877793529879183360

< Update 2 >
この問題に少し進展がありました。詳細はこちらの記事へどうぞ。

< Update 3 >
この問題に大きな進展がありました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【CPU】 RYZEN SEGV問題に大きな進展。しかし、根本的な解決方法はCPUの交換のみ

CPU

AMDはEPYCのラインナップを正式に発表しました。といっても2017年6月16日にリークされた内容と価格以外はまったく同じです。

コア/スレッドベースクロックターボクロックTDP価格
EPYC 760132C/64T2.2 GHz3.2 GHz180W?
EPYC 755132C/64T 2.0 GHz 3.0 GHz180W?
EPYC 750132C/64T2.0 GHz 3.0 GHz155/170W$3,400
EPYC 745124C/48T2.3 GHz3.2 GHz180W?
EPYC 740124C/48T2.0 GHz3.0 GHz155/170W$1,850
EPYC 735116C/32T2.4 GHz2.9 GHz155/170W?
EPYC 730116C/32T2.2 GHz2.7 GHz155/170W?
EPYC 728116C/32T2.1 GHz2.7 GHz155/170W$650
EPYC 72518C/16T2.1 GHz2.9 GHz120W$475
EPYC 7551P32C/64T2.0 GHz3.0 GHz180W$2,100
EPYC 7401P24C/48T2.0 GHz3.0 GHz155/170W$1,075
EPYC 7351P16C32T2.4 GHz2.9 GHz155/170W$750

(※TDPが2つあるCPUはメモリによって変わるため。DDR4-2400 ⇒ TDP155W、DDR4-2666 ⇒ TDP170W。TDPが1つのCPUはDDR4-2666での数値)

リーク情報より若干高くはなっていますが、それでもこの価格設定は半端ない! 比較にIntelの22コアCPU Xeon E5-2699 v4を持ってくると、こちらはMSRP $4,115に設定されています。

EPYCでこの価格帯となると、THREADRIPPERはいくらで登場してくるのか楽しみですね。

マザーボード,メモリ

AMDはRYZENシリーズ / AM4マザーボード向けDDR4メモリキットの互換性リストを更新しました。リストには2133MHz~3200MHzの信頼性の高いメモリが含まれています。

リストのダウンロードは下記のアドレスからどうぞ。

 RYZEN / AM4マザーボード用DDR4メモリキット互換リスト
 https://www.amd.com/system/files/2017-06/am4-motherboard-memory-support-list-en.pdf

なお、このリストはBIOSアップデートでAGESA v1.0.0.6が適用されていることを前提に作られています。