海外メディアのTom's Hardwareにて、Intel Core i9-9980XEとAMD THREADRIPPER 2990WXのどちらがパンケーキを調理するのに適しているかという検証が行われました。PCパンケーキ職人の方は是非参考にしてみてください。
【マザボ】 Mini ITXサイズのX299マザーボード『X299E-ITX/ac』が2017年11月3日発売。へ、変態だー!
CFD販売株式会社はASRockのX299 Mini ITXマザーボード『X299E-ITX/ac』の取り扱いを発表しました。2017年11月3日発売予定で店頭想定売価は52,500円前後(税別)。
メモリはDDR4-4000までのSO-DIMMに対応し最大64GB。4スロットあるためしっかりとクアッドチャネルを保てます。また、M.2は表面にx1、裏面にx2という半端ない仕様になっています。X299でITXというだけでも変態なのに、この妥協なき仕様は変態すぎでしょう(褒め言葉)
ただ、VRMのヒートシンクがかなり小さいため、あまり無茶なことはしない方が良さそうです。
なお、Bitspowerから
CPUとVRMを冷却できるモノブロックも登場予定とのことです。
【CPU】 Skylake-X 18C36T i9-7980XEの各種ベンチマーク公開 [Update 1: Prime95での温度を追記]
i9-7980XEの発売解禁と同時に、各所で一斉にレビューが公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!
<日本国内>
PC Watch
18コア/36スレッドの怪物CPU「Core i9-7980XE」を検証
<海外>
PC Perspective
The Intel Core i9-7980XE and 7960X Review: Skylake-X at $1999 and 18-cores
ANAND TECH
The Intel Core i9-7980XE and Core i9-7960X CPU Review Part 1: Workstation
Kit Guru
Intel Core i9-7980XE Extreme Edition – 18 cores of overclocked CPU madness
GamersNexus
Intel i9-7980XE & 7960X Review: Delidded Thermals, Power, & Performance
詳細は上記を見ていただくとして、各所から分かりやすいグラフを引っ張ってきてサクッと見ていきましょう。まずはゲームベンチマークから。
【CPU】 Intel、Skylake-Wこと『Xeon W』シリーズを発表
(Source:Intel Xeon Scalable Processors Accelerate Creation ...)
Intelは2017年8月29日(現地時間)、Skylake Xeonの新製品となる『Xeon W』シリーズを発表しました。対応するチップセットはIntel C422、メモリはクアッドチャネルのDDR4-2666でECCをサポートしています。
Skylake-Wのコードネームを持ったこのCPUは、ワークステーション向けとなっており、『Core X』シリーズ(Skylake-X)よりも高価な価格設定がされています。ゲーマー勢が積極的にチョイスする理由はないでしょう。
参考程度に『Xeon W』と『Core X』の比較をどうぞ。
【CPU】 悲報 16C32Tのi9-7960Xでさえもグリスバーガーの模様
Intelはi9-7960Xのサンプルをオーバークロッカーな方々に配布したようで、各所でi9-7960Xの極冷OCのスコアが上がってきています。それはともかく、i9-7960Xを受け取った一人、Splave氏が気になる発言をしています。
【CPU】 Skylake-X 12コアモデルを2017年8月28日に、14~18コアモデルを9月25日に発売決定 [Update 1]
(Source:14- to 18-Core Processors Available Starting in September)
記事タイトルで完結していますが、IntelはSkylake-Xの12~18コアモデルの発売日を正式に発表しました。12コアモデルのi9-7920Xが2017年8月28日に発売、14コアモデルのi9-7940Xと16コアモデルのi9-7960X、そして18コアモデルのi9-7980XEの3製品は9月25日に発売が決定しました。
また、上記のスライドショーも同時に公開されました。これは7月末にリークされた内容と一致しています。はたして、この中にソルダリングが採用されているモデルはあるのでしょうか……。
[Skylake-X 10~18コアモデル]
Model number | Cores (Threads) | Base clock | Turbo Boost 2.0 / 3.0 | L3 cache | TDP |
Core i9-7980XE | 18 (36) | 2.6 GHz | 4.2 / 4.4 GHz | 24.75 MB | 165W |
Core i9-7960X | 16 (32) | 2.8 GHz | 4.2 / 4.4 GHz | 22.00 MB | 165W |
Core i9-7940X | 14 (28) | 3.1 GHz | 4.3 / 4.4 GHz | 19.25 MB | 165W |
Core i9-7920X | 12 (24) | 2.9 GHz | 4.3 / 4.4 GHz | 16.50 MB | 140W |
Core i9-7900X | 10 (20) | 3.3 GHz | 4.3 / 4.5 GHz | 13.75 MB | 140W |
< Update 1 >
余談ですが、PC Gamerによると
Turbo Boost 2.0は上記のような挙動になるそうです。
【CPU】 Skylake-X ~ Haswell-E、同コア同クロックゲームベンチマーク対決 | 4~10コア対決
(Source:Intel Skylake-X: Intel's new six, eight and ten-core CPUs reviewed)
前回のあらすじ。Skylake-X vs Broadwell-Eの定格での3タイトル2解像度ゲームベンチマーク対決はSkylake-Xの5勝1敗。
今回、EurogamerでSkylake-X i7-7820X vs Broadwell-E i7-6900K vs Haswell-E i7-5960Xの7タイトル同コア同クロックゲームベンチマーク対決が公開されました。
ベンチマークには1800X(4.0GHz)も載っていますが、クロックも違い、一部、新しいデータを取れていないそうでとりあえず載せたオマケ的な感じになっています。ということでサクッと結果をどうぞ!
【マザボ】 X299 / Skylake-XでWindows 7は使用できるのか
ASRockのX299マザーボードのドライバを見ていたら、Windows 7用もあるじゃありませんか。以前からWindows 7で動きそうな気配はありましたが、実際のところどうなのか。ASRockさんに聞いてみました。以下、いただいたお返事になります。
Intel社発行したドライバリストにはWin7 64bit対応のドライバが入っていまして OSのインストールも可能ですが、ドライバがX299に最適化しておりませんと通常の使用としては問題がありませんが、Windows 10の方がX299チップセットに適していますとフィードバックしました。その上、Windows 10に変更する方がお薦め致します。 (原文ママ) |
日本語とEnglishの両方を書いて質問を送ったのですが、わざわざ日本語でお返事をいただきました。ASRockさん、ユーザーフレンドリー。ちょっと日本語が怪しい部分もありますが、つまるところ、 「Windows 7でも通常の使用には問題ないけど、Windows 10の方が最適化されてるよ」 ってことのようです。
注意点として、これはあくまでASRock製品での話です。他メーカーもドライバを公開しているかはわかりません。Windows 7で使おうと思っている人は、ドライバの有無の確認をお忘れなく。
なお、Windows 7でWindows Updateを受けられるかどうかは不明です。MicrosoftがSkylake-XのことをSkylake世代として見るのか、最新CPUとして見るのかはわかりませんが、期待はしない方が良いでしょう。
【CPU】 Skylake-X 8C16T i7-7820XのOC時の温度
海外で8C16TのCore i7-7820Xの購入者からOC時の温度報告が出てまいりました。10C20Tのi9-7900Xは各所で報告が出ていますが、8C16Tのi7-7820Xはどんなもんなのか。
使用するCPUクーラーは
簡易水冷のCorsair H115iで、CPUの殻割は行っていません。また、室温は不明となります。サクッと結果をどうぞ!
【マザボ】 der8auer氏、X299マザーボードのVRMが熱いと苦言
(Source:The X299 VRM Disaster (en))
2017年5月末に最速でSkylake-Xの殻割を行い、グリスバーガーであることを世に知らしめたder8auer氏は、X299マザーボードのVRMについて苦言を呈しました。
der8auer氏はGigabyte X299 AORUS Gaming 3でi9-7900Xのクロックを4.6GHz@1.25Vに設定して、AVXに対応していないバージョンのPrime95を回しました。VRMの温度を測ったところ、わずか10~15分ほどで、
【CPU】 Skylake-X i9-7900Xを空冷で回したときの温度
(Source:Intel Core i9-7900X im Test: Stromverbrauch, Temperatur und erste Benchmarks)
ドイツメディアのComputer Baseでi9-7900Xを空冷で回したときの温度が公開されました。使用されたCPUクーラーはミドルサイズの
Noctua NH-U14S(デュアルファン)になります。このクーラーでPrime95を回すと
Prime95 Version | 電圧 | 消費電力 (システム全体) | 温度 | |
i9-7900X@3.6GHz | 29.1 (AVX有効) | 1.00V | 269W | 89度 |
i9-7900X@3.6GHz | 28.1 (AVX有効) | 1.00V | 269W | 90度 |
i9-7900X@4.0GHz | 26.6 (AVX無効) | 1.08V | 281W | 98度 |
これくらいの温度になるようです。どれくらいの時間回したのかは書かれていませんでした。もっと大型のクーラーであればもう少し低い温度で運用できそうですね。
参考までにi7-6950Xは下記になります。こちらも使用クーラーはNoctua NH-U14Sです。
Prime95 Version | 電圧 | 消費電力 (システム全体) | 温度 | |
i7-6950X@3.1GHz | 29.1 (AVX有効) | 1.01V | 187W | 67度 |
i7-6950X@3.1GHz | 28.1 (AVX有効) | 1.01V | 190W | 68度 |
i7-6950X@3.4GHz | 26.6 (AVX無効) | 1.07V | 177W | 63度 |
i9-7900Xとはクロックが異なりますが、それでもソルダリングがいかに大正義か伝わってきます。
【CPU】 Skylake(-X含む)とKaby Lakeのハイパースレッディングに欠陥が見つかる
(Source:[WARNING] Intel Skylake/Kaby Lake processors: broken hyper-threading)
<ザックリ意訳>
IntelのSkylakeとKaby Lakeのハイパースレッディングに欠陥が見つかりました。ハイパースレッディングが有効になっていると、特定のレジスタでショートループが発生し、システムやアプリケーションの誤作動、データの破損、データの消失などが発生する可能性があります。
対象となるプロセッサはデスクトップ、組み込み、モバイル、HEDTです。この欠陥は、debianやLinuxベースのシステムだけでなく、全てのOSに影響する可能性があります。
この問題は、ハイパースレッディングを無効にするか、マイクロコードのアップデートで修正することができます。
・Kaby Lake
この問題を修正するにはシステムベンダーのみが利用できるマイクロコードを適用したBIOS/UEFIのアップデートが必要です。現在、システムベンダーはテスト中か、運が良ければマイクロコードを適用したBIOS/UEFIが公開されているかもしれません。詳細はシステムベンダーにお問い合わせください。
修正が施されたBIOS/UEFIをインストールするまでハイパースレッディングを有効にしないことを強くお勧めします。
・Skylake
SkylakeもKaby Lakeと同様です。しかし、Skylakeにはすぐにマイクロコードを適用する方法もあります。 (詳しくはソース元をお読みくださいませ)
上記内容が2017年6月25日付けでdebianのサイトで公開されました。HEDTと記載があるように、Intelが公開している資料によるとSkylake-Xもこの問題(SKZ7)を抱えています。
Skylakeに関してはLinux上ですぐにマイクロコードを適用する方法も用意されています。Linux noobの自分にはハッキリと状況が掴めないため、ソース元をお読みいただくのが確実ですが、 「たぶんこういうことだろう」 的なものでよろしければ続きをどうぞ。
【CPU】 Skylake-X 10C20TモデルCore i9-7900Xの各種ゲームベンチマーク その2
(Source:Guru3D)
前回のあらすじ。X299マザーボードのBIOSによってSkylake-Xのゲームパフォーマンスが異なる。
具体的にBIOSのどこがどう違うのか、という部分ですが、
Hardware P-Stateが有効
消費電力が低くなる (一定のTDP内に収める挙動で、Intelは有効を推奨しているらしい)
ただしゲームパフォーマンスは悪くなる
Hardware P-Stateが無効
消費電力が高くなる
ゲームパフォーマンスが良くなる
この違いでゲームパフォーマンスに大きな差が出てくるようです。前回のGuru3Dのゲームベンチマークは、Hardware P-Stateが無効の新BIOSでした。
で、Hardware P-Stateが有効/無効のゲームベンチマークが出てきましたので、サクッと結果をどうぞ!
X299 ASUS PRIME: Hardware P-State有効
X299 MSI Gaming Pro: Hardware P-State無効
になります。