新しいIMEに新たな不具合。ふりがなの自動入力が異常動作。Windows10 2004 / 20H2で発生。回避策あり [Update 1: 修正]

WindowsUpdate

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Windows10 バージョン2004 / 20H2に搭載されている新しいIMEですが、Microsoftは2020年12月3日付けで新たな不具合を発表しました。

Microsoftによると、ふりがなの自動入力が正常に動作しないとのこと。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。

この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン21H1 / 20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。

この不具合への対処方法は新しいIMEの使用をやめて、以前のバージョンのIMEに戻すことで不具合の回避ができます。以前のバージョンのIMEに戻す手順は以下になります。

更新履歴
① やっと修正されました。その旨、記事下部に記載。 [2021/9/13] [New]

新しい日本語IMEから以前のバージョンのIMEに戻す方法

『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力

『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く。

 

『全般』を選択

『全般』を選択。

 

『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更

 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する。これで新しいIMEに起因する不具合は発生しなくなります。

Update 1: 修正 [2021/9/13]

本不具合は、2021年9月2日に公開されたプレビューリリースKB5005101にて修正されました。KB5005101(およびそれ以降のKB)をインストールすることで本不具合は発生しません。