【Windows10】 WindowsUpdate 2020年11月度 不具合情報 - プレビューリリース KB4586853 / KB4586819 [Update 4]

WindowsUpdate

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2020年11月20日にWindowsUpdateに配信されたWindows10バージョン1909用更新プログラムKB4586819と、12月1日に配信されたバージョン20H2 / 2004用更新プログラムKB4580364の不具合情報です。

月例の翌週以降に公開・配信される更新プログラムは『プレビューリリース』と呼ばれており、新たなセキュリティアップデートを含んでおらず、不具合の修正や機能改善のみの更新プログラムとなっています。特に問題がなければ次の月例に同梱されます。

『プレビューリリース』は文字通りに早期公開のプレビュー版なため、すぐにでも適用したい不具合の修正がない場合や、人柱になりたくない場合はスルーを推奨いたします。不具合の修正内容については各更新プログラムのリンク先よりご確認くださいませ。

以下、2020年11月20日~12月1日に公開された更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。『.NET Framework』『サービススタックアップデート』などの更新プログラムおよびWindows Server固有の不具合は割愛しています。

更新履歴
① 2020年12月1日にバージョン20H2 / 2004用プレビューリリースKB4586853が配信。記事に加筆。 [2020/12/1]
② 20H2 / 2004用KB4586853に入力を正常に受け付けなかったりするIMEの不具合が修正された旨を加筆。新たにふりがなの自動入力の不具合を加筆。 [2020/12/8]
③ 20H2 / 2004用KB4586863および1909用KB4586819の証明書消失の不具合に回避策を加筆。 [2020/12/15]
④ 20H2 / 2004用KB4586863にchkdskでBSoDが発生する既知の不具合を加筆。 [2020/12/21] [New]

20H2用プレビューリリース

KB4586853

Windows10 バージョン20H2用セキュリティアップデートを含まない累積更新プログラムです。

KB4586853では、2004初期から発生していた新しいバージョンのIMEの不具合(入力を正常に受け付けなかったり、本来返ってくるべき結果とは異なる結果が返ってきたり)が修正されています。この不具合にお困りだった方は本更新プログラムを適用をお試しください。 (もっとも、以前のIMEに戻すことでもこの不具合は回避できますが)

なお、変換候補がスクロールバーに被る不具合は未だに直っていません。また、新たに、ふりがなの自動入力が正常に動作しない不具合も確認されています。当分の間は、以前のバージョンのIMEを使用した方が良さそうです。

KB4586853には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。

(Microsoftによると、この不具合は2020年10月14日公開のKB4579311から発生しているとのこと)

詳細は以下の記事参照。
新しいIMEに新たな不具合。ふりがなの自動入力が異常動作。Windows10 2004 / 20H2で発生。回避策あり

『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。

2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失する場合があります。

主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。

通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。

詳細は以下の記事参照。
Windows10のバージョンアップでシステム証明書とユーザー証明書が消失する不具合

Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。

また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。

濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年10月30日以降のWindows10 バージョン20H2のすべての更新プログラムに影響します。

コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。

reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions /ve /d 0006020F /f

上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。

ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。

また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。

こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。

reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions /ve /d 00060305 /f

環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions

上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。

一部環境にて『chkdsk c: /f』を実行すると、BSoDが発生する場合があります。

詳細は以下の記事参照。
KB4592438適用環境でchkdskを行うとBSoDが発生する不具合

Micorsoftによると、この不具合は2020年12月21日に修正されました。修正が反映されるまで、最大24時間かかるとのこと。PCを再起動することで、早く修正が適用される可能性があります。

もし、この不具合により、PCが起動不能に陥ってしまった場合は以下の手順を実行するよう案内しています。

  1. Windows回復環境(Windows RE)に入ります。 (入り方はこちらの記事参照)
  2. 『詳細オプション』を選択します。
  3. 『コマンドプロンプト』を選択します。
  4. コマンドプロンプトが開いたら『chkdsk /f』と入力してエンターを押します。
  5. chkdskでのスキャンが終了したら『exit』と入力してエンターを押します。
  6. これで正常に起動するようになります。

2004用プレビューリリース

KB4586853

Windows10 バージョン2004用セキュリティアップデートを含まない累積更新プログラムです。

KB4586853では、2004初期から発生していた新しいバージョンのIMEの不具合(入力を正常に受け付けなかったり、本来返ってくるべき結果とは異なる結果が返ってきたり)が修正されています。この不具合にお困りだった方は本更新プログラムを適用をお試しください。 (もっとも、以前のIMEに戻すことでもこの不具合は回避できますが)

なお、変換候補がスクロールバーに被る不具合は未だに直っていません。また、新たに、ふりがなの自動入力が正常に動作しない不具合も確認されています。当分の間は、以前のバージョンのIMEを使用した方が良さそうです。

KB4586853には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。

(Microsoftによると、この不具合は2020年10月14日公開のKB4579311から発生しているとのこと)

詳細は以下の記事参照。
新しいIMEに新たな不具合。ふりがなの自動入力が異常動作。Windows10 2004 / 20H2で発生。回避策あり

『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。

2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失する場合があります。

主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。

通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。

詳細は以下の記事参照。
Windows10のバージョンアップでシステム証明書とユーザー証明書が消失する不具合

Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。

また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。

濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年10月30日以降のWindows10 バージョン20H2のすべての更新プログラムに影響します。

コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。

reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions /ve /d 0006020F /f

上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。

ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。

また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。

こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。

reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions /ve /d 00060305 /f

環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions

上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。

一部環境にて『chkdsk c: /f』を実行すると、BSoDが発生する場合があります。

詳細は以下の記事参照。
KB4592438適用環境でchkdskを行うとBSoDが発生する不具合

Micorsoftによると、この不具合は2020年12月21日に修正されました。修正が反映されるまで、最大24時間かかるとのこと。PCを再起動することで、早く修正が適用される可能性があります。

もし、この不具合により、PCが起動不能に陥ってしまった場合は以下の手順を実行するよう案内しています。

  1. Windows回復環境(Windows RE)に入ります。 (入り方はこちらの記事参照)
  2. 『詳細オプション』を選択します。
  3. 『コマンドプロンプト』を選択します。
  4. コマンドプロンプトが開いたら『chkdsk /f』と入力してエンターを押します。
  5. chkdskでのスキャンが終了したら『exit』と入力してエンターを押します。
  6. これで正常に起動するようになります。

1909用プレビューリリース

KB4586819

Windows10 バージョン1909用セキュリティアップデートを含まない累積更新プログラムです。KB4586819には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失する場合があります。

主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。

通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。

詳細は以下の記事参照。
Windows10のバージョンアップでシステム証明書とユーザー証明書が消失する不具合

Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。

また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。

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