TSMC、3nm製造施設を完成

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TSMC

TSMCは3nm製造施設を完成し、台湾南部の台南サイエンスパークにて竣工式を行いました。

TSMCは2019年10月下旬より3nm製造施設の建設に着手していました。今後、数か月かけて設備の搬入を行い、1年から1年半ほどで工場の完成が見込まれています。TSMCのMark Liu会長は式典で、2022年後半の本格稼動時にはN3プロセスの300mmウェハを月に約55,000枚生産可能になると述べました。

TSMCによると、3nmは5nmと比較して、最大70%のロジック密度の増加、25~30%の電力効率向上、10~15%のパフォーマンス向上が見込まれています。