
Intel第6世代Core 6000シリーズ(コードネーム: Skylake)のiGPUのサポートがいつのまにか終了していました。

Intel第6世代Core 6000シリーズ(コードネーム: Skylake)のiGPUのサポートがいつのまにか終了していました。

以前よりBIOSを魔改造すれば100/200シリーズでもCoffee Lakeが動作するという話は出ていましたが、Core i 9000シリーズも動作するようです。
| 関連記事 【マザボ/CPU】 100シリーズでCoffee Lakeを完全に動作させた猛者が現れる 【マザボ/CPU】 Z170でCoffee Lakeの動作を成功させた猛者が現れる。やっぱり動くじゃないか!! 【CPU】 ASUS、Z270でCoffee Lakeに対応可能とバラす。やっぱり対応可能なんじゃないか! |
Z170マザーボード + i9-9900K@5.5GHzという組み合わせでCinebench R15が通ったという報告が出てまいりました。そのスクリーンショットがこちら!

(Source:Intel)
Intelは同社のチップセットに、BIOS/UEFIファームウェアの内容を消去・改ざんしたりアップデートを妨害できる脆弱性が見つかったことを発表しました。Intelによると、この脆弱性はIntelの社内テストで見つかり、現在のところ悪用は確認されていないとのことです。
影響を受けるプラットフォームは下記になります。
この脆弱性を緩和する修正プログラムは既に完成しており、現在、HPやLenovoがこの脆弱性に対応したファームウェアアップデートを公開しています。

(Source:The Verge)
2018年4月16日、IntelはiGPUを使用したメインメモリ内のウイルススキャン機能『Accelerated Memory Scanning』を発表しました。
IntelによるとCPUを使用してメインメモリをスキャンした場合、20%のCPU負荷が生じていたものが、Accelerated Memory Scanningを使用することでCPU負荷は2%にまで抑えられたとのことです。
対象となるCPUはiGPUを持ったSkylake以降で、現在のところWindows10と『Windows Defender Advanced Threat Protection』が対応予定となっています。今後、他のアンチウイルスソフトでの対応も期待されます。
前回のあらすじ。中国語圏でZ170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作に成功させた猛者が現れる。
しかし、このときはPCIeの1スロット目が使用できなかったり、iGPUも認識しなかったりと完全ではありませんでした。
英語圏のフォーラムにて、これらの問題を打開し、100シリーズでCoffee Lakeを完全に動作させることに成功させた猛者が現れました!
| Coffee Lakeは100/200シリーズのマザーボードで完全に動作します。現在、Core i3-8100は100シリーズで完全に動作しています。詳細は下記のスレッドをご覧ください。 ガイド (Source:Overclock.net Forum) |


(Source:PassMark 1 / 2)
PassMarkのデータベースにしっかりと100シリーズでCoffee Lakeが動作しているリザルトが登録されています。iGPUもバッチリ認識されていますね!
挑戦を考えている人は上記のガイド/パッチページをご覧くださいませ。100/200シリーズでCoffee Lakeを認識させるための魔改造手順が事細かに掲載されています。ただし、難易度はかなり高めです。また、注意点として、 「成功を保証するものではない」 と掲載されているため、挑戦の際は失敗しても泣かない覚悟の上でどうぞ!
2018/12/1追記
Core i 9000シリーズも動作するようです! 詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
中国語圏で、Z170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作を成功させた猛者が現れました。
しっかりとWindowsを起動することもでき、オーバークロックをすることも可能だそうです。しかし、今のところ1スロット目のPCIeを使用することはできず、iGPUも認識しないとのこと。
どうやってZ170マザーボードで動作させたかというと、

(Source:Asus Interview ... / ASUS Confirms Z270 Platform ...)
<ザックリ意訳>
ASUS ROGマザーボードプロダクトマネージャのAndrew Wu氏はbit-techのインタビューでZ270とCoffee Lakeの互換性について語った。Andrew Wu氏いわく、 「ME(Management Engine)とBIOSのアップデートでZ270とCoffee Lakeに互換性を持たせることが可能だ。しかし、Intelがそれを許可しない」 とのこと。また、 「物理的な制限はなく、電力供給についても大した違いはない」 とも述べた。
上記内容がbit-techのインタビューで明らかになりました。Kaby LakeとCoffee Lakeでピンアサインは若干異なっており、Coffee Lakeは電圧ピンが増えていましたが、ASUSによるとそれは大した違いではなく、Z270でもMEとBIOSアップデートでCoffee Lakeに対応できるようです。
マザーボード屋がここまでキッパリと断言するなら間違いないでしょう……。これは酷い……。
2017/12/3追記
BIOSを改造してZ170でCoffee Lakeを動作させた猛者が現れました。詳細は下記の記事へどうぞ。
GigabyteやASUS、ASRockなどでSkylakeとKaby Lakeのハイパースレッディングの欠陥を修正したBIOSが公開されています。
ザッと見たかぎり、まだBIOSが公開されていないモデルもありますが、Skylake / Kaby Lakeをお使いの方は、一度マザーボードメーカーのページでBIOSが公開されていないか確認してみてはいかがでしょうか。

(Source:[WARNING] Intel Skylake/Kaby Lake processors: broken hyper-threading)
<ザックリ意訳>
IntelのSkylakeとKaby Lakeのハイパースレッディングに欠陥が見つかりました。ハイパースレッディングが有効になっていると、特定のレジスタでショートループが発生し、システムやアプリケーションの誤作動、データの破損、データの消失などが発生する可能性があります。
対象となるプロセッサはデスクトップ、組み込み、モバイル、HEDTです。この欠陥は、debianやLinuxベースのシステムだけでなく、全てのOSに影響する可能性があります。
この問題は、ハイパースレッディングを無効にするか、マイクロコードのアップデートで修正することができます。
・Kaby Lake
この問題を修正するにはシステムベンダーのみが利用できるマイクロコードを適用したBIOS/UEFIのアップデートが必要です。現在、システムベンダーはテスト中か、運が良ければマイクロコードを適用したBIOS/UEFIが公開されているかもしれません。詳細はシステムベンダーにお問い合わせください。
修正が施されたBIOS/UEFIをインストールするまでハイパースレッディングを有効にしないことを強くお勧めします。
・Skylake
SkylakeもKaby Lakeと同様です。しかし、Skylakeにはすぐにマイクロコードを適用する方法もあります。 (詳しくはソース元をお読みくださいませ)
上記内容が2017年6月25日付けでdebianのサイトで公開されました。HEDTと記載があるように、Intelが公開している資料によるとSkylake-Xもこの問題(SKZ7)を抱えています。
Skylakeに関してはLinux上ですぐにマイクロコードを適用する方法も用意されています。Linux noobの自分にはハッキリと状況が掴めないため、ソース元をお読みいただくのが確実ですが、 「たぶんこういうことだろう」 的なものでよろしければ続きをどうぞ。

(Source:Intel Core i7-7700K Kaby Lake Delidding Analysis – Does it Make a Difference?)
Kaby Lake i7 7700Kの殻割&液体金属化での温度比較が公開されました。グリスバーガーと液体金属化でどれくらいの変化があるのか、そして中のグリスはSkylake i7 6700Kのころと何か違いはあるのか、サクッと結果をどうぞ。
7700Kと6700Kで色々と環境が異なるため、グリスバーガーと液体金属の温度差のみにご注目くださいませ。
前回のあらすじ、Skylakeとの5GHz対決ではイマイチな結果。ただ、システムやらメモリクロックが違うため、完全に同一システム&同一クロックで対決したら話が変わってくるのでは、という一縷の望みがありました。
で、今回、完全に同一システムで i7 7700K@4GHz vs i7 6700K@4GHz の対決結果が中国語圏でリークされました。使用されているシステムは
になります(Z270マザーのメーカーや型番は秘密だそうです)。それでは結果をどうぞ。

(ソース:http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20160322_749325.html)
「緊急」のセキュリティアップデートは本来の賞味期限まで配信されるようです。そこで気になるのが「重要」なセキュリティアップデート。ソース元の言葉通りに捕らえるなら、例えば
マイクロソフトセキュリティ情報 MS16-034 - 重要
攻撃者がコンピュータにログオンし、特別な細工がされたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性の修正。
MS16-034は「重要」にあたるため、このセキュリティパッチは降ってこないということになります。何とも中途半端な配信になりますね…
もう一点、気になるのがどこでSkylakeと判別して切り分けるのか。WindowsUpdateクライアントで判別するんだったら、個別にパッチを落としてくるなり、古いクライアントを使うなり、サードパーティ製のWindowsUpdateクライアントを使えば「重要」パッチも適用できるかも?
パッチ自体にお使いのシステムを調べて、Skylakeだったら弾く処理が施されていたらお手上げ?バトルプログラマーなら書き換えて無理矢理適用も可能?無理矢理適用したら不具合が発生する可能性も?
2018年7月になってみないことにはわかりませんが、何にしても面倒くさいことには変わりないっすね。
「重要なセキュリティパッチも当てたいって?Windows10ならできますよ(ニッコリ」
汚いなさすがナデラきたない。

(ソース:http://news.mynavi.jp/news/2016/03/20/028/)
上記の日本語はとても難しく、日本人でも何が書いてあるのか中々理解しがたいと思います。つまりどういうことなのか、噛み砕いた意訳を下記に掲載しておきます。
ザックリ意訳
「この土地は高速道路を作ることになったさかい、2017年に出てってもらえまっか?」
「ま、待ってください、契約は2020年までで前払いしているんですよ!?」
「知るかボケェ!さっさとかたして出ていかんかいワレェ!」
(数ヵ月後)
「あんちゃんにも生活があるもんな?わしも大人げなかったわ。2018年まででええさかい、お互いこれで妥協しようや、な?」
完全に893の手口。
されるようです。ソースは下記の海外記事。
ソース
Tech Worm
Microsoft is killing Skylake support for Windows 7 systems but Windows Server will live on
で、いずれにしてもWin7でも8.1でもセキュリティアップデートは降ってくるし問題無いんじゃ、と思っていたのですが、再度調べてみたらどうやらそうではないっぽいご様子。

(ソース:マイクロソフト、今後の新CPUでは最新Windowsのみサポート)
えっと、これってつまり、降ってくるセキュリティアップデートは厳選されるってことっすか…
一体どれくらいが降ってきて降ってこないのか、蓋を開けてみないことには分かりませんが、何とも不安になりますな…。以前の記事で「余計なものが降ってこなくなってSkylake大勝利」と書きましたが、取り下げます。ごめんなさい…
2016/03/22追記
Skylakeのセキュリティアップデートについての続報書きました。

(ソース:http://news.biglobe.ne.jp/it/0117/imn_160117_0371355779.html)
セキュリティのアップデートは振ってくるみたいなので、だとしたら何も問題ないような。むしろ、セキュリティパッチ以外は要らないんで、余計なものが振ってこなくなって非常にありがたいような。Skylake組はくっそうざい糞パッチから開放されて、ある意味大勝利のような気も。
いずれにしてもMSの必死さが窺えますね。Win10が成功しないとナデラっちは失脚でもするんすかね。だとしたら早々にご退任いただきたい。
2016/02/21追記
降ってくるセキュリティアップデートは厳選されるようです。
大勝利ではありませんでした。ごめんなさい…

ザックリ翻訳
OSを問わず、SkylakeのCPUを使用したときにのみ、複雑なワークロード中にシステムがフリーズするバグが発見された。Prime95を使い、Advanced⇒Test⇒Exponent to testのボックスに14942209と入力し実行すると、数分から数時間以内にシステムはフリーズする。Intelはこの問題を認識しており、BIOSレベルでの修正が可能として既に修正の準備がされている。
(ソース:Mathematicians Discover Bug That Causes Skylake Chips To Freeze In The Middle Of Complex Workloads)
このバグは素数検索を行っていたときに発見されたそうです。Skylakeが登場してもうすぐ半年になりますが、大きく話題になっていないところを見ると、ゲームやエンコード程度では発生しない感じでしょうか。
そのうちBIOSのアップデートが各ベンダーから提供されると思うので、気になる人はアップデートした方が良いかもしれません。
2016/01/16追記
MSIから対応済BIOSが配信されました。まだ2製品だけですが、今後追加していくそうです。他のメーカーも後に続くかと思われます。

(ソース:http://scythe.co.jp/etc/support-mugen4.html)
当初、日本国内では「対応しない」という対応をしていたScytheですが、日本でも対応が開始されました。
Scythe EUの当初の発表ではグランド鎌クロス等も対象でしたが、後日、記事が更新されて、問題となるCPUクーラーはMugen4、Mugen4 PCGH-Edition、Mugen Maxだけに絞られました。
日本では対象となるCPUクーラーはMugen4のみで、Mugen Maxは対象外となります。 (PCGH-Editionの日本国内販売はありません)
緩衝用ワッシャーをご希望の方は、上記の画像を参考に「support@scythe.co.jp」へメールすればワッシャーを送ってもらえます。
関連記事
Skylake破損の可能性問題に対して、日本Scytheの対応
【CPU】 顔面ブルースクリーンになるCPUとマザボの写真
【CPU】 Skylake+Scythe製CPUクーラーを装着したまま輸送で破損の可能性
491:Socket774:2015/12/12(土) 22:49:53.18 ID:64JLKan0.net
>>477
ごめん…これDDR3
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org650511.jpg
4790kも撮ってみたけど、分かりにくいかもだけど、使用時間も全然違うけどこっちの方が歪んじゃってるな
ここの辺がメモリ合わせるとカタカタ動くくらい歪んでる
取り敢えず6700kは四辺ともそんなことはなかった
514:Socket774:2015/12/12(土) 23:36:44.99 ID:64JLKan0.net
もうめんどいから写真は撮らないけど、ついでに転がってたi920もやってみたけど
厳密には真っ直ぐじゃないな
どれでも多少は歪んでくるんでないのかね
skylakeはそれが酷いから話題になったのだろうけど…
マジっすか…。Skylakeより前世代でも油断は禁物かもしれませんね…。そりゃまぁ、何も超合金ってわけじゃありませんし、可能性としてはありますよね…
気になったのでうちのIvyちゃんも見てみることに。

すっかり見なくなったミニディスクを乗せてみました。支え無しで乗ったのと、左右にガクンガクンしなかったのでたわみは無いはず…
ケースは横置き使用で、使っているクーラーは

これ。重量は920gですがシングルファンで運用しているので、多分800gくらい。ネジは手動でこれ以上はもう回らない、というところまで締め付けていました。が、今日から0.5回転分くらい緩めました…
気になった方は一度調べてみては如何でしょうか。

ザックリ翻訳
Scythe EUはSkylakeでScythe製のCPUクーラー(グランド鎌クロス3、風魔、忍者4等)を取り付けたまま運搬・輸送を行うと、衝撃でCPU、あるいはマザーボードに負荷が掛かり損傷する可能性を発表しました。
これはSkylakeのPCBが薄くなったことが起因するものと思われます。
今回の発表に伴い、Scytheは圧力が少なくなった交換用固定具の無償配布を行っております。メールで「support@scythe.com」に送信するか、Webサイトのフォーム(http://www.scythe-eu.com/support/technische-anfragen.html)からリクエストが出来ます。
(※記事下部の12/7追記参照。発表時点ではグランド鎌クロス3や風魔も対象でしたが、12/7時点では対象から外されております)
ソース
PC Games Hardware
Skylake: Kühler können Sockel-1151-CPUs beschädigen - Scythe rüstet Halterungen nach
EXPreview
Intel又给玩家挖坑,部分散热器可能损坏Skylake处理器
ソースはドイツ語と中国語なので、Google翻訳で両ソースを照らし合わせてのざっくり翻訳になります。間違っていたらごめんちゃい。
ちなみに日本での発表は見つけられませんでした。日本も対象となっているのか、海外と日本のパッケージは同じなのかはわかりません。
Scytheユーザで気になる方はScytheへお問い合わせくださいませ。
株式会社サイズ | お問い合わせ
http://www.scythe.co.jp/info.html
12/5追記日本国内ではまだ破損報告は見つかりませんが、海外ではちょこちょこ報告が出てきているようです。あと、Scytheに限定された問題でもないようです。
12/6追記
日本国内でも報告が出て参りました…
12/6追記
日本Scytheは「対応しない」という対応をするようです。
12/7追記
ソース元の記事がめちゃめちゃ更新されていました。Scythe EUが対象となる製品を変更したようです。グランド鎌クロス3や風魔等は外され、対象製品はMugen4、Mugen4 PCGH-Edition、Mugen Maxになりました。(ソース:PC Games Hardware / Scythe EU)
12/17追記
日本でも対応が開始されました。

↑Win10IP版Build10586ではSkylakeのSpeed Shift Technologyが有効に出来るらしく、動作の俊敏性がアップするようです。
アイドルクロックから高クロックへの移行が今までより早く行われるとか。これにより、ブラウジングのJavaScriptテストでは下記のようなパフォーマンスアップが得られたそうです。




ゲーマー的にはどうかと申しますと、CPUクロックの動きが激しいゲームではもしかしたら僅かにパフォーマンスアップがあるかもしれません。無いかもしれません。どちらにしても、最初からCPUクロックを高クロックで固定してゲームをされている人に影響はないでしょう。
バッテリー駆動のモバイルデバイスや、省電力志向勢には省電力+パフォーマンスが得られる良い機能だと思います。バッテリーへの影響が気になりますが、ANAND TECHのテストによると、

(ソース:Examining Intel's New Speed Shift Tech on Skylake: More Responsive Processors)
↑上記グラフのように影響は無かったようです。ただ、これは「おそらく最良のケースである」と言われています。最悪のケースではどうなってくるのかはわかりません。PCの使い方なんて人それぞれなので、文字通りに最悪な結果が出てしまい、バッテリー優先にしたい人は機能を無効化すれば良いでしょう。