Nova Lake Xe3P iGPU、一部はレイトレーシング非対応。現時点では

Intelの次世代CPU『Nova Lake』に搭載されるiGPU『Xe3P』は、一部のバリアントにおいてレイトレーシング非対応となる模様です。海外メディアのPhoronixが報じました。
最近、IntelがNova Lake向けXe3Pカーネルグラフィックスドライバのパッチのリリースを開始した。そして今回、Mesa 26.0において、OpenGLおよびVulkanドライバにNova Lake / Xe3P対応パッチがマージされた。 コードには以下の5つのNova Lakeバリアントが追加されている。
現時点で、上記Nova Lakeシリーズのサポートは『実験的』(experimental)なものとしてマークされている点は留意されたい。 今回マージされたコードの注目点として、Nova Lake-S、Nova Lake-HX、Nova Lake-ULのXe3P iGPUではレイトレーシングがサポートされていない。
一方でNova Lake-UとNova Lake-Hはレイトレーシングをサポートしている。 ― Phoronix |
今のところ実験段階のため、今後、Nova Lake-S、Nova Lake-HX、Nova Lake-ULでもレイトレーシングに対応する可能性は無きにしも非ずです。
ただ、iGPU環境でレイトレーシングを有効にすると、さすがに重くなることが目に見えているため、正直、これらのバリアントでレイトレーシングの有無を気にする人はあまり多くないのではないでしょうか。

























