GeForce,RADEON

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GeForceパートナープログラム(以下、GPP)とはなんなのか。現在判明している情報を基に軽くまとめてみたいと思います。過去の記事を未読の場合は時系列順にご一読くださいませ。

ASUSはROGからRADEONを外し、AREZというブランドに移しました。MSIのGaming XブランドからもRADEONが外されており、GigabyteのAORUSブランドのページ上にはまだRADEONが表示されていますが、AORUSを外したRADEONが新たに展開されています。

これらのことからGPPがどういうものか大分見えてきました。

RADEON

2018年4月上旬、ASUSのRADEON製品は『AREZ』になるとのが出ていましたが、ASUSが正式にAREZブランドを発表しました。AREZブランドとなるRADEONは2018年5月に発売予定とのことです。

AMDも今回のリブランドについて正式に発表しており、今後数週間で各パートナーからリブランドされたRADEON製品が登場することを案内しています。

また、AMDは、リブランドの原因となったGeForceパートナープログラムに対して、直接的なことは言っていませんが、 「私たちは反競争的な条件なしに、必要なサポートをパートナーに提供することを約束します」 と述べており、NVIDIAのやり方とは180度異なった対立姿勢を見せています。

RADEON


(Source:NVIDIA GPP: Meet ASUS AREZ Radeon series)

海外メディアのVideoCardzがASUSから直接聞いた話によると、今後、ASUSのRADEON製品は『ROG』から外して『AREZ』というブランドで取り扱うかもしれないそうです。

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このブランド名の変更は、2018年3月上旬に話題になったGeForceパートナープログラム(以下、GPP)に参加するための名称変更と思われます。

今後、RADEONはAREZ、GeForceはROGといったブランド分けがされる感じでしょうか。だとすれば、GPPの契約には既存のブランドを要求されているのかもしれません。

2018/4/18追記
続報書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

RADEON

『ファークライ5』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.3.4ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・一部のブロックチェーンが以前のRadeon Softwareよりも低パフォーマンスだった問題
・FF15の特定のマップで、樹木に明るいライティングエフェクトが発生する問題
・FF15で2章に入るとゲームがハングまたはクラッシュする問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

『Sea of Thieves』、『A Way Out』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.3.3ドライバが公開されました。今回のドライバから『Vulkan 1.1』のサポートも追加されました。リリースノートによると、下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・Forza Motorsport 7でスタッターが発生する問題
・Radeon ReLiveで録画した動画に映像の乱れや音の歪みが発生する問題
・マルチGPU環境でファイナルファンタジーXVをプレイすると、オブジェクトが点滅したり表示されなくなる問題
・マルチGPU環境でStar Wars Battlefront 2をプレイすると最初のスプラッシュ画面でシステムがハングする問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

『Final Fantasy XV』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.3.2ドライバが公開されました。『Final Fantasy XV』にて最大7%のパフォーマンスアップがあるとのことです。リリースノートによると、下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・FF15でパーティクルエフェクトが表示されるとスタッターが発生する問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

『Final Fantasy XV』、『Warhammer: Vermintide II』、『DOTA2』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.3.1ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・Radeon Settingsをデフォルトに戻した際、Radeon Chillのホットキーがデフォルトに戻らない問題
・Sea of Thievesのプレイ中にゲームがクラッシュする問題
・マルチGPU構成でMiddle-earth: Shadow of Warをプレイするとテクスチャがちらつく問題
・マルチGPU構成でWorld of Tanksのゲーム設定を変更すると色がおかしくなる問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

『Sea of Thieves』、『Brass Tactics』、『Final Fantasy XII The Zodiac Age』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.3ドライバが公開されました。各ゲーム、最大13~39%の大幅なパフォーマンスアップあるとのことです。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・FreeSync有効時にChromeで動画を再生すると、動画がちらつく問題
・マルチモニタ環境でフルスクリーンにしてFreeSync有効にすると大きなスタッターが発生する問題
・FreeSyncモニタでEnhanced Sync有効時、Radeon Overlayがちらつく問題
・Vulkan APIのゲームでRadeon Overlay有効時、わずかなちらつきが発生する問題
・Fortniteの特定のグラフィックス設定で照明や霧の表示がおかしくなる問題
・Radeon ReLiveのインスタントリプレイでわずかに音にディストーションが掛かる問題
・Shadow of WarをUniversal Windows Applicationとして起動するとクラッシュする問題
・For Honor起動時にクラッシュする問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

『Kingdom Come: Deliverance』、『Fortnite』、『PlayerUnknown's Battlegrounds』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2ドライバが公開されました。それぞれのゲームで最大数%のパフォーマンスアップあるとのことです。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。

< Update 1 >
以下、修正された不具合ではなくて、既知の不具合でした/(^o^)\ 今回のバージョンに不具合の修正はありません。空目ってました。ごめんなさい。消すのもなんなので、そのまま残しておきます。


[ ※既知の不具合 ]
・FreeSyncが誤った挙動を起こし、Chromeでの動画再生でちらつきが発生する問題
・Radeon Overlayホットキーでオーバーレイを表示できなかったり、Radeon Host Applicationがクラッシュする問題
・マルチモニタ環境でフルスクリーンにしてFreeSync有効にすると大きなスタッターが発生する問題
・FreeSyncモニタでEnhanced Syncが有効になっているとパフォーマンスメトリックオーバーレイがちらつく問題
・12枚のGPUを使用して長時間計算処理を行っているとランダムにシステムがハングする問題
・ワールドオブファイナルファンタジーで水のテクスチャが正常に表示されない問題
・CrossFire有効時にComputeに切り替えるとハングする問題。回避策は切り替え前にCrossFireを無効にしてください


また、dGPUのRADEONとは別に、RYZEN 5 2400G / RYZEN 3 2200G専用のドライバとなる『Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics』も出ています。

ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

AMD
Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2
Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics

CPU,RADEON



(Source:Скальпировал новые APU Ryzen 2400G и 2200G - что я узнал?)

海外にて、早くもRYZEN 3 2200Gの殻割が行われました。結果、上記画像のとおりRYZEN 2000Gシリーズはグリスバーガーでした。 参考までに定格でPrime95をぶん回した温度がこちら。

[ AMD / Intel共にリテールクーラーを使用 ]

(Source:XFastest)

付属のCPUクーラーでこの温度なので、CPUクーラーを交換すればもう少し下げられると思いますが、OCしてぶん回すことを考えるなら殻割も視野に入れる必要がありそうです。

RADEON

『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.1ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・シングルモニタ環境でFreeSyncを有効時、最小と最大の間で急激にフレームレートが変化する問題
・Hybrid Graphicsシステム構成でSid Meier's Civilization V(DX9)の起動に失敗する問題
・Samsung CF791でFreeSyncを使用すると一部のゲームでブラックスクリーンになる問題
・Radeon Chillの設定がVulkan APIを使用するゲームで有効にならない問題
・Vulkan APIを使用する一部のゲームでRadeon Overlayが開けない問題
・Need for Speed Paybackで一部の地形の表示がおかしくなる問題
・神次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth3 V CENTURYでテクスチャの表示がおかしくなったりちらつく問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

GPU,RADEON


(Source:AMD / SHROUT RESEARCH / TECH POWER UP)

2017年11月にRadeon Technologies Group(以下、RTG)のリーダー、Raja Koduri氏がAMDを退職しました。リーダー不在の間はAMDのCEO、Lisa Su氏が代理を務めていましたが、これを補うため、AMDは2018年1月23日(現地時間)、新たな人材を雇用し、役職に任命したことを発表しました。


[ Mike Rayfield氏 ]

Mike Rayfield氏はMicronでモバイルビジネスユニットのシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務め、Micronより前はNVIDIAのTegraチームを率いていました。AMDではシニア・バイス・プレジデント兼RTGのゼネラルマネージャーを務めることになります。


[ David Wang氏 ]

David Wang氏はSynapticsでシリコンシステム開発のシニア・バイス・プレジデントを務め、Synapticsより前はAMDでグラフィックスIPとチップ開発のコーポレート・バイス・プレジデントを務めていました。今回はAMDに復帰となり、RTGエンジニアのシニア・バイス・プレジデントを務めることなります。

Lisa Su氏は 「MikeとDavidは実績ある業界のリーダーです。彼らのリーダーシップの下、ゲームやGPUコンピューティング市場でRADEONのシェアが拡大し続けると確信しています」 と述べています。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1ドライバが公開されました。このドライバは18.1.1 AlphaからAlphaが取れたものとなっており、古いゲームが動作しない問題や、その他多数のバグフィックスがメインとなっています。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・一部の古いDirectX 9ゲームがクラッシュする問題
・Radeon Overlayでパフォーマンスメトリック機能を使用すると、FreeSync環境でスタッターが発生する問題
・保護されたビデオコンテンツ再生中に断続的にフリーズしたりハングアップする問題
・ストアアプリの『映画&テレビ』を使用すると、何も表示されない問題
・マルチGPU環境でStarcraft 2をプレイすると表示がおかしくなる問題
・ベゼル補正が正常に機能しない問題
・スリープから復帰後、Edgeでビデオ再生すると何も表示されない問題
・Radeon Overlayの色がおかしくなる問題
・WattManのファンスライダーが正常に機能しない問題
・Vulkan API使用時、Enhanced Syncが有効にできない問題
・マルチGPU環境でPUBGのメニューでフリッカーが発生する問題
・マルチGPU環境でCLINFOが正常な値を反映しない問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

CPU,RADEON


(Source:First Hybrid Intel-AMD Chip Benchmarks With Dell XPS 15 Show ...)

RADEON搭載CPUとなるi7-8705Gを採用したDELLのノートPC、『Dell XPS 15 2-in-1』のRise of the Tomb Raiderでのベンチマーク結果が公開されました。サクッと結果をどうぞ!

CPU,RADEON

AMDは、デスクトップ版Raven Ridgeとなる『RYZEN 5 2400G』と『RYZEN 3 2200G』を正式に発表しました。

 RYZEN 5 2400GRYZEN 3 2200G
アーキテクチャZen
コア/スレッド4C8T4C4T
ベースクロック
(CPU)
3.6GHz3.5GHz
ターボクロック
(CPU)
3.9GHz3.7GHz
DDR4DDR4-2933
GPUVega 11Vega 8
CU118
SP704SP512SP
ベースクロック
(GPU)
1,250MHz1,100MHz
ソケットAM4
TDP65W
希望小売価格
(SEP / Suggested Etail Price)
169ドル99ドル

注目となるのがお値段。非常にお手ごろ価格となっています。

また、AMDは、IntelのデスクトップCPUに内蔵されたGPUよりも高性能であることをスライドショーでアピールしています。

これらCPUの登場時期は2018年2月12日になるとのことです。

以下、公開されたスライドショーになります。

CPU,RADEON


AMDは第2世代となる12nm版RYZEN Pinnacle Ridgeが2018年4月にローンチとなることを発表し、CPUのロードマップを公開しました。


ロードマップでは2018年にZen+、2019年にZen 2、2020年にZen 3が予定されており、毎年新しいRYZENが登場することになりそうです。

また、AMDはGPUのロードマップも公開しました。

Vegaの次は7nm版Vegaとなるようです。新しいアーキテクチャとなるNaviの登場時期は2019年予定とのことです。

CPU,RADEON

IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』(以下、8000Gシリーズ)を正式に発表しました。

 i7-8809Gi7-8709Gi7-8706G
(vProモデル)
i7-8705Gi5-8305G
コア/スレッド4C8T
ベースクロック3.1GHz2.8GHz
ターボクロック4.2GHz4.1GHz3.8GHz
GPURadeon RX Vega M GH GraphicsRadeon RX Vega M GL Graphics
CU2420
SP1,5361,280
ベースクロック1,063MHz931MHz
ターボクロック1,190MHz1,011MHz
VRAM4GB HBM2
TDP
(全パッケージ)
100W65W

RX Vega M GL搭載モデルではGTX 1050 4GB以上、RX Vega M GL搭載モデルではMax-Q版GTX 1060 6GB以上であることをスライドショーでアピールしています。

これらのCPUが搭載された多くの製品は2018年春頃に登場すると言われており、Intel NUCからはNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの2つの製品が予定されています。

また、DELLやHPからも近いうちに8000Gシリーズ搭載製品が発表予定とのことです。

以下、公開されたスライドショーになります。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1 Alphaドライバが公開されました。17.12.1以降で、一部の古いゲームが動かなくなる不具合が出ていましたが、このドライバではその不具合が修正されています。

ただし、注意点として 「このAlphaドライバはAMDによって完全にテストされていないため、一般的な使用には推奨されません」 と記載されています。Alphaドライバということもあり、安定性がどれほどのものかは未知数ですが、試してみたい方は下記よりダウンロードをどうぞ。

2018/1/19追記
Alphaの取れた18.1.1ドライバが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。