GPU-Z 2.15.0が公開されました。今回のアップデートでは各種バグ修正とRADEON RX 590 / Intel Whisky Lake (UHD Graphics 617)などのサポートが含まれています。
【GPU】 Intel、Adaptive-Syncへの対応を明言
Intelは公式ツイッターアカウントにて、
![]() (Source:@IntelGraphics) 「私たちはAdaptive-Syncをサポートします」 |
と、Adaptive-Syncへの対応を明言しました。
IntelがAdaptive-Syncに対応するという話はこれまでにも出てきており、今回はそれを再確認する形となりました。ただ、これもこれまでどおり、具体的な対応時期や、iGPU / dGPUのどれに対応するのかまでは言及されていません。より詳細な続報が待たれます。
2018/12/13追記
IntelはGen11よりAdaptive-Syncに対応することを発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【GPU】 Rivatuner Statistics Server 7.2.0公開
Rivatuner Statistics Server 7.2.0が公開されました。このアップデートでは各種バグフィックスや最適化、機能の改善などが含まれています。
もし、アップデート後にオーバーレイが機能しなくなった場合は、Rivatuner Statistics ServerとMSI AfterBurnerを完全にアンインストール(プロファイルを削除)して、クリーンインストールすれば再び機能するようになるとのことです。
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
【GPU】 GPU-Z 2.14.0公開
GPU-Z 2.14.0が公開されました。今回のアップデートでは各種バグ修正とCore 9000番台のIntel UHD Graphicsのサポートが含まれています。
ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。
TechPowerUp GPU-Z v2.14.0
【GPU】 GPU-Z 2.12.0公開。偽物カード検出機能が追加
GPU-Z 2.12.0が公開されました。今回のアップデートでは各種バグ修正、Turing GPUのBIOS保存機能・ファン速度監視機能の追加などが含まれています。
また、今回の目玉機能の一つに偽物のカードを検出する機能が新たに追加されました。どういうことかと申しますと、例えばFermiのGF116ダイが使用されているにも関わらず、BIOSを書き換えて『GTX 1050 Ti』と表示させているような偽物のカードの場合、
[FAKE] と付け加えられて、アイコンには『!』が表示されるようになりました。怪しい業者が中古販売している偽物カードの抑止につながりそうですね。
ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。
TechPowerUp GPU-Z v2.12.0
【GPU】 Intel、Adaptive-Syncに対応予定であることを再確認
![]() (Source:Reddit) Dylan522p「2015年のIntel Developer Forum (IDF)でIntelのGPUがいつかAdaptive-Syncに対応するって言ってたけど、これは今も変わりない?」 Chris Hook「ええ。私はAdaptive-Syncの大ファンさ」 Dylan522p「これ、Redditに投稿してもいい?」 Chris Hook「いいよ」 |
RedditユーザーのDylan522p氏と、IntelでdGPUとヴィジュアルテクノロジーのマーケティング担当を務めるChris Hook氏との会話がRedditに投稿されました。その内容が上記になります。
Intelは2015年のIDFでAdaptive-Sync (FreeSync)への対応に言及しており、今回の発言はその再確認となります。ただ、対応時期や、iGPU / dGPUどれに対応するのかまでは言及されていません。
もし、iGPUが対応してくれれば、GeForceでFreeSyncを使用する裏技がかなりお手軽にできるようになりそうです。 (それまで、NVIDIAがこの裏技を無効にするようなことをしてこなければですが……)
2018/12/13追記
IntelはGen11よりAdaptive-Syncに対応することを発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【GPU】 NVIDIA、Turingアーキテクチャを採用した『Quadro RTX』シリーズを発表
NVIDIAはSIGGRAPH 2018にて、Turingアーキテクチャを採用した『Quadro RTX』シリーズを発表しました。ラインナップは下記になります。
モデル | アーキテクチャ | CUDA | VRAM | 価格 |
Quadro RTX 8000 | Turing | 4,608 | 48GB GDDR6 | 10,000 USD |
Quadro RTX 6000 | Turing | 4,608 | 24GB GDDR6 | 6,300 USD |
Quadro RTX 5000 | Turing | 3,072 | 16GB GDDR6 | 2,300 USD |
ジェンスン・ファンCEOのプレゼンテーションによると、TuringでのリアルタイムレイトレーシングはPascalの6倍高速になると言われています。
今回はQuadroのお披露目ですが、2018年8月20日~21日にドイツで行われる『GeForce Gaming Celebration』では次世代GeForceの発表が期待されます。
2018/8/21追記
GeForce RTX 20シリーズが発表されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【GPU】 NVIDIAのフレーム補間技術がめちゃくちゃ綺麗で滑らかな件
NVIDIAはTesla V100とAI技術を使用し、動画の中間フレームの予測と生成を行う方法を開発しました。百聞は一見に如かず、30~60 fps動画を最大480 fpsにした下記のデモ動画を是非とも再生してみてください。
【GPU】 超小型の外付けGPU『eX Core』がKickstarterに登場
超小型の外付けGPU『eX Core』がKickstarterに登場しました。上記画像の左側にあるポータブルHDDサイズのものがeX Coreになります。超小さい!
搭載されるGPUはGTX 1050 4GBのOCモデルとなっており、
【ハード】 TSMC、5nmプロセスの生産工場となるFab 18を起工
(Source:TSMC Breaks Ground on Fab 18 in Southern Taiwan Science Park)
TSMCは5nmプロセスの生産を担う新工場、Fab 18のフェーズ1の起工式を行ったことを発表しました。
TSMCによると、2019年Q1にフェーズ1の建屋を完成させて設備の搬入を始め、2020年初めに生産開始。また、フェーズ2は2018年Q3に起工し2020年中に生産開始、フェーズ3は2019年Q1に起工し2021年に生産開始の予定。3フェーズ全ての建屋が稼動すると、年間100万枚以上の12インチウェハが生産可能になるとのことです。
【GPU】 AMD、Raja Koduri氏の後任を発表
(Source:AMD / SHROUT RESEARCH / TECH POWER UP)
2017年11月にRadeon Technologies Group(以下、RTG)のリーダー、Raja Koduri氏がAMDを退職しました。リーダー不在の間はAMDのCEO、Lisa Su氏が代理を務めていましたが、これを補うため、AMDは2018年1月23日(現地時間)、新たな人材を雇用し、役職に任命したことを発表しました。
[ Mike Rayfield氏 ]
Mike Rayfield氏はMicronでモバイルビジネスユニットのシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務め、Micronより前はNVIDIAのTegraチームを率いていました。AMDではシニア・バイス・プレジデント兼RTGのゼネラルマネージャーを務めることになります。
[ David Wang氏 ]
David Wang氏はSynapticsでシリコンシステム開発のシニア・バイス・プレジデントを務め、Synapticsより前はAMDでグラフィックスIPとチップ開発のコーポレート・バイス・プレジデントを務めていました。今回はAMDに復帰となり、RTGエンジニアのシニア・バイス・プレジデントを務めることなります。
Lisa Su氏は 「MikeとDavidは実績ある業界のリーダーです。彼らのリーダーシップの下、ゲームやGPUコンピューティング市場でRADEONのシェアが拡大し続けると確信しています」 と述べています。
【CPU】 Intel Graphics Driver for Windows 15.60.1.1.4901公開、H.265/HEVC動画再生パフォーマンスの向上など
Intelは第6世代のSkylakeから第8世代のCoffee Lakeまでを対象にしたiGPUドライバ『Intel Graphics Driver for Windows 15.60.1.1.4901』を公開しました。このドライバにはBattlefield 1、Star Wars Battlefront II、Rise of the Tomb Raiderなどのゲームへの最適化が含まれています。
と言っても、iGPUでこの辺のゲームをやりこんでいる人はあまりいないかと思われます。注目はゲーム以外の以下の改善点。
- バランスモードまたはパワーセービングモードでのフレームレートのレポート精度の向上
- DX12またはVulkanを使用した場合のMSAAパフォーマンスの大幅な向上
- 7th Gen Coreプロセッサー以上でのH.265/HEVC動画再生パフォーマンスの向上
- Intel Media SDK(MSDK)の改良により、PowerDirectorやMAGIXなどでのエンコーディング品質の向上
第7世代のKaby Lake以降のiGPUをお使いの方で、H.265/HEVCの動画再生がイマイチと感じている人はアップデートしてみる価値があるかもしれません。
ダウンロードは下記サイトよりどうぞ。対応OSはWindows10 64bit v1607 Anniversary Update以降となります。
【GPU】 Raja Koduri氏、Intelに入社
(Source:Chief Architect to Drive Unified Vision across Cores and Visual Computing)
2017年11月8日(現地時間)、IntelはRaja Koduri氏の入社を発表しました。同氏は、Intelが新たに設立したCore and Visual Computing Groupのシニア・バイス・プレジデントとチーフアーキテクトを兼任し、12月上旬より職務に就くとのことです。
GPU分野に関してはAMDやNVIDIAに及ばないIntelにとって、今回の移籍は大きな戦力を獲得したと言えるでしょう。
2018/1/24追記
AMDがRaja Koduri氏の後任を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【GPU】 Raja Koduri氏、AMDを退職
(Source:HEXUS / ANAND TECH)
Radeon Technologies Group(以下、RTG)のリーダー、Raja Koduri氏がAMDを退職しました。退職に至った詳細な理由までは説明されていませんが、 「私はRTGとAMDから離れるときが来たという結論に達しました」 と、Raja Koduri氏は述べています。
なお、RTGに新しいリーダーが見つかるまではLisa Su氏が直轄することになり、RTGのロードマップやスケジュールには影響しないとのことです。
2017/11/9追記
Raja Koduri氏、Intelに入社しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【ハード】 ケーブル側でアンチエイリアスを掛けられるHDMIケーブルが登場
ケーブル側でアンチエイリアスを掛けられるHDMIケーブル『mCable Gaming Edition』が登場しました。何を言っているのかわからないと思いますが、自分も初見では 「??」 でした。
どういうことかと申しますと、HDMIケーブルの中に映像にアンチエイリアシングを行うチップが組み込まれており、
文字通りにケーブル側でアンチエイリアス処理を行うという代物です。なにこれすごい。
対応する最大フレームレートは120fps(1920x1080)までで、使用には電力が必要になるため
USBケーブルを接続する必要があります。お値段119ドルからで下記サイトで発売中です。
mCable Gaming Edition
http://www.marseilleinc.com/mcable-gaming-edition/