Windows11 24H2にファイアウォールに関するエラー表示の不具合。KB5060829に起因。しかし無視してOK。その理由は [Update 1: 修正]
Microsoftは、Windows11 24H2にファイアウォールに関するエラーが表示される不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
日本時間で2025年6月27日にWindows11 24H2のWindows Updateに配信されたプレビューリリースKB5060829をインストールすると、『イベント ビューアー』に『セキュリティが強化された Windows ファイアウォール』(Windows Firewall with Advanced Security / WFAS)に関連するエラーが表示される場合があります。
具体的には、『イベント ビューアー』にイベントID 2042として、イベント内容『Config Read Failed』(構成の読み取りに失敗しました)、『More data is available』(追加のデータがあります)といった内容のエラーメッセージが記録されます。
このイベントは、Windowsを再起動するたびに記録されますが、実際にはWindowsファイアウォールの問題を反映ものではありません。つまり、ただの表示上(見た目上)のエラーです。
そのため、このエラーが『イベント ビューアー』に記録されていても、気にせず、無視して構わないとMicrosoftは述べています。
Microsoftは本不具合の修正に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
[Update 1: 修正] [2025/7/9] [New]
この不具合は、2025年7月9日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラムKB5062553にて修正されました。KB5062553(以降)をインストールすることで本不具合は発生しなくなります。