富士通、PCが起動しなくなる製品リストを公開。2025年6月のWindows Updateの影響を受ける機種判明。Windows10で発生中の不具合
富士通は、2025年6月のWindows Update後に起動しなくなる同社製PC製品リストを公開しました。
2025年6月のWindows Updateをインストールすると、富士通製PCの一部機種において、PC / Windows10が起動しなくなるという不具合が発生しています。以下はこの不具合の影響を受ける製品リストです。
▼法人向けモデル (富士通株式会社)
- 2016年下期モデル
- ESPRIMOシリーズ: D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、D956/P、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE
- CELSIUSシリーズ: J550、W550
- 2015年下期モデル
- ESPRIMOシリーズ: D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、D956/M、Q556/M、J529/FA、N529/FA
- CELSIUSシリーズ: J550、W550
▼個人向けモデル (富士通クライアントコンピューティング株式会社)
- 2016年10月発売モデル
- ESPRIMO WD1/A3、ESPRIMO WD2/A3
- 2016年1月発売モデル
- ESPRIMO WD1/X
- 2015年10月発表モデル
- ESPRIMO WD2/W
富士通株式会社から発表された法人向けモデルと、富士通クライアントコンピューティング株式会社から発表された個人向けモデルにわかれています。
2025年6月13日以降、富士通製PCには一時的にWindows Updateの配信が停止されており、上記モデルを除き、問題が起きないと確認された機種については、順次Windows Updateの配信停止を解除するとのこと。
なお、現時点ではこの不具合の影響を受けてPCが起動しなくなった場合の対処方法や復旧方法は案内されていません。
新たな情報が判明次第、法人向けは富士通株式会社、個人向けは富士通クライアントコンピューティング株式会社のWebページに情報を公開するとのことです。