富士通、PCが起動しなくなる不具合の発生を防ぐBIOS公開日を発表。あくまでも予防BIOSで、すでに起動しなくなったものを復旧するものではない
富士通は、2025年6月のWindows Update後にPC / Windows10が起動しなくなる不具合の発生を防ぐBIOSの公開日を発表しました。
2025年6月のWindows Updateをインストールすると、富士通製PCの一部機種において、PC / Windows10が起動しなくなるという不具合が発生しています。
影響を受ける以下のモデルに、2025年6月下旬公開予定のBIOSをインストールすることで、2025年6月のWindows Updateをインストールしても起動不能に陥る事態を防ぐことができます。
なお、公開予定のBIOSはあくまでも不具合の発生を防ぐものであり、すでに不具合が発生しているPCを復旧させるものではありません。まだ2025年6月のWindows Updateをインストールしていない環境向けのBIOSとなります。
本不具合の影響を受けるモデルおよびBIOS公開予定日は以下。
▼法人向けモデル (富士通株式会社)
- 2017年下期モデル
- CELSIUSシリーズ: C740
- BIOS公開予定日: 6月30日
- CELSIUSシリーズ: C740
- 2016年下期モデル
- ESPRIMOシリーズ: D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE
- BIOS公開予定日: 6月25日
- ESPRIMOシリーズ: D956/P
- BIOS公開予定日: 6月26日
- CELSIUSシリーズ: J550、W550
- BIOS公開予定日: 6月26日
- CELSIUSシリーズ: C740、M740、R740
- BIOS公開予定日: 6月30日
- ESPRIMOシリーズ: D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE
- 2016年上期モデル
- ESPRIMOシリーズ: Q956/MRE
- BIOS公開予定日: 6月25日
- CELSIUSシリーズ: C740、M740、R740
- BIOS公開予定日: 6月30日
- ESPRIMOシリーズ: Q956/MRE
- 2015年下期モデル
- ESPRIMOシリーズ: D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、Q556/M
- BIOS公開予定日: 6月25日
- ESPRIMOシリーズ: D956/M
- BIOS公開予定日: 6月26日
- CELSIUSシリーズ: J550、W550
- BIOS公開予定日: 6月26日
- ESPRIMOシリーズ: D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、Q556/M
【備考】
以下のモデルは不具合の影響を受けない機種と判明したため削除されました。
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▼個人向けモデル (富士通クライアントコンピューティング株式会社)
- 2016年10月発売モデル
- ESPRIMO WD1/A3、ESPRIMO WD2/A3
- BIOS公開予定日: 6月25日
- ESPRIMO WD1/A3、ESPRIMO WD2/A3
- 2016年1月発売モデル
- ESPRIMO WD1/X
- BIOS公開予定日: 6月25日
- ESPRIMO WD1/X
- 2015年10月発表モデル
- ESPRIMO WD2/W
- BIOS公開予定日: 6月25日
- ESPRIMO WD2/W
今後、新たな情報が判明次第、法人向けは富士通株式会社、個人向けは富士通クライアントコンピューティング株式会社のWebページにて情報公開が予定されています。BIOSのダウンロードについてもこちらのページをご確認ください。