KB5004237においても一部環境でゲームパフォーマンスが低下。対処方法あり

WindowsUpdate

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2021年7月14日に公開されたWindows10 21H1 / 20H2 / 2004用更新プログラムKB5004237においても、ゲームパフォーマンスが低下する不具合が直っていないとの報告が複数件出ています。

不具合概要

ゲームパフォーマンスが低下する不具合は2021年3月30日公開のプレビューリリースKB5000842以降から発生しており、6月22日公開のプレビューリリースKB5003690において修正したとされていました。

しかし、一部のユーザーは、7月14日公開のKB5004237を適用しても、電源プランが『バランス』になっているとゲームパフォーマンスが低下すると訴えています。

Redditでのユーザー報告

  • KB5000842以降、ゲームパフォーマンスが低下する不具合は継続しています。この不具合は電源プランの設定を『バランス』にしていると発生します。『高パフォーマンス』にすれば不具合を回避できます。

  • ええ、KB5000842から何も変わっておらず不具合が継続していることを確認できました。私の環境ではKIRでも何も変わりませんでした。
  • 私もパフォーマンスの低下が生じていますが、電源プランを変えても変わりありませんでした。

修正予定・対処方法

2021年7月15日(現地時間)に公開されたWindows10 Insider Preview Build 19043.1147 (21H1)およびBuild 19044.1147 (21H2)では以下の不具合の修正が記されています。

  • 電源プランとゲームモードが期待通りに機能しない不具合を修正しました。この不具合により、フレームレートやパフォーマンスが低下していました。

内容から察するに、おそらく、上記不具合のことと思われます。まだInsider Previewのみの実装ですが、上手くいけば、そう遠くないうちに通常のWindows10にも実装されるでしょう。

また、現在、この不具合にお悩みの場合は、電源プランを『高パフォーマンス』に変更することで回避できる場合もあるのでお試しください。設定は簡単です。『コントロール パネル』から『電源オプション』を開いて『追加プラン』にある『高パフォーマンス』を選択してください。