GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQL公開。WindowsもGeForce GTX 1000 / 900等のサポート終了。Pascal、Maxwell、Volta GPUは非対応に

『Battlefield 6 冬季攻勢アップデート』『Call of Duty: Black Ops 7』に最適化したGeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQLが公開されました。
GeForce GTX 1000 / 900等のサポート終了
先日、LinuxにおいてGeForce GTX 1000シリーズやGeForce GTX 900シリーズ等のサポートが終了となりましたが、Windows版GeForce Game Readyドライバにおいても、今回の591.44ドライバでサポート終了となりました。
591.44ドライバからは、以下のPascal、Maxwell、Volta GPU製品はサポートされていません。
▼591.44で非対応になったグラボ・モバイルGPU
- Pascal GPU
- GeForce GTX 1000シリーズ
- TITAN Xp
- TITAN X (Pascal)
- GeForce MX300シリーズ
- GeForce MX200シリーズ
- GeForce MX100シリーズ(Pascal)
- Maxwell GPU
- GeForce GTX 900シリーズ
- GeForce GTX 800シリーズ
- 一部のGeForce GTX 700シリーズ(GTX 750 Ti、GTX 750、GTX 745)
- GeForce GTX TITAN X
- GeForce MX100シリーズ(Maxwell)
- Volta GPU
- TITAN V
これらのグラボ・モバイルGPUに対応するWindows版GeForce Game Readyドライバは、581.80(および581.94 Hotfix)までです。
今後、Pascal / GeForce GTX 1000シリーズやMaxwell / GeForce GTX 900シリーズなどは、四半期ごとのセキュリティアップデートのみが2028年10月まで提供されます。
セキュリティアップデートは当分提供されるため、脆弱性の心配なく2028年10月までお使いいただけますが、最新ゲームへの最適化や対応等は行われなくなります。昨今のゲームは最新バージョンや特定のバージョン以降のドライバを要求してくるものもあるため、そういうゲームは上記のグラボ・モバイルGPUではもうプレイできません。
今後も最新のゲームを続けていきたい場合は、グラボの買い替えをご検討ください。
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サポートの追加・最適化されたゲームタイトル
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQLには、以下のゲームタイトルのサポートの追加・最適化が含まれています。
- Battlefield 6 冬季攻勢アップデート (Winter Offensive)
- Call of Duty: Black Ops 7
- DLSS Ray Reconstruction (レイ再構築)の精度を向上
特定の古いゲームでのPhysXパフォーマンス向上
GeForce RTX 5000シリーズでは32bitのPhysXがサポートされなくなり、32bit PhysXを有効にするとパフォーマンスが大幅にダウンしました。NVIDIAはコミュニティからのフィードバックを受けて、今回の591.44ドライバにおいて、以下の古いながらも人気ゲームのPhysXパフォーマンスを復活・向上させました。
- アリス マッドネス リターンズ (Alice: Madness Returns)
- アサシンクリードIV ブラック フラッグ (Assassin’s Creed IV: Black Flag)
- バットマン:アーカム・シティ (Batman: Arkham City)
- バットマン:アーカム・ビギンズ (Batman: Arkham Origins)
- ボーダーランズ2 (Borderlands 2)
- マフィアII (Mafia II)
- メトロ2033 (Metro 2033)
- メトロ ラストライト (Metro: Last Light)
- ミラーズエッジ (Mirror’s Edge)
NVIDIAによると、591.44ドライバにより、上記ゲームタイトルにおいて、GeForce RTX 5000シリーズでもPhysXの性能を最大限に発揮できるようになるとのことです。
2026年前半には『バットマン アーカム・アサイラム』(Batman: Arkham Asylum)のPhyXパフォーマンスも復活予定です。
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQL対応製品
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQLは、以下の製品をサポートします。
- GeForce RTX 5000シリーズ
- GeForce RTX 4000シリーズ
- GeForce RTX 3000シリーズ
- GeForce RTX 2000シリーズ
- GeForce GTX 1600シリーズ
- GeForce MX400~MX500
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQLで修正された不具合
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQLでは、以下の不具合が修正されています。
▼修正されたゲームバグ
- 『Battlefield 6』(BF6 / バトルフィールド6)が不安定な不具合を修正
- 『Counter-Strike 2』(CS2)において、ゲーム内の解像度がモニターのネイティブ解像度より低い場合、テキストが歪んで表示される場合がある不具合を修正
- 『龍が如く8』において、一部のシステム構成でライトがちらつく不具合を修正
- 『龍が如く7外伝 名を消した男』において、表示がおかしくなる不具合を修正
- 『黒神話:悟空』において、570番台以降のドライバでパフォーマンスが低下する不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』で一部のパーティクルエフェクトが表示されない不具合を修正
- 『Call of Duty: Black Ops 3』(CoD:BO3)において、ゲームをプレイ中、時間経過とともに表示が暗くなる不具合を修正
- 『Madden 26』が不安定な不具合を修正
- 2025年10月15日(日本時間)にWindows Updateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラムKB5066835(以降)をインストールすると、一部ゲームのパフォーマンスが低下する場合がある不具合を修正
- 『The Witcher 3: Wild Hunt』において、主人公の剣の表示がランダムに乱れる不具合を修正
▼修正された一般的なバグ
- 『Adobe Premiere Pro』において、ハードウェアエンコードを使用してエクスポートを行うとフリーズする不具合を修正
- 『Sophos Home Antivirus』(アンチウイルスアプリ)使用環境において、システムが不安定になる不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズGPU環境において、Chromium系ブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)で動画を再生中に緑色の線が表示される場合がある不具合を修正
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQL ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
GeForce Game Readyドライバ 591.44 WHQL Windows10 / Windows11用 64bit
591.44ドライバの不具合情報については後日別途記事にいたします。
























