PS6や次世代Xboxに採用されるAMD APUが判明したと報じられる。Canis、Orion、Magnus、Robinに関する新たな情報
AMD APU『Canis』『Orion』『Magnus』『Robin』に関する新たな情報が入りました。どれがPS6や次世代Xboxに採用されるか判明した模様です。YouTubeチャンネルのMoore’s Law is Deadが報じました。
以前に紹介した『Canis』『Orion』『Magnus』『Robin』というコードネームのAMD APUについて情報をアップデートしたい。 まず、Canisについてだが、以前はMicrosoft向けと言っていたが、このAPUはPlayStation 6 (PS6)の携帯ゲーム機(ポータブルゲーム機)にて採用される。そして、Orionは通常の据え置き型PlayStation 6に採用される。複数のドキュメントでこれらのAPUが『PlayStation 6』として明記されているのを確認できた。 Magnusについてだが、これは次世代Xboxで使用されることが確認できた。私の見たドキュメントにはMagnusが『Xbox Next』と記されていた。以前の情報の繰り返しになるが、MagnusのGPUダイはCompute Units (CU)が68基(4352SP換算)搭載されると情報筋は述べている。 RobinについてはすでにキャンセルされたAPUだった。 ― Moore’s Law is Dead |
Moore’s Law is Deadの情報をまとめると以下。
- Canis APU: PS6 携帯ゲーム機
- Orion APU: PS6 通常の据え置き型コンソール機
- Magnus APU: 次世代Xbox
- Robin APU: キャンセル
CanisがPS6携帯ゲーム機、OrionがPS6据え置き機、Magnusが次世代XboxのAPUコードネームになるとのこと。
CanisとOrionについては名称のみでその性能についてはまだ未知数です。一方、Magnusは264mm2のGPUダイが使用されると言われています。
AMD Magnus APU
左がCPUダイ、右がGPUダイ
MagnusのGPUダイサイズはGeForce RTX 5070 (263mm2)とほぼ同等のため、かなりのグラフィックス性能が期待されます。
なお、報じられた各APUについては早期のリーク情報のため、今後、変更されたり、情報に齟齬が生じる可能性があることはご留意ください。