Dell、ついにPCを値上げ。Xデーは2025年12月17日。かなりの値上げ幅
Dellがまもなく同社製PC製品の値上げを行います。Business Insiderが報じました。
私たちがDellに取材を行ったところ、Dellは2025年12月17日から同社製のPC製品等を値上げするという。この値上げはAI需要によるメモリ価格の高騰に起因しいている。 私たちが得た資料は、個人消費者向けではなく法人向け製品について言及されていた。資料に記されている価格リストは以下の値上げを示していた。
Dellの営業担当者の1人は、公に話すことが許可されていないため匿名を条件に、「値上げ幅は10～30％の間になります。(メモリの高騰は)PC業界すべてに影響を及ぼしています。現時点で回避する方法はありません。必要な製品は、より多くのお金を支払うしかありません」と語った。私たちはこの人物が間違いなくDellの従業員であることを確認している。 ― Business Insider |
2025年12月上旬、TrendForceにより「早ければDellが2025年12月中旬には同社製PC価格を値上げする」と報じられました。そして今回、Business Insiderにより2025年12月17日より値上げされることが明らかになりました。
今回、報じられた値上げは、企業や組織など、いわゆる法人向け製品についてです。曰く、10～30％くらいの値上げ幅になるとのこと。30％もの値上げはかなり厳しいですね。
今回は法人向け製品についてですが、個人消費者向け製品もそう遠くないうちに値上げされるでしょう。
なお、今回はDellに焦点が当てられていますが、Lenovoも2026年1月に値上げすると報じられています。昨今のメモリ価格の高騰を考えると、DellやLenovoに限らず、さまざまなPCメーカー、BTOショップなども値上げせざるを得ない状況になっています。それがいつになるのか(あるいはすでに値上げしているのか)は各メーカー次第ですが、Xデーはそう遠くありません。
メモリ価格は今後も値上がりしていくことが見込まれています。メモリだけでなくNANDフラッシュメモリを使用したSSDや、GDDR7 / GDDR6メモリを使用したGeForce RTX 5000シリーズ / Radeon RX 9000シリーズといったグラフィックボード(グラボ)製品も値上がりしていく見通しです。
PCの購入を検討されている方は、少しでも安く済ませるには1日でも早い購入を強くおすすめいたします。現状、AI需要により、時間が経つにつれて、メモリ製品を使用したさまざまなPCパーツ・PC本体が高価になっていくことが見込まれています。
PCゲーマー向けにおすすめできるデスクトップゲーミングPCを1つ挙げるとすれば、PCゲームにおける最強性能CPUのRyzen 7 9800X3Dと、16GBのVRAMを搭載したGeForce RTX 5070 Ti (あるいはお好みでそれ以上)を採用したツクモのG-GEAR GE7A-L257/BHがおすすめです。
CPUは申し分なくナンバーワンゲーム性能で、グラボも昨今のAAAタイトルをプレイするには十分な性能を備えています。VRAMも16GBあることから将来VRAMを多用するゲームが出てきても対応できます。通常のPCメモリも32GB搭載しており、安心できる容量となっています。
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