Colorful、GeForce RTX 5000シリーズの卸価格を値上げ。ほかのグラボメーカーはどう動くか
ColorfulがGeForce RTX 5000シリーズの卸価格を値上げしたとの情報が入りました。
中国サプライチェーンの情報筋は以下のように述べています。
先週(2025年12月8日～12月14日)、中国のグラボメーカーColorfulは、同社製GeForce RTX 5000シリーズの一部モデルを対象に、代理店向け卸価格を30～50元値上げすることを正式に決定し、2025年12月10日に実施しました。 今後、台湾系グラボメーカーのASUSやGigabyte、MSIもColorfulに追随して値上げを行うかが注目されます。台湾系グラボメーカーも値上げを行うのであれば、思っていた以上に早いペースでグラボ価格が値上がりしていくかもしれません。 逆に台湾系グラボメーカーがColorfulに追随しないのであれば、グラボ価格の値上げは2026年1月から本格的に始まると予想されます。その場合、値上げ幅は大きなものになる(一気に値上げされる)とみられます。 また、この1週間で、代理店から小売店等へ卸される平均的な卸価格は以下のような値動きを見せています。 ▼代理店→小売店等への卸価格: 2025年12月15日時点(12月8日との比較)
― China Supply Chain Source |
情報筋によると、Colorfulが同社製GeForce RTX 5000シリーズ製品の代理店向け卸価格を値上げしたとのこと。ほかのグラボメーカーがどう動くかはまだわかりませんが、Colorfulに追随する場合は思っていたより早いペースで値上がりしていき、追随しない場合は2026年1月に一気に値上げされるとみられています。
つまるところ、遅かれ早かれ値上げされることが見込まれています。
値上げの理由は多くの人がご存知でしょうが、VRAM (GDDR6やGDDR7メモリ)の高騰を受けてのものです。
今回、Colorfulは30～50元、日本円にして約660～1,100円値上げしたといわれています。もちろんこれで止まることはないでしょう。
以前からハードウェアリーカーの高手一号氏は段階的に値上げされる可能性が高いと述べています。グラボのVRAM容量によって異なりますが、少なくとも100～800元(約2,200円～17,600円)くらいには値上がりしていくとみられています。
グラボの購入を考えている方は今後の価格推移にご注意ください。
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