Win11 25H2 / 24H2、WSLのVPN接続に不具合。接続できない、サービスが動作しない。KB5072033等を適用した環境で発生

WindowsUpdate

Windows11 Issue

Microsoftは、Windows11 25H2 / Windows11 24H2環境における、Linux用WindowsサブシステムのVPN接続に不具合が発生していることを発表しました。

不具合概要

日本時間で2025年10月29日にWindows Updateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用プレビューリリース(プレビュー更新プログラム)、KB5067036以降をインストールすると、Linux用Windowsサブシステム(Windows Subsystem for Linux / 以下、WSL)において、不具合が発生する場合があります。

WSL環境において、『ネットワーク モード』を『Mirrored』にしていると、VPN経由でエンタープライズリソースに正常に接続できなくなったり、VPNに依存するサービスが正常に動作しなくなったりする場合があります。(ホストのWindows11上からのアクセスは問題ありません。WSLのみがこの不具合の影響を受けます)

この不具合は、Cisco Secure ClientやOpenVPNといった一部のサードパーティ製VPNアプリで影響が確認されています。

この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。

  • Windows11 25H2 / Windows11 24H2
    KB5072033 (2025年12月10日 セキュリティ更新プログラム)
    KB5070311 (2025年12月2日 プレビューリリース)
    KB5068861 (2025年11月12日 セキュリティ更新プログラム)
    KB5067036 (2025年10月29日 プレビューリリース)

Microsoftによると、この不具合はWindows11 HomeやProエディションといった一般的な個人PC / 個人ユーザーが影響を受ける可能性は低いとのこと。この不具合は主に、DirectAccessを含む、VPN経由でエンタープライズリソースに接続する企業・法人・組織に影響します。

対処方法・回避策

現時点でMicrosoftから本不具合への対処方法や回避策は案内されていません。現在、Microsoftは本不具合の調査を行っているとのことです。