Intelが劣化したCore i9-13900Kの返金を拒否したと報じられる。説明を求めるも無視、返答はないという

Intelが劣化したCore i9-13900Kの返金を拒否したと報じられました。
最初に
Intelの第13世代および第14世代Core CPUの特定モデルは、何の対策もせずに使用し続けていると劣化して不安定になるという不具合があります。
劣化してしまったCPUは元に戻ることはなく、返品・交換するしかありません。第13世代 / 第14世代Core CPUの不具合については以下の記事をご覧ください。
本題: 劣化したCore i9-13900KをRMAしたところ返金拒否
本題です。劣化したCore i9-13900KのRMAを行ったところ、返金を拒否されたと報じられています。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
あるユーザー(ここでは仮にSuperino氏と呼ぼう)が劣化したCore i9-13900KのRMAで問題が生じたと私たちに報告をくれた。 Superino氏は劣化したCore i9-13900KをIntelへと返品し、Intelから以下の返事を受け取った。
Superino氏は返金を選択した。Superino氏は早急にシステムを復旧させる必要があったため、返金処理の完了を待たずにCore i9-14900Kを注文した。 ところがIntelから「購入証明の検証に失敗した」という理由で返金が拒否された。Core i9-13900Kの領収書はある有名な小売店のものだったにもかかわらずだ。 Intelは返金を拒否し、代わりに交換品の送付を提案してきた。その後、交換品のCore i9-13900KがSuperino氏のもとに届いた。配送手配中、Superino氏はIntelの担当者に返金が拒否された理由の説明を何度も求めたが、Intelからは何の返答も得られなかった。 Superino氏は返金を得るために、消費者保護当局に相談しているという。 今回、この報告を取り上げたのは、Intelが長年にわたって主要なコンシューマー向けCPUメーカーであり続けているからだ。しかし近年、Intelの製品とサポート体制はユーザーの期待に応えられなくなっているように見受けられる。かつては「安定の選択肢」だったが、PCゲーマーにとって今後も選ぶべき選択肢なのかどうか、懸念を引き起こしている。 ― WCCF TECH |
Superino氏の言うことが事実であれば、Intelの対応はかなりの悪手としか言いようがありません。もしかしたらIntelに正当な理由があったのかもしれませんが、それなら何が問題だったのか具体的に説明をすれば良いだけなのに、いったいなぜ無視という最悪の対応をしたのでしょうか。

























