Windows11 バージョン24H2の既知の不具合
2024年10月1日に公開されたWindows11 バージョン24H2 2024 Updateには、以下の既知の不具合がアナウンスされています。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/10/2] 初版。 |
Windows11 24H2 既知の不具合
Safe Exam Browserが開かない
Windows11 24H2環境ではSafe Exam Browser 3.7以下のバージョンが開かない場合があります。影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 49562592)が適用されています。
Easy Anti-Cheatを使用している一部のPCにおいて、PCが応答しなくなったりブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する
Easy Anti-Cheat アプリケーションの古いドライバーバージョンは、Windows 11、バージョン24H2と互換性がなく、PCが応答しなくなったり、『MEMORY_MANAGEMENT』というブルースクリーンエラーが発生する場合があります。
この不具合の影響を受けるのはIntelのAlder LakeプロセッサーとvProを搭載したPCのみです。
影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 52325539)が適用されています。
指紋センサーが反応しなくなる場合がある
いくつかのPCにおいて、PCをロックしたあとに指紋センサーが反応しなくなる場合があります。結果、Windows Helloで指紋認証ができなくなります。
影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 52796844)が適用されています。
この不具合は、PCに最新のファームウェアをインストールすることで解決が見込まれています。今後、新しいファームウェアバージョンがリリースされるにつれて、この不具合は解決してくことが予想されます。
壁紙カスタマイズアプリケーションが正常に動作しない
Windows11 24H2をインストールすると、一部の壁紙カスタマイズアプリケーションが起動しなくなったり、正常に動作しなくなる場合があります。
影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 52754008)が適用されています。
壁紙カスタマイズアプリケーション側のアップデートで修正されることが期待されます。
Intel SSTドライバによりブルースクリーンが発生
Intel第11世代CPUとIntel Smart Sound Technology (Intel SST)に、Windows11との互換性に問題があります。影響を受けるIntel SSTドライバがインストールされたWindows11環境において、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する恐れがあります。
この不具合は、IntcAudioBus.sysのファイルバージョン10.29.0.5152または10.30.0.5152でのみ発生します。Intel SSTドライバを10.30.00.5714以降または10.29.00.5714以降に更新することで解決します。
影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 51876952)が適用されています。
『アスファルト8:Airborne』が正常に動作しなくなる
Windows11 24H2をインストールすると、PCゲームの『アスファルト8:Airborne』が正常に動作しなくなる場合があります。ゲーム中に、ゲームが応答しなくなったりする場合があります。
影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID:52796746)が適用されています。