Windows11 24H2、オーディオ関連の不具合が解決。セーフガードを解除。対象の23H2環境に24H2が降ってくるように
Microsoftは、Windows11 24H2のオーディオ関連の不具合が解決したことを発表しました。
一部のWindows11 24H2環境において、内蔵スピーカー、Bluetoothスピーカー、Bluetoothヘッドセットなどのオーディオ機器が動作しなくなる(音が出なくなる)という不具合が発生していました。
この不具合はDirac Audio (cridspapo.dll)に起因しており、当該オーディオを使用するWindows11 23H2環境にはWindows Update経由でWindows11 24H2が降ってこないよう、セーフガード(セーフガードID: 54283088)が適用されていました。
2025年9月12日PM12:41付け(太平洋標準時。日本時間で9月13日AM04:41)でのMicrosoftの発表によると、この不具合を修正した新しいバージョンのドライバがWindows Update経由で配信されるようになったとのこと。それに伴い、2025年9月11日付け(太平洋標準時)でセーフガードが解除されました。
ほかにセーフガードが適用されていないWindows11 23H2環境であれば、最大で48時間以内にWindows UpdateにWindows11 24H2が降ってくるようになります。
もし、まだWindows11 23H2に留まっていたい場合は、以下の記事をご覧ください。バージョンを強制的にWindows11 23H2へと固定する方法(およびその解除方法)を解説しています。
なお、Windows11 23H2のサポートは、日本時間で2025年11月12日AM03:00のWindows Update / セキュリティ更新プログラムの配信をもって終了となることには注意が必要です。これよりあとにはセキュリティ更新プログラムが配信されなくなるため、セキュリティを保つためにはWindows11 24H2、もしくは今秋リリース予定のWindows11 25H2へとアップデートする必要があります。