日本語文字入力に不具合。1文字目が勝手に確定される。Windows11 24H2や23H2などで発生
Microsoftは、Windows11環境において、日本語文字入力に不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
以前のバージョンのMicrosoft IMEや、サードパーティ製のIMEを利用している場合、文字のコピー操作を行ったあと、最初に入力した1文字目が意図せず確定してしまう場合があります。
(何でもいいので任意の文字をコピーしたあとに、例えばメモ帳に「あ」と入力したら、変換できずにそのまま「あ」と勝手に入力が確定します)
この不具合の影響を受けるOSは以下。
- Windows 11 version 23H2 / 22H2
- Windows 11 version 24H2 / LTSC 2024
Windows11 23H2 / 22H2は、日本時間で2025年1月30日に公開されたプレビューリリースKB5050092以降をインストールしていると発生します。
対処方法・回避策
この不具合は通常のキーボード入力で発生します。しかし、不具合の原因となっているのはタッチキーボードのバグによるものです。
そのため、一時的な対処方法としては、Windows11にサインイン後にタッチキーボードを1度開き、閉じてください。これで本不具合は発生しません。(ただし、サインインのたびに行う必要があります)
このほか、デフォルトの新しいMicrosoft IMEを使用することでもこの不具合は発生しません。
現在、Microsoftはこの不具合の対処に取り組んでいるとのことです。