日本語キーボードが英語と認識される不具合。Windows11 24H2にて発生。KB5062553のインストール後から
一部のWindows11 24H2環境において、日本語キーボードが英語キーボードとして認識されるという不具合報告が出ています。
不具合概要と対処方法・回避策
日本時間で2025年7月9日にWindows11 24H2のWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラムKB5062553をインストールすると、日本語キーボードが英語キーボードとしてしか認識されないという不具合報告が当サイトに寄せられています。
いただいたメッセージが以下。
多少環境依存(キーボードの機種依存)の可能性があると思いますが、Windows 11 24H2にKB5062553をインストールしたら、キーボードがどうやってもUSキーボードと認識されてしまう事象が発生しました。 一般的な確認と対処:
などなど、一通りのことは試してみましたが、治りませんでした。そこで、一旦切り分けのため、KB5062553をアンインストールしてみると、直りました(戻りました)。 キーボードはLogicool (ロジクール)の『MX KEYS mini KX700GR』を『Logi Bolt USB レシーバー LBUSB1』経由で接続しています。 この機種依存の可能性はありますが、少なくともこの組み合わせにおいては、KB5062553によるバグが発生していると思われます。 ― 当サイトへの報告 |
報告者によると、KB5062553をアンインストールすることで不具合が解決し、再び日本語キーボードで利用できるようになったとのこと。
もし、同様の不具合が発生してお困りの方は、一時的な対処方法としてKB5062553のアンインストールをご検討ください。アンインストール手順は以下。
▼更新プログラムのアンインストール方法 |
なお、KB5062553はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
そのため、可能であればアンインストールは避けて、別の日本語キーボードがあればそちらを使用することが望ましいです。