GeForce RTX 4000シリーズユーザーに朗報!スムーズモーション対応!開発者向け590.26ドライバにて
開発者向けのGeForce 590.26ドライバにて、GeForce RTX 4000シリーズがスムーズモーションに対応しました。
スムーズモーション(Smooth Motion)とは、レンダリングされた2つのフレーム間に、推測したフレームを追加することでよりスムーズなゲームプレイを実現する技術。わかりやすく言えば、フレーム補間技術です。
例えば60 fpsで動作しているゲームの場合、スムーズモーションを有効にすることで2倍の120 fpsへと大幅にフレームレートを向上させることができます。
そこでこう思うかもしれません。「DLSS Frame Generation (フレーム生成)と何が違うの?」と。スムーズモーションは、DLSS Frame Generationに対応していないゲームでも使用できるドライバベース(ソフトウェアベース)のフレーム生成機能です。
当初、スムーズモーションはGeForce RTX 5000シリーズにしか対応していませんでした。しかし、今回、開発者向けのGeForce 590.26プレビュードライバにて、GeForce RTX 4000シリーズにも対応しました。
Guru3DフォーラムのMacer氏によると、NVIDIA Profile Inspectorを使用して本機能を有効化できるとのこと。
NVIDIA Profile Inspectorでスムーズモーションを有効に
Macer氏がGeForce RTX 4090環境で実際にWorld of Warcraftでスムーズモーションを試したところ、フレームレートが83 fps から164 fpsへと大幅に向上しました。
World of Warcraft スムーズモーションの効果
左: オフ 83 fps / 右: オン 164 fps
590.26ドライバを試したい場合は、NVIDIA Developerに登録・ログインして、こちらのアドレスよりダウンロードができます。
なお、本ドライバはあくまでも開発者向けのプレビュードライバのため、何かしらの不具合等が発生する可能性があることはご留意ください。
基本的には通常ドライバとして一般提供が開始されるまで待つことをおすすめいたします。