Microsoft、サードパーティ製プリンタードライバのサポート終了を発表。すべてのWindowsが対象。時間をかけて段階的に

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Microsoft、V3 / V4プリンタードライバのサポート終了を発表

Microsoftは、すべてのWindowsにおいて、サードパーティ製プリンタードライバのサポートを終了することを発表しました。

サポート終了の背景としては、『Microsoft IPP Class Driver』の登場によってプリンターメーカーが独自のドライバやユーティリティを必要としなくなっためとしています。

今後、段階的にV3 (Type 3)およびV4 (Type 4)プリンタードライバはサポート終了となり、Windows Updateにサードパーティ製の新しいV3 / V4プリンタードライバは公開されなくなります。

しかしながら、Microsoftがサポートしなくなっただけで、V3 / V4プリンタードライバを使用できなくなるわけではありません。サポート終了後もV3 / V4プリンタードライバは引き続き使用可能です。FAQでは以下のように記されています。

サードパーティ製プリンタードライバのサポート終了に伴うFAQ

Q. サードパーティ提供のドライバはWHCP (Windows Hardware Compatibility Program)によって署名されますか?
A. プリンターメーカーは、ドライバの検証と署名のために、引き続きPartner Centerのハードウェアツールを通じてドライバを提出することができます。しかし、2025年以降、サードパーティ製の新しいプリンタードライバはWindows Updateに公開されなくなります。メーカーやベンダーは、プリンタードライバを独自に公開する必要があります。

Q. サポート終了後、サードパーティ製の新しいプリンタードライバをインストールできなくなったりしますか?
A. いいえ。サポート終了後もサードパーティ製ドライバを引き続きインストールできます。

Q. すでにリリースされているMicrosoftの署名入りプリンタードライバをインストールできなくなりますか?
A. いいえ。サポート終了後も引き続きインストールが可能です。

Q. サポート終了はすべてのバージョンのWindowsに適用されますか?
A. はい。Windows10やWindows11、Windows Serverなど、すべてのWindowsが対象です。

Q. Mopria認証のサポートはHLK (Hardware Lab Kit)の必須要件になりますか?
A. はい。

Q. サポート終了後もセキュリティ関連の問題には対処し続けますか?
A. お使いのWindows OS自体がサポート中であれば、引き続きセキュリティ更新プログラムをリリースいたします。

Q. サポート終了の一環として、V3およびV4プリンタードライバの機能が削除されたりしますか?
A. 印刷機能を無効にする計画はありません。

Q. プリンターメーカーは、既存のサードパーティドライバパッケージにプリンターのハードウェアID (HWID)を追加しつづけることができますか?
A. ケースバイケースで承認されます。

Q. 印刷・スキャナー・FAXなどの機能を備えた複合機もIPPで動作しますか?
A. はい。

Microsoftによると、このサポート終了はプリンター利用者やプリンターメーカーなどに大きな影響を与えることから、数年かけて段階的に行うとのこと。現時点では、以下のタイムラインが予定されています。

  • 2023年9月
    サポート終了について発表
  • 2025年
    プリンターメーカーは新しいプリンタードライバをWindows Updateに公開できなくなります。既存のサードパーティ製プリンタードライバは引き続き更新可能です
  • 2026年
    プリンタードライバの優先順位を変更。常にIPPドライバが優先されるようになります
  • 2027年
    プリンターメーカーはセキュリティ関連の修正を除き、サードパーティ製プリンタードライバの更新ができなくなります。既存のサードパーティ製プリンタードライバは引き続きWindows Updateから入手可能です

なお、上記予定は変更される可能性があるとのことです。

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Posted by にっち