本日2018年8月22日(水)は月例WindowsUpdateの翌週ですが、Windows7 / 8.1にオプションパッチの配信はありません。
しかし、今年に入ってから2018年1月度、2月度、3月度、5月度、6月度、7月度と遅刻をしており、もはや4月度以外全て遅刻という有様なので、明日明後日くらいに遅刻してくるかもしれません。
更新履歴 初版 2018年8月1日、v1607用修正プログラム公開。 ① v1607以外は2018年8月15日の月例まで放置してやっと修正されました。MSさんやる気なさすぎでしょう。それに伴い記事内容も修正いたしました。 |
Windows10に2018年7月度のWindowsUpdateを適用すると、一部の.NETアプリケーションでエラーが発生する不具合が出ていました。Microsoftはこの不具合の修正を含む累積更新プログラムを公開・配信しました。以下の累積更新プログラムを適用することでこの不具合は解消します。
KB4343909(2018年8月15日配信のセキュリティを含む累積更新プログラム)
KB4343897(2018年8月15日配信のセキュリティを含む累積更新プログラム)
KB4343885(2018年8月15日配信のセキュリティを含む累積更新プログラム)
KB4346877(2018年8月1日、Microsoft Updateカタログでのみ公開分)
KB4343887(2018年8月15日配信のセキュリティを含む累積更新プログラム)
(※Win10の更新プログラムは累積されるため、KB4343887(またはそれ以降の最新のもの)をインストールすれば古いKB4346877を入れる必要はありません)
KB4343892(2018年8月15日配信のセキュリティを含む累積更新プログラム)
更新履歴 ① 7/31AM10:45、KB4346407(Win7/4.6-4.7.2用)の64bitと32bitのリンクが逆になっていたのを修正しました。すみませんでした。 |
2018年7月度の.NETパッチを適用すると、一部の.NETアプリケーションでエラーが発生する不具合が出ていました。MicrosoftはWindows7 / 8.1向けに、この不具合の修正パッチを公開しました。
修正パッチはMicrosoft Updateカタログでのみ配信されており、WindowsUpdateには降ってきません。必要な方はお使いの.NETバージョン用パッチを下記直リンクよりどうぞ。特にエラーが出ておらず、お困りでない場合は無理に入れる必要はありません。
Windows10 v1803 April 2018 Update(A2U)を適用後、Outlookで文字入力をしていると、文字が勝手に確定したり、重複して入力される不具合が発生しています。
現在、Microsoftからこの不具合の回避策はアナウンスされておらず、OSを前のバージョンに戻すくらいしか回避策はありません。Outlookをお使いの方はお気をつけくださいませ。
Microsoftはこの不具合を調査しており、進展があり次第下記の公式ブログにて案内を予定しています。
< Update 1: やっと修正 >
2018年5月1日のA2U公開からずっと放置されてきたこの不具合ですが、2018年7月25日配信の非セキュリティアップデートKB4340917でやっと修正されました。KB4340917(またはそれ以降の更新プログラム)を適用することでこの不具合は解消します。なお、非セキュリティアップデートは半期チャネル(旧:CBB)に設定していると自動配信されません。
Windows10全バージョンにて、2018年7月度のWindowsUpdateを適用後、.NETアプリケーションで0x80070005エラーなどの各種エラーが発生する場合がある不具合が見つかりました。現在、Microsoftは修正に取り組んでいるとのことです。
この不具合はWindows7 / 8.1環境でも発生しています。7 / 8.1については下記の記事をご覧くださいませ。
以下、影響を受けるKBリストになります。
< Update 1: 未だ修正されず >
2018年7月25日に機能修正のみの非セキュリティアップデートが配信されましたが、まだ修正されていません。2018年7月25日配信分の非セキュリティアップデートをリストに追加しました。この不具合にお悩みの方は適用しないようお気をつけくださいませ。なお、非セキュリティアップデートは半期チャネル(旧:CBB)に設定していると自動配信されません。
2018年7月11日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
の前に、2018年6月度のWU記事にも書きました注意事項を、念のためもう一度案内いたします。 まず、Win7 32bit環境で再起動ループに陥る件については2018年5月末に原因が判明しましたので、この現象にお悩みの方は下記の記事をご覧くださいませ。 【アプデ】 WU適用後、Win7 32bit環境で再起動ループになる原因がやっと判明 次に、2018年3月度より発生していた『SSE2非対応マシンでBSoDが発生する不具合』に関しては、Microsoftが修正を諦めました。この不具合に対する回避策としてMicrosoftは 「SSE2対応マシンに買い換えてくれ」 と案内しており、Windows7のシステム要件を満たしていても、SSE2非対応マシンのサポートは急遽終了となりました。詳細は下記6月度のWU記事をご覧くださいませ。 |
2018年5月度、6月度に引き続き、今月もネットワークドライバが死亡する不具合入りです。過去にこの不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。この不具合はWin7のロールアップでのみ発生します。セキュリティのみでは発生しません。
あと、糞パッチの代名詞、KB2952664(Win7)とKB2976978(Win8.1)が重要できています。重要でもなんでもないただのテレメトリパッチなので、非表示入りを推奨します。
< Update 4: BSoDの危険性あり >
2018年7月19日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。
通常の予定日となる7月18日から1日遅れとなります。今年に入ってから2018年1月度、2月度、3月度、5月度、6月度と遅刻をしており、もはや遅刻でないことの方が珍しい配信状況となっています。遅刻でないことの方が珍しいWindowsUpdate、バグのない方が珍しいWindowsUpdate。Microsoftさんはこの状況をもっと深刻に捉えた方がよろしいのではないでしょうか。
それはともかくとして。
今回の『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』には2018年7月度から発生しているBSoDバグの修正が含まれています。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。
本日2018年7月18日(水)は月例WindowsUpdateの翌週ですが、Windows7 / 8.1にオプションパッチの配信はありません。
Windows10全バージョンにて、2018年7月度のWindowsUpdateを適用後、ネットワークのモニタリング処理が行われると一部環境でBSoDを起こす場合があります。この不具合の回避策はありません。Microsoftは7月中旬に修正を予定しているとのことです。
この不具合はWindows7 / 8.1環境でも発生しています。7 / 8.1については下記の記事をご覧くださいませ。
以下、影響を受けるKBリストになります。
GWX、覚えているでしょうか。かつてWindows7 / 8.1ユーザに対して望む・望まないに関わらず、勝手にWindows10にアップグレードして多く人や企業に迷惑をかけた悪名高きMicrosoft公式ウイルスです。
関連記事 【Win】 悲報 各所で勝手にWindows10になる現象が多発している模様 【Win】 悲報 各所で勝手にWindows10になる現象が多発している模様 2nd season 【Win】 Microsoftという企業のやり方 |
そんなGWXウイルスが再活動しているという報告がRedditで話題に出ています。といっても報告数は2件と非常に少ないため、今のところ大きな心配はないものと思われます。ただ、どちらもほぼ同時期(2018年7月6日~7日)に発生しているため、少々気になるところではあります。
Windows10 v1703 Creators Update以降、固定ユーザープロファイルを使用するとスタートメニューが正常に動作しなくなる場合があるという不具合が出ています。
固定ユーザープロファイルとは、変更した設定などが保存されず再起動すると初期状態に戻るユーザープロファイルで、一般的なユーザーであればあまり使用することはありません。
もし、使用を考えていてこの不具合を回避したい場合は、固定ユーザープロファイルの作成時に、
『固定プロファイル』にチェックを入れないことで従来通りの構成内容で固定ユーザープロファイルを作成できます。 (備考: v1703 Creators Updateより前のバージョンにこのチェックボックスはありません)
Microsoftはこの不具合を調査しており、進展があり次第下記のブログにてアナウンスを予定しています。
Windows10 v1803 April 2018 Updateにて、エクスプローラがローカルネットワーク上の他の機器や共有フォルダを検出できないという問題が発生しています。
この問題の解決策は簡単です。[Winキー] + [Rキー]を押して『ファイル名を指定して実行』を開いて、『services.msc』と入力してエンター。『サービス』のウィンドウが開くので、下記のサービス全てを『自動 (遅延開始)』に変更します。
変更が完了したらPCを再起動すれば問題は解決します。
2018年6月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
2018年5月度に引き続き、今月もネットワークドライバが死亡する不具合入りです。先月この不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆に、先月何もなかった場合は今月も何もないと思われます。
Win7 32bit環境で再起動ループに陥る件については5月末に原因が判明しましたので、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ】 WU適用後、Win7 32bit環境で再起動ループになる原因がやっと判明
< Update 2: MSのコピペミス >
2018年6月16日付けでKB4284867(Win7用セキュのみ)、KB4284826(Win7用ロールアップ)の各KBページに更新が入りました。
まず、セキュのみのKB4284867ですが、当初、『SSE2非対応マシンでBSoDが発生する不具合』と、『ネットワークが死亡する不具合』が掲載されていましたが、この2点が削除されました。これにより、KB4284867は今のところ不具合なしとなりました。
次に、ロールアップのKB4284826ですが、こちらは『SSE2非対応マシンでBSoDの不具合』が削除されました。『ネットワークが死亡する不具合』はまだ残っていますので、こちらは引き続きお気をつけくださいませ。
これらの不具合がなぜ削除されたのか、MSからの説明はありません。
MSのKBページ担当者は過去のロールアップのKBページをコピペして再編集する癖があります。その結果、セキュのみには存在しない不具合が掲載されたり、既に直っている不具合をそのまま掲載して消し忘れたり、といったようなことがあります。つまり、今回もMSのコピペミス、消し忘れでしょう。
既知の不具合が減るのは良いことですが、あまりにもKBページの作成が適当すぎでしょう。このガバガバっぷりは改善してもらいたいところです。
2018年6月22日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。本来、月例の翌週となる6月20日が配信予定日ですが、2日遅れでの配信となりました。
Win7 32bit環境で再起動ループに陥る件については5月末に原因が判明しましたので、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ】 WU適用後、Win7 32bit環境で再起動ループになる原因がやっと判明
以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。
Win10の1803アップデートをかけた。とりあえずノートPCの画面の明るさをキーボードから変える機能が効かなくなった。地味に不便である…。
— MSX研究所長 (@yoshimatsuTUQ) 2018年5月1日
Windows10 April 2018 Update(1803)にしてみたら、明るさが変えられなくなった
ファンクションキーからはもちろんだめだし、設定の方から触っても設定自体は変わってるものの反映されない
不具合?— けー (@keee1294) 2018年5月1日
windows10 1803 にしたぞ!そしたら画面の明るさ変えられなくなった。
— 竜一 (@ryuuichi23) 2018年5月1日
Windows10 v1803 April 2018 Updateにアップデート後、ノートPCの液晶の明るさが調整できなくなる場合があるようです。大きな不具合ではありませんが、普段から小まめに調整する方はお気をつけくださいませ。
< Update 3: 2018年6月度のWUで修正 >
この不具合は2018年6月度のWindowsUpdate、KB4284835で修正されました。お困りの方は6月度以降のアップデートを適用することで直ります。
以下、Update 1~2は古い情報ですが、また同様の現象が発生するようなことがあれば使えるかもしれないので一応残しておきます。
(Source:The Hacker News / McAfee)
Windows10のCortanaを悪用することで、第三者によるロック画面の解除が可能だったことが判明しました。
ロック画面でWi-Fiを無効にして音声認識でCortanaを呼び出し、適当な質問をしたあとにキーボード入力を行うと、ロック画面でも検索画面が開いてしまいます。
2018年6月度のWindowsUpdateでWindows7 / 10に、2018年7月度のWindowsUpdateでWindows8.1にCPUの脆弱性Variant 4 (CVE-2018-3639)の緩和策が実装されました。
これまでに公開された既存の緩和策はVariant 4に対しても効果があるとされており、そのため、Variant 4の緩和策はデフォルトでは無効になっています。より強固なセキュリティを維持したい場合は手動で有効にできますが、その場合、パフォーマンスダウン(Intel CPUで2~8%)があります。Variant 4に関する各社の発表についてはこちらの記事をご覧くださいませ。
以下、Variant 4の緩和策を有効/無効化する方法になります。コマンドプロンプト(管理者)で下記のコマンドを実行してPCを再起動してください。
(Source:Microsoft)
Windows10 v1803 April 2018 UpdateがインストールされたPCにリモートデスクトップ接続をし、UWPアプリに対してキー入力を行うと、キーボード配列が英字配列になる不具合が発生しています。この不具合はIMEが無効の場合にのみ発生し、IMEが有効の場合には発生しません。
例えば、[SHITF] + [2]を押した際、本来なら『"』が表示されるところが、『@』として入力されます。
Microsoftはこの不具合を調査しており、一時的な対処方法として、キー入力の際はIMEを有効にして使うよう案内しています。
(Source:Microsoft Community)
Microsoftは2018年7月以降、MicrosoftコミュニティでのWindows7 / 8.1 / 8.1RTのサポートを中止することを発表しました。これにより、Windows7 / 8.1 /8.1RTに関するトピックにMicrosoft社員からの積極的な書き込みや回答、回答のマーキングなどは行われなくなります。
Microsoftコミュニティ自体は引き続き利用できるため、ユーザ同士の交流は行えるとのことです。
2018年6月8日、Windows8.1 / 10にAdobe Flash PlayerのアップデートとなるKB4287903が配信されました。いつもの脆弱性の修正ですが、既に脆弱性を悪用したゼロデイ攻撃が発生しているとのことで定例外での緊急リリースとなりました。
Flashをお使いの方はサクっと適用しておきましょう。適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。Windows7ユーザの方はこちらからダウンロードをどうぞ。
KB4287903 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用Flashのセキュリティアップデート。
KB4287903 (Windows10系用) ファイル: Microsoft Updateカタログ
Win10用Flashのセキュリティアップデート。各バージョンごとのファイルがあるため直リンクは割愛いたします。手動で適用する場合は上記の『Microsoft Updateカタログ』リンクよりお使いのバージョン用ファイルをダウンロードくださいませ。