【Windows11】 WindowsUpdate 2026年9月 不具合情報 - プレビューリリース KB5124010 ファイル履歴の不具合修正など [Update 8]

WindowsUpdate

Windows11 - WindowsUpdate

日本時間で2026年9月23日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用更新プログラムKB5124010の不具合情報です。

月例の翌々週以降に公開・配信される更新プログラムは『プレビューリリース』(または『プレビュー更新プログラム』)と呼ばれており、新たなセキュリティアップデートを含んでおらず、不具合の修正や機能の追加・改善のみの更新プログラムとなっています。特に問題がなければ次の月例に同梱されます。

『プレビューリリース』は文字通りに早期公開のプレビュー版なため、すぐにでも適用したい不具合の修正がない場合や、実験台になりたくない場合はスルーを推奨いたします。

以下、Windows11 25H2 / Windows11 24H2用KB5124010の不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴 [記事初公開日: 2026/9/23]
① ユーザー報告に『一部ゲームがクラッシュする・起動しない不具合』を加筆。 [2026/9/23]
② 既知の不具合に『Always On VPN接続ができない不具合』を加筆。 [2026/9/24]
③ ユーザー報告に『Fallout: New VegasやOblivionがクラッシュする・起動しない不具合』を加筆。 [2026/9/25]
④ 既知の不具合に『サインイン後、画面が真っ黒になる不具合』を加筆。 [2026/9/25]
⑤ ユーザー報告に『ファイル履歴の不具合』を加筆。 [2026/9/28]
⑥ 既知の不具合に『AC-3オーディオ使用ゲーム・アプリがクラッシュする不具合』を加筆。ユーザー報告の『Fallout: New VegasやOblivionがクラッシュする・起動しない不具合』もこの不具合にまとめました。 [2026/10/4]
⑦ 既知の不具合『ドメインとの信頼関係を失いサインインできない不具合』ですが、日本時間で2026年10月9日にステータスが修正済みへと変更されました。Microsoftは当初この不具合を既知の不具合としてアナウンスしていましたが、実際には修正されてたものの、誤って既知の不具合に入れてしまっていたようです。本不具合の内容を改訂。 [2026/10/9]
⑧ 既知の不具合に『リモートデスクトップ接続に失敗する不具合』を加筆。 [2026/10/15] [New]

Windows11 25H2 / Windows11 24H2用プレビューリリース: KB5124010

基本情報

KB5124010はWindows11 バージョン25H2およびWindows11 バージョン24H2用のプレビューリリースと呼ばれる累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで、機能の追加・改善や不具合の修正などが施されます。ただし、あくまでもプレビュー版であることには注意が必要です。

この更新プログラムに新たな脆弱性の修正は含まれておらず、インストールしなくてもセキュリティ上の問題はありません。

▼機能改善や修正された不具合・更新プログラムのハイライト

◆段階的ロールアウト: 全Windows11 PC向け(※すぐには反映されません)

  • ファイルエクスプローラーに以下のアップデートを行いました(※項目名の日本語ニュアンスは若干異なる場合があります)
    • プレビューペインでWebからダウンロードしたファイルの扱いを変更。「とにかくプレビュー」(Preview anyway)ボタンを押すと、警告を確認した上でファイルをプレビューできるようになります。PDFなど、HTML以外のファイルは自動的にプレビューされるようになりました
    • ホーム画面において、セクションの状態(展開または折りたたみ)が保持されるようになりました
    • 詳細ウィンドウでクラウド上のファイルのサムネイルプレビューがより安定して表示されるようになりました。ペインのレイアウトも変更され、ファイルのプロパティを確認しやすくなりました
    • アドレスバーの右側付近をクリックして編集モードに入った際に、アドレスバーの内容が消えてしまう不具合を修正
  • 絵文字に以下のアップデートを行いました
    • Emoji 17.0に対応し、新しい文字が追加されました
    • 既存の絵文字のデザインをいくつか改良
  • ウィジェットにヒントウィジェットを追加
  • 『設定』 → 『個人用設定』に以下のアップデートを行いました
    • 『背景』ページの信頼性が向上
    • DIB画像をデスクトップの背景(壁紙)に設定できるようになりました
    • 新しく作成されたアカウントでのデスクトップのスライドショーの信頼性が向上
    • 『背景』ページでのプレビューの解像度が向上
    • 縦向きモニターをにおける背景のプレビュー表示を改善
    • 壁紙を短時間で連続して変更した際の処理の信頼性が向上
    • 壁紙が自動的に画像に戻ることがなくなりました
  • Bluetoothに以下のアップデートを行いました
    • 音声通話中に、Bluetooth Classic Audioアクセサリのボリュームコントロールを操作して音量を調整すると、Windowsシェルの音量フライアウトが表示され、新しい音量レベルを視覚的に確認できるようになりました
    • PCとの接続が切断されたアクセサリにおいて、Windowsに表示される接続状態の精度が向上
    • 『設定』 → 『Bluetooth とデバイス』ページの安定性が向上
    • Bluetoothがオフになっているにもかかわらず、『設定』 → 『Bluetooth とデバイス』ページでは切り替えスイッチがオンと表示される不具合を修正
    • Bluetoothオーディオの安定性と互換性が向上
    • 一部のBluetooth Classic Audioアクセサリにおけるマイクの互換性が向上
    • Bluetoothオーディオのストリーミング中にクラッシュ(エラーコード0x139)が発生することがある不具合を修正
    • LE Audio製アクセサリの信頼性とパフォーマンスが向上
    • 共有オーディオの信頼性が向上
  • 『設定』 → 『アクセシビリティ』に以下のアップデートを行いました
    • 『アプリを最大化して開く』(Open apps maximized)機能を追加。この機能をオンにすると、アプリ起動時に最大化の状態で起動します。この機能は『設定』 → 『アクセシビリティ』 → 『視覚効果』にあります
    • キーボード入力、ゲームパッド入力、またはナレーターを使用する際のBluetoothクイック設定ページのナビゲーションを改善
  • 拡大鏡に以下のアップデートを行いました
    • アイコンのデザイン、ツールバーのデザインを変更
    • この変更後も、表示モード、ズーム操作、キーボードショートカット、読み上げ機能は、いずれも以前のバージョンとまったく同じように動作します
  • 『設定』に以下のアップデートを行いました
    • 『設定』 → 『Bluetooth とデバイス』 → 『プリンターとスキャナー』の信頼性が向上
    • 『設定』 → 『アプリ』 → 『インストールされているアプリ』において、アプリのバージョン番号が上に表示されるようになりました
    • 12時間表記と24時間表記を切り替えた際に、選択した時刻形式が反映されるようになりました
    • 『設定』 → 『Bluetooth とデバイス』 → 『カメラ』 → 『複数のアプリにカメラの同時使用を許可する」オプションの設定が、より確実に保持されるようになりました
  • タッチパッドに以下のアップデートを行いました(※項目名の日本語ニュアンスは若干異なる場合があります)
    • 『設定』 → 『Bluetooth とデバイス』 → 『タッチパッド』に『1本指でのスクロール』(Single-finger scrolling)と『自動スクロール』(Automatic scrolling)機能を追加
    • 2026年7月のKB5101684でも『スクロールとズームの速度』『加速スクロール』といった機能が追加されています
  • Copilotキーに右CTRLキーまたはコンテキストメニューを割り当てることができるようになりました
  • 『設定』にカメラロールバックアップ機能を追加。『設定』のホーム画面またはアカウント画面からこの機能をオンにできます。この機能が利用できるかどうかは使用するデバイス等によって異なります
  • フォントに以下のアップデートを行いました
    • Ebrimaフォントにガライ文字とベリア・エルフェ文字をサポート
    • EbrimaのAdlamグリフのデザインを改良・Unicode標準に準拠
  • Windows回復環境(Windows Recovery Environment / WinRE)に以下のアップデートを行いました
    • WinREがWindowsにすでに保存されている対象のWi-Fiプロファイルを自動的に再利用できるようになりました
    • Mobile device management (MDM)プロバイダー向けに、WinREの管理機能を拡張するためのリカバリーリモート管理プラグイン(recovery remote management plug-in)を追加。詳細は『Recovery Remote Management Overview』のページをご覧ください
  • キオスクモードに以下のアップデートを行いました
    • 制限付きユーザーエクスペリエンスのキオスクを使用している場合、[Windows] + [TAB]キーのキーボードショートカットが無効になりました
    • シングルアプリキオスクモードを使用している場合、[Windows] + [A]キーおよび[Windows] + [C]キーのキーボードショートカットが無効になりました
  • 『ファイルと設定を新しい Windows PC に転送する』(PC-to-PC Migration)機能は利用できなくなりました。代わりにWindowsバックアップをご利用ください
  • ノートPCにおいて、ACアダプターからバッテリーへ移行したという誤検知や表示などを修正

◆通常ロールアウト(※こちらはすぐに反映されます)

  • カメラアプリ等において、内蔵カメラが動作しなくなる不具合を修正
  • ファイル履歴が正常に動作しない不具合(ドライブを再接続してくださいといった内容のエラーメッセージが表示されるなど)を修正
  • Sysmon (System Monitor)に以下のアップデートを行いました
    • 予期しないメモリ使用が発生し、改ざん検出の信頼性が低下する不具合を修正
    • ブラックスクリーンエラー(BSoD)が発生する恐れのある不具合を修正
    • プロセスの改ざん検出に関する不具合を修正

追加情報

Windows11 24H2のHomeおよびProエディションは、日本時間で2026年10月14日にサポート終了となります。2026年10月14日のWindows Update / セキュリティ更新プログラムが最後となり、それより後にはセキュリティ更新プログラムが提供されません。つまり、そのままWindows11 24H2を使い続けると、PCが脆弱な状態になります。

引き続きセキュリティ更新プログラムを受け取るにはWindows11 25H2 (あるいはWindows11 26H2)へとアップデートする必要があります。

なお、企業・組織向けのWindows11 24H2 Enterprise、IoT Enterprise、Educationエディションは、日本時間で2027年10月13日までサポートされます。

追加情報2

上述していますが、本更新プログラムにて、以前から問題になっていたファイル履歴が正常動作しない不具合が修正されています。この不具合にお困りだった方は本更新プログラムKB5124010をお試しください。

不具合情報

KB5124010には以下の既知の不具合とユーザー報告の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

当初、Microsoftは、以下の『ドメインとの信頼関係を失いサインインできない不具合』はKB5124010でも発生するとしていましたが、2026年10月8日17:09(PT)付け(日本時間で2026年10月9日)で、KB5124010にて修正済みとしました。

修正されていたものの、誤って未修正として既知の不具合に記載していた模様です。

以下は実際には修正済みです。


日本時間で2026年9月9日以降にリリースされた更新プログラムをインストール後、Active Directoryドメインとの信頼関係を失い、有効なドメイン資格情報を入力しても対話型のサインインができなくなる場合があります。

詳細は以下の記事参照。
・ドメインとの信頼関係を失いサインインできない不具合。Windows11にて発生。KB5124008やKB5129195に起因

Microsoftは本不具合の対処に取り組んでおり、今後のWindows Updateで解決を予定しています。

それまでの間の一時的な対処方法として、レジストリの編集およびPowerShellを使った回避策をMicrosoftは案内しています。具体的な手順についてはMicrosoftのアナウンスをご覧ください。

日本時間で2026年9月9日以降にリリースされた更新プログラムをインストール後、一部のヘッドセットやUSBオーディオ機器が正常に動作しなくなります。

本不具合の影響を受ける環境では以下のような症状が出る場合があります。

  • デバイスマネージャーに「このデバイスを開始できません。 (コード 10)」と表示される
  • 音が出ない
  • 音量調整が機能しない。または音量が0になる
  • サウンド設定が反応しない。または利用できない

この不具合はUSBオーディオクラス1.0で発生します。

詳細は以下の記事参照。
・MS、USBオーディオやRDS、共有フォルダなどの不具合を修正。KB5129195やKB5129236、KB5129235などを緊急リリース。Windows11、Windows10、Windows Serverにて

一時的な対処方法として、以下の更新プログラムをインストールしている場合、すべてアンインストールすることで本不具合の発生を防げます。

  • KB5124010 (2026年9月23日 プレビューリリース)
  • KB5129195 (2026年9月15日 緊急リリース・セキュリティ更新プログラム)
  • KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)

ただし、セキュリティ更新プログラムをアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

Microsoftは本不具合の解決に取り組んでいるとのことです。

日本時間で2026年9月9日以降にリリースされたのWindows Update / 更新プログラムをインストール後、Always On VPNでの接続に失敗する場合があります。

詳細は以下の記事参照。
・Always On VPN接続ができない不具合。KB5124010、KB5129195、KB5124008など2026年9月のWindows Updateが原因

プロトコルの自動選択を、SSTPのみ、またはIKEv2のみに設定することで、本不具合の発生を防げます。

一部の仮想デスクトップ環境において、日本時間で2026年8月28日以降にリリースされた更新プログラムをインストール後、Windowsにサインインすると画面が真っ黒になる場合があります。

この不具合は主にAzure Virtual Desktop (AVD)ホストでFSLogixを使用している場合に発生するとされています。(ユーザーからはOmnissa HorizonやCitrix Profile Management (Citrix UPM)利用環境でも発生が報告されています)

詳細は以下の記事参照。
・MS、サインイン後に画面が真っ黒になる不具合をやっと認める。Windows11 KB5124008やKB5124010などが原因

一時的な対処方法・回避策として、サインイン後、タスクマネージャーを開いて『新しいタスクを実行する』からExplorer.exeを手動で起動すると、デスクトップが表示されます。

または、本不具合を修正するグループポリシーをインストールすることでも本不具合の発生を防げます。

▼本不具合の発生を防ぐKIR

このグループポリシーは『コンピューターの構成』 → 『管理用テンプレート』に新たに作成されます。グループポリシーの設定を『無効』にして『OK』を押してPCを再起動すれば、本不具合が修正されます。(ややこしいですが、『無効』にすることで更新プログラムの問題部分が『無効』になり不具合が解消されるという意味です)

グループポリシーの展開と構成方法については『How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback』のページをご覧ください。(※英語です。日本語ページもありますが機械翻訳です)

KB5124010をインストールすると、AC-3オーディオによるデコードを必要とするゲームやアプリがクラッシュする場合があります。

以前より報告されていたPCゲーム『Fallout: New Vegas』『Oblivion』がクラッシュするのもこの不具合に起因しているとみられます。

詳細は以下の記事参照。
・AC-3オーディオ使用ゲーム・アプリがクラッシュする不具合。Windows11 26H2や25H2等で発生。KB5124010が原因

一時的な対処方法として、KB5124010をアンインストールすることで本不具合が発生しなくなります。

アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。

[New]

管理者保護(Administrator protection)が有効になっているデバイス・PCに対して、管理者権限のないユーザーがリモートデスクトップ接続をしようとすると、接続に失敗する場合があります。

詳細は以下の記事参照。
・リモートデスクトップ接続に失敗する不具合。Windows11 26H2や25H2などで発生。KB5127648 / KB5124010が原因

一時的な対処方法・回避策として、管理者保護を無効にすることで、本不具合の発生を防げます。詳細については『Administrator protection on Windows 11』のページを見るようMicrosoftは案内しています。

Microsoftは、今後のWindows Updateで本不具合の修正を予定しています。

ユーザー報告
不具合概要回避策

KB5124010をインストールすると、PCゲームの『WARDOGS』が起動しなくなります。

詳細は以下の記事参照。
・KB5124010インストール後に一部ゲームがクラッシュする・起動しない不具合。WARDOGSに影響。BF6は修正済み [Update 1]

一時的な対処方法として、KB5124010をアンインストールすることでゲームが起動するようになります。

アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。

ファイル履歴で以下の不具合が発生する場合があります。

  • 一部PC環境において、ファイル履歴をオンにできないとの不具合報告が出ています
  • ファイル履歴の最後にコピーした日時が更新されません
詳細は以下の記事参照。
・ファイル履歴の不具合はまだ完全に直っていない。KB5124010をインストールしても修正しきれず

一時的な対処方法として、ファイル履歴に不具合が発生しだしたKB5124008以降の更新プログラムのアンインストールをお試しください。

  • KB5124010 (2026年9月23日 プレビューリリース)
  • KB5129195 (2026年9月15日 緊急リリース・セキュリティ更新プログラム)
  • KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)

なお、セキュリティ更新プログラムをアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

できることならアンインストールはせず、ファイル履歴に依存しないバックアップを行うことをおすすめいたします。