MS、サインイン後に画面が真っ黒になる不具合をやっと認める。Windows11 KB5124008やKB5124010などが原因

Microsoftは、Windows11にサインイン後、画面が真っ黒になる不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
一部の仮想デスクトップ環境において、Windows11にサインイン後に不具合が発生する場合があります。具体的には以下。
- サインイン後、画面が真っ黒になる
- デスクトップセッションを手動で開始するまでデスクトップにアクセスできない
- アプリケーションイベントログにWindows Explorerのクラッシュが記録される
この不具合は主にAzure Virtual Desktop (AVD)ホストでFSLogixを使用している場合に発生するとされています。(ユーザーからはOmnissa HorizonやCitrix Profile Management (Citrix UPM)利用環境でも発生が報告されています)
この不具合は2026年8月下旬のプレビューリリースから発生しており、以前からユーザーにより報告されていましたが、今回、Microsoftはやっと既知の不具合と認めてアナウンスしました。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
▼クライアントOS
- Windows11 25H2 / Windows11 24H2
KB5124010 (2026年9月23日 プレビューリリース)
KB5129195 (2026年9月15日 緊急リリース・セキュリティ更新プログラム)
KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
KB5120998 (2026年8月28日 プレビューリリース) - Windows11 26H1
KB5124006 (2026年9月23日 プレビューリリース)
KB5129194 (2026年9月15日 緊急リリース・セキュリティ更新プログラム)
KB5124012 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
KB5120996 (2026年8月28日 プレビューリリース)
▼サーバーOS
- なし
対処方法・回避策
Microsoftはこの不具合が発生した際の対処方法を2つアナウンスしています。
1つはExplorer.exeの手動実行。サインイン後、画面が真っ黒になるなどの不具合が発生した場合、タスクマネージャーを開いて([CTRL] + [SHIFT] + [ESC]キー)、『新しいタスクを実行する』からExplorer.exeを手動で起動すると、デスクトップが表示されます。一時的な対処方法としてご利用ください。
もう1つはKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)のグループポリシーをインストール。以下のグループポリシーをインストールし、設定することで本不具合の発生を防げるとのこと。
▼本不具合の発生を防ぐKIR
- Windows11 25H2 / 24H2
KB5124010 260924_20021 Known Issue Rollback - Windows11 26H1
KB5124006 260924_20071 Known Issue Rollback
このグループポリシーは『コンピューターの構成』 → 『管理用テンプレート』に新たに作成されます。グループポリシーの設定を『無効』にして『OK』を押してPCを再起動すれば、本不具合が修正されます。(ややこしいですが、『無効』にすることで更新プログラムの問題部分が『無効』になり不具合が解消されるという意味です)
グループポリシーの展開と構成方法については『How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback』のページをご覧ください。(※英語です。日本語ページもありますが機械翻訳です)
Microsoftの今後の対応
Microsoftは本不具合の解決に取り組んでおり、今後のWindows Updateにて修正を予定しています。

























