Windows11へのサインイン後に画面が真っ黒になる不具合。Explorer.exeが異常動作。KB5124008やKB5120998等に起因

Windows11へのサインイン後、Explorer.exeが正常動作せずに画面が真っ黒になる不具合が発生しています。
不具合概要
Citrix Systemsのアナウンスによると、Windows ServerおよびクライアントOSベースのVirtual Delivery Agent (VDA)に2026年9月のセキュリティ更新プログラムをインストール後、以下の不具合の発生が確認されているとのこと。
- 再起動から数時間後、新規接続が「接続中」(Connecting)と表示されたまま停止。既存ユーザーはサインアウト(ログオフ)できなくなる
- Windows11などOSにサインイン後に画面が真っ黒になる
ユーザーからの報告によると後者の不具合は、サインイン時にExplorer.exeが起動しない、または起動してもすぐにクラッシュすることで発生しているとみられています。(タスクマネージャーを開いて『新しいタスクを実行する』からExplorer.exeを手動で起動すると、デスクトップが表示されます)
この不具合は主にOmnissa HorizonやFSLogix、Citrix Profile Management (Citrix UPM)利用環境で発生が確認されています。
この不具合の発生が確認されているOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
▼クライアントOS
- Windows11 25H2 / Windows11 24H2
KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
KB5120998 (2026年8月28日 プレビューリリース) - Windows11 26H1
KB5124012 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows11 23H2
KB5122880 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
▼サーバーOS
- Windows Server 2025
KB5122871 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2022
KB5122882 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2019
KB5122876 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2016
KB5123099 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
対処方法・回避策
Citrix Systemsは、Microsoftが公開した以下のKnown Issue Rollback (KIR)のグループポリシーをインストールすることで本不具合を解決できるとアナウンスしています。(が、実際には解決しなかったとの報告が出ています。最後までお読みください)
- Windows11 25H2 / 24H2
KB5124008 260912_00472 Known Issue Rollback - Windows11 26H1
KB5124012 260912_00471 Known Issue Rollback - Windows11 23H2
KB5122880 260912_00473 Known Issue Rollback - Windows Server 2025
KB5122871 260911_18472 Known Issue Rollback - Windows Server 2022
KB5122882 260911_18471 Known Issue Rollback - Windows Server 2019
KB5122876 260911_18474 Known Issue Rollback - Windows Server 2016
KB5123099 260911_18473 Known Issue Rollback
このグループポリシーは『コンピューターの構成』 → 『管理用テンプレート』に新たに作成されます。グループポリシーの設定を『無効』にして『OK』を押してPCを再起動すれば、本不具合が修正されます。(ややこしいですが、『無効』にすることで更新プログラムの問題部分が『無効』になり不具合が解消されるという意味です)
グループポリシーの展開と構成方法については『How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback』のページをご覧ください。(※英語です。日本語ページもありますが機械翻訳です)
ただ、上記グループポリシーをインストールしたユーザーからは不具合が解決しなかったとの報告が出ています。
上記グループポリシーのリンク先はMicrosoftとなっており、間違いなくMicrosoftが公開しているものではありますが、Microsoftからはまだこのアナウンスが公開されていません。Microsoftよりも先に、なぜかCitrix Systemsがアナウンスしている状況です。
上記グループポリシーが効果がなかった場合の一時的な対処方法・回避策としては、日本時間で2026年9月9日に公開されたセキュリティ更新プログラム(およびその前に公開されたプレビューリリース。Windows11 25H2 / 24H2だとKB5120998)をアンインストールすることで本不具合の発生を防げます。
ただし、2026年9月9日のセキュリティ更新プログラムをアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
更新プログラムをインストールしたままでの「サインイン後に画面が真っ黒になる不具合」の対処方法としては、(上述していますが)タスクマネージャーを開いて『新しいタスクを実行する』からExplorer.exeを手動で起動すると、デスクトップが表示されます。


























