ヘッドセットやUSBオーディオが正常に動作しない不具合。Windows11 KB5124008などに起因

WindowsUpdate

Windows Sound / Audio Issue

KB5124008などに起因して、一部のヘッドセットやUSBオーディオ機器が正常に動作しない不具合が発生しています。

不具合概要

日本時間で2026年9月9日にWindows11のWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)をインストールすると、一部のヘッドセットやUSBオーディオ機器が正常に動作しなくなります。

この不具合はUSBオーディオクラス1.0で発生します。具体的には以下のような症状が起こります。

  • デバイスマネージャーに「このデバイスを開始できません。 (コード 10)」と表示される
  • 音が出ない
  • 音量調整が機能しない。または音量が0になる
  • サウンド設定が反応しない。または利用できない
  • 通常のステレオモードでは動作するものの、3Dオーディオや8chモード、7.1chモードになると正常に動作しなくなる。例えばコントロールパネルの『サウンド』(mmsys.cpl)の動作が不安定になったり、VB-Audio VoiceMeeterで使用しようとするとエラーが表示されたりする

一例を挙げると、HyperXのゲーミングヘッドセット、Cloud Orbit Sがこの不具合の影響を受けることが確認されています。

この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。

▼クライアントOS

  • Windows11 25H2 / Windows11 24H2
    KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows11 26H1
    KB5124012 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)

Microsoftの対応 [2026/9/15追記] [New]

この不具合は、日本時間で2026年9月15日に緊急リリースされたWindows11 25H2 / 24H2用KB5129195などで一部修正されました。詳細は以下の記事をご覧ください。

  MS、USBオーディオやRDS、共有フォルダなどの不具合を修正。KB5129195やKB5129236、KB5129235などを緊急リリース。Windows11、Windows10、Windows Serverにて

対処方法・回避策

本不具合の一時的な対処方法・回避策として、KB5124008をアンインストールすることでヘッドセットやUSBオーディオ機器が正常に機能するようになります。

本不具合にお困りの方はKB5124008のアンインストールをご検討ください。ただし、KB5124008はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

アンインストール手順は以下。

▼更新プログラムのアンインストール方法

1.)
『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新の履歴』 → 一番下にある『更新プログラムをアンインストールする』を選択してください。

2.)
当該更新プログラムの『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。

WindowsUpdate更新プログラムのアンインストール方法

3.)
アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『更新の一時停止』から停止する期間を選択してください。また、『利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する』を『オン』にしている場合は『オフ』にしてください。

Windows11: 更新の一時停止