アプリがフリーズする不具合。クラウド上のファイルを開いたり保存時に発生。Windows11、Windows10、Windows Serverにて。2025年1月のWindows Updateセキュリティ更新プログラムに起因

WindowsUpdate

Microsoft - Issue

Microsoftは、一部のアプリにおいて、クラウド上のファイルを読み込んだり、保存したりすると、アプリが応答しなくなる・フリーズする不具合が発生していることを発表しました。

不具合概要

日本時間で2025年1月14日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)以降(2025年1月18日の緊急リリースを含む)をインストールしたWindows環境において、OneDriveやDropboxといったクラウドストレージ上のファイルを開いたり、ファイルを保存したりする際、そのクラウドストレージを利用するアプリが応答しなくなったり、エラーが発生したりする場合があります。

この不具合には、『Outlook (classic)』も含まれます。

例えば、OutlookのPSTファイルがOneDriveに保存されていると、Outlookが応答しなくなったり、タスクマネージャーからプロセスを終了するかPCを再起動しない限りOutlookが起動できなくなったり、送信済みメールが『送信済みアイテム』フォルダーに表示されなかったり、以前にダウンロードしたメールが再びダウンロードされるといった不具合が発生します。

Microsoftは別途『Outlook (classic)』についてのみ言及したサポートページを公開していましたが、今回、新たに(あるいは改めて)、本不具合の詳細が発表されました。

Microsoftによると、この不具合は『Outlook (classic)』だけに限らず、その他のアプリでも発生する場合があるとのこと。また、『Outlook (classic)』にのみ言及したサポートページではWindows11 25H2 / 24H2とWindows10 22H2だけで発生するとされていましたが、今回の発表では影響範囲(OS)も拡大されました。

この不具合の影響を受けるOSと更新プログラムは以下。

▼クライアントOS

  • Windows11 25H2 / Windows11 24H2
    KB5077744 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5074109 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows11 23H2
    KB5077797 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073455 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows10 22H2 ESU / Windows10 Enterprise LTSC 2021
    KB5077796 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073724 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows10 Enterprise LTSC 2019
    KB5077795 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073723 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)

▼サーバーOS

  • Windows Server 2025
    KB5077793 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073379 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows Server 23H2
    KB5073450 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows Server 2022
    KB5077800 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073457 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows Server 2019
    KB5077795 (2026年1月18日 緊急リリース)
    KB5073723 (2026年1月14日 セキュリティ更新プログラム)

回避策

Microsoftによると、Outlookに関してはPSTファイルをOneDriveから移動すること解決するはずとのこと。PSTファイルの移動手順については、『How to remove an Outlook .pst data file from OneDrive』ページ(英語ページ。日本語ページもありますが機械翻訳)を見るよう案内しています。(Microsoftは案内していませんが、上記リンク先がわかりにくい場合、『Outlookデータファイル(.pst)がOneDriveにある場合の対処』ページも参考になるかと思います)

もし、緊急のサポートが必要な企業や法人、組織等のIT管理者は、Microsoftのビジネス向けサポートまで問い合わせてほしいとのこと。

その他のアプリでこの不具合が発生している場合は、アプリの開発者に問い合わせるようMicrosoftは案内しています。

Microsoftの対応

Microsoftは、この不具合の解決策をできるだけ早くリリースできるように取り組んでいるとのことです。