Phison CEO、SSD / NAND不足が10年続くと大胆予測。2026年以降に。そうなる理由とは
Phison CEOであるPua Khein-Seng氏は、2026年以降にNANDフラッシュメモリ(SSDなどで使用されるフラッシュメモリ)が10年間も不足する事態に陥るという予測をしています。
そうなる理由とは何でしょうか。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。
台湾メディアのインタビューにおいて、SSDコントローラーメーカーPhisonのCEOであるPua Khein-Seng氏が、今後のNAND市場について以下のように語った。
SSDの大容量化と低コスト化が進み、HBMメモリ中心のGPU競争からストレージが重視されるようになるにつれ、Pua氏の予測は現実になるだろう。 ― Tom’s Hardware |
あくまでもPua氏の予測のため、実際にどうなるかは定かではありません。しかし、Pua氏はPhison CEOという立場であるため、その言葉には、業界の動向、知識、これまでの経験に裏づけされたものがあるはずです。
Pua氏の予測通りにNAND、つまりSSD不足となれば、価格が高騰し、一般のPCユーザーへの影響も避けられません。いち消費者としては、Pua氏の予測が外れてほしいところですが、はたしてどうなるでしょうか。