NAND価格が約半年で2倍に。Phison CEOが語る。時間が経つにつれてSSDなどの価格上昇が見込まれる

SSD

NAND Chip

SSDなどに使用されるNANDフラッシュメモリの価格が約半年で2倍になったと報じられました。台湾メディアのDigiTimesが報じました。

NANDフラッシュメモリの価格がわずか半年ほどで2倍になったという

SSDコントローラーメーカーPhisonのCEOであるPua Khein-Seng氏によると、世界的なAIブームにより、NANDフラッシュメモリの価格がわずか半年ほどで2倍になったという。

価格上昇は劇的だ。Pua Khein-Seng氏は、一般的なTLC 1テラビットNANDの価格が2025年7月の4.8ドルから、同年11月には10.7ドルへと急騰したと指摘した。また、MLCチップも同様に価格が2倍となった。

2025年10月以降、価格の上昇ペースが加速している。

― DigiTimes

Phison CEOによると、ここ半年ほどでNANDフラッシュメモリ価格が2倍になったとのこと。恐ろしい値上がりっぷりですね。さらに、2025年10月以降、値上がりペースが加速しているといわれています。

つい先日も、SanDiskがNAND契約価格を50%引き上げると報じられました。今後、時間が経つにつれて、SSDやUSBメモリ、microSDカードなど、NANDフラッシュメモリ製品の価格上昇が見込まれます。

少しでも安く買いたい人は、なるべく早いうちの確保をご検討ください。

Posted by にっち