NVIDIAとAMD、2026年にGPU+VRAM価格を値上げ予定。より高値になるGeForce RTX 5000シリーズとRadeon RX 9000シリーズ
NVIDIAもAMDも、2026年に、グラボメーカーに対してGPU + VRAM価格を値上げする模様です。
中国語圏フォーラム博板堂のリーカー、高手一号氏は以下のようの述べています。
主要DRAMメーカー3社(Micron、Samsung、SK hynix)はDRAM / メモリ価格を大きく値上げしているが、NVIDIAとAMD向けのVRAM (GDDR7やGDDR6ビデオメモリ)に関しては、契約がまだ続いているため値上げを実施していない。 しかし、2026年に入ると状況は一変する見通しだ。 2025年内は契約に基づいてVRAM価格が据え置かれていた。しかし、2026年以降は確実に値上げされる見込みで、その上昇幅も大きなものになると想定されている。 NVIDIAもAMDも、グラボメーカーに対して、第4四半期中はGPU + VRAM価格を値上げしないものの、2026年の第1四半期から値上げを行うと通知している。(※筆者注: NVIDIAもAMDも、グラボメーカーに対して、GPU単品ではなくVRAMもセットで卸しています) NVIDIAとAMDの第4四半期の会計年度は以下のようになっている。
AMDは、早ければ2026年1月からGPU + VRAM価格を値上げ行う。その後、数か月にわたって段階的に値上げされる見通しだ。 NVIDIAは2026年2月にGPU + VRAM価格を値上げ行う見込みだ。NVIDIAが値上げを行うより早くに(例えば1月に)、グラボメーカー側が値上げを実施するかどうかは各メーカー次第だ。 ― 博板堂, 高手一号 |
日本国内において、GeForce RTX 5000シリーズが深刻な品薄状態となっており、ハイエンドモデルは大幅な値上がりをし、ミドルレンジ以下のモデルも徐々に値上がりしてきています。
そして今回、高手一号氏により、NVIDIAもAMDも、2026年以降、GPU + VRAM価格を値上げするとリークされました。
GPU + VRAM価格が値上げされると、当然、最終的なグラボ製品価格にも影響します。つまるところ、2026年以降、GeForce RTX 5000シリーズやRadeon RX 9000シリーズがさらに値上がりしていくことを意味します。
グラボの購入を検討している方はお気をつけください。時間が経てば経つほど、状況は悪化していきます。なるべく早め、可能なら1日でも早い購入を強く推奨いたします。
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